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2011年12月28日 (水)

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶって本

グレートフルデッドにマーケティングを学ぶって本
最近ビジネス書の
「フリー」とか
「スタバではグランデを頼め」
とか読んでるんだけど
その流れで新しい本を仕入れたくなって
奇抜な表紙に惹かれて買ったのがこの本。
いや、これ良かった、マジでバイブル!
背中を押して貰った。

とりあえず強烈に共感した事を1つ書くと

デッドは営利目的以外のライブ録音を許可してたってとこ。

だよなあ、
コピーコントロールのCDが出回りだしたあたりから
アタシはなんかこの流れが納得いかなかった。
思春期とか友達との貸し借りとかで沢山の音楽に触れた奴は
売れてるミュージシャンにも沢山いるだろうに、
売れたとたんに権利がどうとかって
音源にコピーコントロールをかけるって
どんだけルーツを忘れた強欲野郎だと思ってきたし
アタシの中では、宣伝力のないマイナーな人間ほど
宣伝効果を得る意味でも流布を許すべきという考えもあり
夢今ではメディアサービスと
自分達以外の客の撮影も許してるんだが
やっぱりその戦略をアリだとしてる先人がいて
すげー嬉しかったのよ。

ファンを仲間とみなしてコミュニティーを作るとか
他にも色々共感することがあり、
多分これからウンザリするほど引用しそうだわ。

世界を変える、社会を変えるってさ
別にミリオンセールスを出すって意味じゃないはずなんだ。

初期のXも、他のバンドがやんなかった事を
沢山やったといってたし
インディーズの良さは自分達が音楽やった上で知り合った仲間の
愛し方と関わり方を自分達で決められることじゃん?

そのフォーマットを完成させてノウハウをバラまく
それこそがやはりユメイマや幡ヶ谷junctionを組織する
アタシの目指すとこなんだよね。

既存のやり方に捕らわれて疲弊する音楽仲間を救い、
既存のシステムを新たなフォーマットの提案という
ウイルスをばらまき日本に合ったスタイルでぶっ壊す
それを本気で狙うところにアタシは表現生活のすべてを懸けてる。

で、この本のさらに素晴らしいところは
l今年の幡ヶ谷ジャンクションに来てくれた
2年前の桑沢卒業生の小川あずさ氏が装丁を手がけてるってこと!
もちろんチームでの仕事だけど、
そういえば自分の初仕事が本になったってメール来てたよな
と思ってはいたけどこの本だったかという驚き。

彼女は厳密には隣のクラスの学生だったのだが
それでも何かとアタシに連絡をくれる人なのですよ、何故か。

それを知ってて買ったんじゃなくて、
いいなと思って買ったらそうだったという出会い方が
知人がやったから買ったではなく
装丁にひかれて買ったものがたまたま教え子の仕事だった
という意味でさらに運命的で感動でした。

と、いうわけでこの本はおすすめです。

日経BPマーケティングより1700円なり。

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