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2011年3月19日 (土)

ゼロワンは善か?

ゼロワンは善か?

一週間前の夕方、外の通りにはたくさんの帰宅を求める人が
列をなして歩いている中、アタシは御上にお伺いをたてました。

ネイティブアメリカンで言うところのグレートスピリッツに近い
(とアタシが勝手に思っている)アメノナカヅチノカミさまに。

「今回の震災に巻き込まれた人を一人でも多く救済することは
できませんか?」と。

「ミトラよ、私たちは作用に過ぎない。適切に反応しカタチを形成する
生死を決めるのは君ら自身なのだ。」
その声は言いました。

どんなにいい人でも事故や災害に巻き込まれてしまうのは
生き抜くことにそれだけの意志や目的が足らないのだ
と、とある本に書いてあったのを思い出しました。

自身がどう生きたいのか?を突き詰めよ
というコトバは説得力があれど何かがたりない。

そう考えていると御上はたとえ話を。

とある50人の村があり、そこに津波がやってくる。
本能的な勘でその村にある山の頂上まで逃げなければならないと
悟った人間がほかに五人いる。
そのうちの一人は周りがどうあろうと関係なく
迷い無く頂上にたどり着いた。

そのうちの一人は、
中腹まで逃げれば大丈夫であろう、
という30人のパーティーにまざってしまい
自分の勘を信じられずに彼らに迎合し波に呑まれた。

そのうちの3人は一緒に行動することが出来
励ましあって頂上まで逃げ延びた。
多くのスピリチュアルにはまる人間、
もしくはこの関係の仕事に従事する人間がめざすのは
すくなくともこの三人のようなパーティーが形成でき
もしくは最初に頂上を自らの意志で目指しきった人間、
ここではゼロワンになることだと思います。

しかしさらに一人、
頂上を目指していたがその途中で負傷して逃げられずにいる
村人を発見してしまった者がいて
そのもの、ここではゼロシクと呼びましょうか、彼は
結局道を戻ってしまい助けに行ったものがいる・・・・

ここまで見せると御上はその先をアタシに考えるように促しました。

これは極論であり、実際の被災の現場ではもっと
問題は複雑であり感情も入り組んだものが無数に存在していたと思われます。

この対話は抽象的であるし。
しかし、アタシはこの対話で少なくとも天罰とか前世の罪が
生死をわける原因ではないと思うに至りました。

そして、神的な判断をしたゼロワンは善か悪か?という命題が。
ゼロワンが誰よりも早く山を登り、ふもとの民にむかって
「ここまで来い、さもなくば危うい!」と叫んだとしたらそれは
善かもしれない。

ですが、アタシが一番気にかかり
御上も愛してやまないのはゼロシクな気がしてならない。
少なくともゼロシクの判断には感情と、人間しか導けない答えがある。

一番成功するセオリーを投げたゼロシクには
それでも強靭に生き延びる、という自分で決めた意志が発生すると思うのです。

御上は、人の心に宿る息吹に反応する
これはアタシが鑑定でたくさんの人に対して御上の言葉をおろし
一緒に考えた結果感じたことです。

すがった結果、状況の好転を過信し、努力を怠った人間(客)を
御上が救った事例は一度も無かった。

生き延びること、そして生き切る事
ただこれは単純に寿命を長くすることだけを言ってるんじゃないです。
もっと言うなら生き切るとは
一つ一つの自分の行動にきちんと納得するように歩みそれを積み重ねること。

わが人生に悔い無しと言わせるのは
何か偉業をなしたかどうかよりも、
自己の行動への納得の蓄積で決まるのだと思います。

今生きているあたしたちは、少なくともそれをやり抜く必要がある。
それぞれの状況下や条件で。

一週間前の朝、セバスの隣でまわりおはようをいって目覚めたとき
同じように普通に挨拶し朝を迎えた人が
今日少なくとも六千九百人いない。

そのことが切なくて悲しくてお悔やみを申し上げるなんて
簡単にコトバでどうにかなんか出来ないです。

でもアタシにはアタシが死んだときに
「ヴィヴィアンらしい」といわれるように生を全うすることが
周りが一番泣かずに済むと思うので

今日も暖房つけないのが寒いので入籍式の残りの酒を飲み
究極の節電にはファックしかないみたいなことを
思ったり口に出したりしてマイミクを減らしたり
鑑定の予約数をダウンさせたりするわけです。
(イタイのよ色んな意味で)

祈ります、アナタの死は無駄ではないと
誓います、アナタの死を無駄にしないと
信じます、今の精一杯を傾けている人たちを
そして、アタシは生ききります、アタシの世界が終わるその日まで。

くだらない一人の女に戻ります。

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