« ウサギからデザインまで。 | トップページ | お墓と食欲。 »

2011年10月20日 (木)

夢今オーガナイズの未来。

夢今オーガナイズの未来。

ちょっと嬉しい事がありました。
12月と2月の夢今に連続して教え子を絵心ゲストとして
呼ぶ事になったんです。
今年に入って卒業生を安定してイベントに参加させられる
ようになったのは、夢今がシステム的に円熟したこと
でアタシの気持ちにも余裕が出来、また学生たちも
卒業後の生活がある程度落ち着いたタイミングが
一致したのだと思うのですが、当初から将来的に
卒業した学生たちが作品を発表する場の一つとして
夢今を機能させたいという構想があったので四年かけて
やっとそれが実現したという感じです。

池袋トライという箱で夢今を開催して一年。
箱の条件が良く、バンドも呼べるようになり、
スペシャルカクテルなど、夢今はよりカラフルに
なった気がします。今は直感でオーダーしている
スペシャルドリンクですが、近いうち、出演者から
アイデアを貰って作ったり、簡易フリマブースを
設けてもいいかもしれません。

と、同時に新たに悩んでいるのは、出演者の募集と
客層の構築です。夢今の信念として、一人で武道館を
埋めるアーティストでなくても、10-15分の時間で
互いの魅力的な部分をぶつけあえば、それに負けない
ショーを作り上げる事が出来るという思いがあります。
それには、出演者も見る側にも、このショーと時間を
トータルで楽しみ、盛り上げるという姿勢が必須になります。

アタシが育ったポエトリーリーディングのオープンマイク
にしろ、渋谷アピアにしろ、そうやって夜を作る上げるのが
当たり前の環境で育ってきたし、その価値が今になって
すごく良くわかります。アピアなんて、自分の出番のあとに
友達と喋ってたら「ちゃんと勉強しなさい」と怒られましたもん。
でも確かにそれは正しかった。

いろんなタイプの弾き語りや詩人を観てきたことは
面白いとつまらないの境目、魅力の打ち出し方、
もしくは他の表現者の魅力の見出し方を鍛えることに
繋がりました。それと、自分を観てくれた誰かを観る、
そこに無理がない相手を組み合わせる、そんなことが
企画の出演者の相性を見定めるのにも役立った。
そしてそのやりとりが機能していることが、場の空気を
良くすることも理解しました。

なんでMCしてるかって、場を流れとして楽しむ手助けを
したい、あと、出演者のテンションをあげたい、そんな思い
もある。出演者の参加費は、イベントへの出資と捉えています。
ライブ映像と写真を得るための予算、そんな感じで。

でも、夢今もマンネリに陥っては詰まらないので、
出演者は開拓します。しかし、それによって悩みが。
目当ての出演者の前後にきて、その出演者が終わり次第
帰るとか、それについてその出演者も帰ってこなくなるとか
最悪、出演者のライブ中にお喋りを繰り広げるとか。
あとは、場所取りで前方にいて、ほぼ他の出演者を
観ないとかとか、そういう微細なことがイベントを壊す
ノイズとなる。ある程度はしょーがない、でも。

場に非協力な客の介入が繊細な表現者のステージと場所を
ぶっ壊しにかかるという痛烈な苦悩。従え、黙れと言うことは
簡単、でも、ステージが始まって1分以内で私語がおさまる
場合、MCの注意が空気を壊すこともあり、ジレジレし、
上手くいかなかった場合は自分を責めたりします。
この前はうっかり、喋ってた夫を罵倒しちゃいました。
表現者とお客を紹介して繋げようとしたって言ってたけど
でも、そのための休憩時間だって取ってるんだっていっちゃて。

欧米のライブハウスなら、同じフロアでだべる客など
当たり前、と人は言いますが、もういい加減ふざけんなって
思うんですよ。
ノルマにせよなんにせよ、不満な点は欧米ではって意見を
肯定する癖的なもの、だったら欧米行けっての。
ここは日本、日本には日本のスタイルがある。
でもね、出演者のパフォーマンス中のお喋り禁止、
出演者観ないの禁止っていったら、いい子ちゃんしか来ませんよ。
そうなると、アングラコミュニティになってしまいます。

かといって、自分のステージが終わったらあとはどうでもいい
なんて出演者をいたづらに増やして、レベルの低いライブカルチャーに浸かってる奴らに迎合するのは苛立つ、だったら赤字で泣いた方が
まだいいわ。

取り合えず、オーガナイズに徹して集客を出演者まかせと
時の運に任せっぱなしにしてた自分を反省し、
出演者用に夢今がどんなイベントかをお知らせするコピペ文
を作ろうかなんて考えています。
会を楽しんでくれる客層が八割を占めれば、多少自由な客が
いても目立たなくなりますし。

あとは夫と何処まで出演するか。メオトマツザキは
ノイズ系なんで他の出演者とのバランスが常に心配ですが
夫の認知をある程度は会の中で出したいんです。

近い将来、アタシが妊娠して体調を崩した場合
もしくは子供が産まれて急な発熱にその子が苦しんだ場合
ピンチヒッターで、夫にMCやってもらうなんて場面も
あると思うので。

だもんでメオトマツザキでステージに上がる時の
メインMCは夫にして少しづつ慣れてもらっている、
そんな昨今です。

しかし秋は…物思いが耐えませんな…
画像はアンニュイなマサカド。

|

« ウサギからデザインまで。 | トップページ | お墓と食欲。 »