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2011年7月18日 (月)

原子力とか節電とか、なんとなく今考えていること。

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昨年マサカドを譲り受けた時、猫シェルターの方から
熱中症にならぬよう、日中は冷房をかけてくださいといわれ
「猫は砂漠出身ではないのか?」
という疑問をもちながらも従っていましたが、
室内が閉め切った状態で40度近くなるとまずいのであって
30度前後なら大丈夫という詳しい情報を聞き
安心して窓の換気で過ごせるようになった昨今です。

表面的な情報とか、それに至る結論だけでは計り知れない事って
ありますよね。原発についてもアタシは反原発にも推進にも
極端に偏れない気分なのであります。ただもう少し
未来を見据えて段階的に動けないのかと、思うのです。

アタシは現状の福島の原発の放射能漏れに留意しつつ
原子力発電所を超える発電設備を作れないのか?
ということばかり考えており、今よりも皆が使用電力を下げれば
他の発電設備で対応することがしやすくなるんじゃないか?
と思い節電についてあれこれ試しております。
の、過程でマサカドのクーラー問題にちっと結論が出せて嬉しかったのです。

アタシは、もう原子力発電所の事故は今回で終わってほしいと思いながら
同時にオゾン層の破壊が心配な人間です。
反原発デモのニュースをみながら、本音をかけば
今原発をとめて火力発電所をフル稼働させて将来、
紫外線のガンがやばい、みたいなニュースがのちに出たら
今反対派で意見書いてた人は「なんであの時原発やめたのか?」
なんて方向に転がっちゃったりするんじゃないか?
とか考えてました。

当初は、福島の原発が今ある原発の中でも古いものだった
という情報も得て、であるなら、3.11以上の地震でも耐えられる
強度と、安全性により留意した発展をするならまだ
原発と共存できるのではないかと考えたり。

でも、事故から四ヶ月あまりが過ぎ、セシウムや食の問題を
みる限り、私たちが抱えたトラウマは相当なもので
これ以上の原発の推進はこの国では無理だろうなと思い、
アタシとしてはそんな中、
シャープと東大がサウジアラビアで取り組もうとしている
原発並みの太陽光発電の実験に希望をみています。
http://www.asahi.com/business/update/0711/OSK201107110137.html
家の屋根の美観は損なわれるけれど、
「ウチ今月節電して、〜円の電気売ったぜ」なんて会話が呑みの席で
出てくるようなそんな未来がくるといいなと思っています。
森ビルとかも自家発電してますよね、美観の問題はデザイナーが
関われる部分も将来でてくるのではないでしょうか?
としたら未来の教え子たちの就職にもいい感じではないですか。

原発は危険だからやめて欲しい、だけでは現状を動かすのは困難です。
人間にはたとえ危険とわかっていても有用性のあるものを
克服して使いたいと思う本能的な心理があると思います。

人を殺せるし、そうやって使う人がいるとわかっていても
人間は刃物を使うし、何人が死んでも美味いからなんとしても
食べたいと思えばふぐだって食べられるようにしちゃう訳ですし、
火災の危険があっても人間は火を使います。
台所周りの例示ばかりですが、でも人間の本能的な
部分ってあらゆる事に対して根本かわらんと思います。
だからエネルギー的に原子力以上、のメリットがあるものを
探し出さなければ本当に脱原発にむけて動かないのではないかと。

そして恐怖では、人は動かせないと思います。
目で見えないうちはなおさらです。
これは鑑定で実感することなのですが、例えば職場に悩むお客さんに
「このままここで仕事したら駄目だって、ストレスで負けるよ!!」
と言ってもお客さんは仕事をまず辞めません。ひどいと
「ああ・・俺このままここにいるとストレスで病気になるのか。。」
とさらに深刻になやんだりしてしまいます。
今やめた場合の金銭的な不安とかは
見えない予言が語る恐怖の言葉に勝ちません。
でも「今の職場やめて移る次の職場で彼女できそうだぜ?」
といえば、次に出会った時には就職情報誌くらい抱えてきてくれるものです。

だから福島に住む事がどんだけ危険かと言っても
動けない人は動けないし、
どうしても動いてほしいならば、やっぱ現地の人と対話しにいくべきで
その心配している思いをまずは伝えにいくとか、
移った先での三ヶ月分くらいの生活の保障ができるような資金を
国や東京電力の対応を待たず募金で集めて提供するとか、
ふるさとを捨てる痛みを補う何かを考えなきゃいけないと感じるんです。
とはいえこの原発問題への対応は家族構成や個人の年齢でも
思う事や対処法は変わるでしょう。

アタシがデモを起こすなら、ガンジーとキング牧師の本を読みあさって
と同時に、上下社会のこの国でお役所の人たちにどう話を聞いてもらうか
ということを考えまくって作戦を立てるでしょうな。
政治家にもお役所にも、それぞれの決まりや考え方がある、
それを否定して、駄目だと言っても話を聞いてもらえないのでは
ないでしょうか。こびる必要はありませんが、彼らのシステムにそった
提示法などはあるかもしれない。

寄り集まって反対を叫んで正義を叫べば何とかなるというのは
団塊の世代の負の遺産ではないかと正直アタシは思っています。
誰だって必要以上に頭を下げず、対等な立場で思った事をぶちまけたい。
でも、本当の意味で対等に対話する社会を作るには
アタシたちの世代は、真剣に何かを変えたいと思うジャンルに対して
かっこわるい立ち回りをして耐える時期がどうしても必要に感じます。

要は、原子力発電所にかわるクリーンで安全な発電技術を研究している
人の情報を追ってそれを支持したいし、福島の農家や畜産業の人が
二、三年農業に従事しなくてもいいくらいのお金を提供できたら
無理してこの場所で野菜作ったりしなくて済むんじゃないかな、
と考えたり、同時に原発を速攻停止せよというデモよりは
今原発の近くに居住している人に十分な現状の説明と、もし事故が
起きた場合の対応を明示するシステムを作れ!という運動に興味がある
今はそんなアタシなのです。

これは少ない情報量の中でアタシが個人的に考えていることであって
議論に耐えうるほどの強度はありませんが、何となく一回書いてみたく
て書きました。アタシなりに希望を信じて。
でも、やっぱまとまりはないなあ・・・・駄文すいません。


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コメント

私も似たような事をずっと考えていました。
日記を読んで同じ思いの人がいてホッとしてます。
デモをする事は悪いことだとは思わないけれど、
言い切ってしまう恐さを感じつつ、
あのパワーを違う形で、もっと合理的な形にならないだろうか…なんて、
思っていてもなかなか上手く言葉にならない感じだったので。
中途半端でいたいわけではなく、こんな時だからこその中庸で。

投稿: jikky | 2011年7月18日 (月) 21時52分

Jikky>結局今自分には何が出来るのか、これにつきるのでしょうね。

投稿: ヴィヴィアン | 2011年7月20日 (水) 00時44分

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