芝大神宮で夏越の祓をうける。
今日は芝大神宮にて夏越の祓を受けてきました。
特に古くは暑き夏に発生する
疫病などを防ぐ意味もあったという
(まあ食中毒とかかな)この儀式
特に芝大神宮バージョンは
中で儀式、外で大祓の儀式、
茅の輪くぐってまた中で儀式で、最後は直会まで
と気合い充分です。
直会では金粉入りの賀茂鶴が振る舞われ
帰って来たら私も夫も酔いつぶれて倒れました。
オフィス街なせいか領収書も渡されたし
戴きものの中に鰻弁当入ってるし
※あとで中身みたら鳥肉弁当だった汗。
こういう書き方すると俗になりますが
初穂料一人3000円では考えられんサービスでした。
儀式中、やたら元気に動き回ってた眼鏡のおじいちゃんがいたのですが
その方がこちらの名誉宮司さまであり
明らかに会社の重役っぽい方からうちら夫婦のように
なんか近所のイベントに立ち寄ったみたいな場違いな者まで
隔てなくテーブルを回ってきました。
「二宮金次郎の銅像みたいに携帯ばっかみながら歩いてちゃいかんぜ、
おっと説教みたいな事いきなり言ってすいません」
とニコニコしながら話しかけてきて、
それぞれアタシの席の人の顔を見つつ何かアドバイス。
アタシは「アナタは明るいね」と言われ元気が出たのですが、
夫は顔をみるなり
「君はもっと本を読め」
と言われ
ゲーム三昧なのがバレた!とショックを受けてました。
(そんな訳で彼は今、食材の切り方の本を読んでます。)
名誉宮司さまに御祈祷して戴いたら
具体的にこちらの願いを神様に伝えて戴いて感動した
なんて参列者の話をきいたり
その名誉宮司さまが外で猫を
「なるちゃん、なるちゃん」
とにこにこ呼びかけてる姿をみてたら
(ちなみに宝くじがあたる猫らしい)
この方は大層人を喜ばせるとか
生き物に愛がある人なのだなと思い
彼の人間性に惹かれました。
人に自分のこと大事に扱われるのってやはり
嬉しいし勇気も元気もでるじゃないですか。
鑑定してて思うけど、
世界は感情で動いてると思うのです。
理性は時々暴走を止めるための知恵であってね
人間の感情を知りつつ
あえてそれを対峙する人間が良くなるよう
楽しくなるように自分の言葉や態度を選ぶことに
善は宿るのではないでしょうか。
なんて事を考えちゃったわ。
もう寝ますしかし酒が回る…
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