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2011年2月15日 (火)

音楽を止めようって考えて過呼吸した日。

音楽を止めようって考えて過呼吸した日。
切羽つまってる時ほど、支えになる恋人が欲しいのに
そういうときに限って出来ないのはなんでか?
という命題の答えが最近やっとみつかりました。

恋愛とは、時間を使うものなんです。というか人間とわかりあうのには
それ相当の労力とエネルギーが要る。それは相性がよくて分かり合っていようが
必要なこと。だから切羽詰るほどお仕事してる人に恋愛などぶっこんだら
やっていけなくなるんで御上はそういう時間を組み込んでも大丈夫なタイミングを
待ってるんですね。だからきっと恋愛と代替可能な軽い趣味とか気分転換とか
そういうのに使う時間を生活に入れたほうが恋愛しやすいかもですよ
顧客の皆様。

・・・というのは前置きで、うちのセバス君のバンドがユーストリームに進出した
記念すべき日にアタシはと言えば雪のサンシャイン60のカフェで
音楽をやめよう、なんてことを密かに考えていました。
アタシ、年に三回くらい許容量オーバーになって三日くらい引きこもることが
あるんですが久々にそれが来てしまったのです。

今までなら、アタシ一人だったんで引きこもりもアリでしたが今は同居人も猫も
いるからやっぱいかんよなと思って、ティナ・シーリグのベストセラー本を読んでました。
「20歳のときに知っておきたかったこと」ってヤツです。

したら中に「人が抱えられる案件はせいぜい三つでそれを超えると
途端に処理能力がおちる」という項目がありました。アタシは、確実にそれを
超えてます。そしてどっかでね、アタシは恋愛とは一人の人間とガチで分かり合う
時間と労力を使うものっていうことを気づかないでいたんですね。
いや、認めなかったってのが正しい。

どんなに協力的な旦那さんでも、何を協力してもらうか、どうしてそうなのかは
言わなくちゃいけない。普通にデートもしたいし。今までのアタシはおそらく
音楽と鑑定と家事の三つだったんです、でも今は恋愛がある。その四つを抱えて
精神的に取り落とすという失態をしてしまった。鑑定は生きていくのに必要で
家事は精神衛生上はしょれぬ・・・としたら何を?・・・音楽しか融通が利くものが無い。

・・・音楽を、やめるか。

そう思ったらちょっと苦しくなり、お茶飲んでセバスの帰りを待ち、気持ちを落ち着けて
切り出しました。

「音楽を、やめようと、思う」

一人でいくつか抱えるのに限界がある。大事なものが出来たので、それを
やめられない。だからこういう結論をだしたんだけど、と。ちょっとセバスは
驚いていたけれど「僕も君と一緒にいて学んだり日々動く感情があるし、
きっとそれは無駄にならないよ」とにっこりしました。

でも、

なんか

胸が

痛い。

言葉にすればするほど、なればなるほど、それが現実になる実感がわいて
昔結婚寸前まで行った人を作品を作りたいと言う理由で振った日のこととか
思い出してズキズキしてきて、気がついたら「でもいつか、アタシが表現することを
とって別れると言い出したらごめんなさい」とも言ってしまい「こうするしか
今はないけれど、でも胸が痛くはあるんだ」と口にしてなんだか曖昧なことになりました。

君の音楽が必要だっていってくれる人がいてくれたら

と思う自分が一瞬浮かんで、でも同時に、それが疎ましくなることもある
ことも思い出して、ああ、とため息ついてその日はセバスに
「ごめんね、今アタシ君が水深30mなら今100mくらいの悩みだから」
と訳のわからない解説をして背中を向けて寝ました。

自己満のレヴェルでしか伝わらない表現者の自分の自由が寂しかったです。
でも誰かの言葉で表現を続けようとするときは弱気なときで、同時に
誰かの支えを期待して表現しようとするのも無理なんです。人は誰かに
寄りかかりたいものだけど、だからそうならないようにするために
抑えることにしたんだけど。

一回やめたらしがみ付いている気持ちが解消されて、逆に音楽やってく
道が見えるかもしれないし、本当にまた引き離されてしまう恐怖も
そうやって出来た子供に「アンタを産んだからアタシは一番やりたかったコトを
あきらめたのよ!」といってしまうのではないかとか・・・考えすぎですね
わかってはいるんですが。

セバスはセバスなりに考えてしまったらしく、朝6時出勤だったのに
散らかった床を少し掃いていきました(ごめんね)

そんなことを考えながら朝歯磨きをしてたら目頭にホワホワホワと
豊川稲荷の境内が見えてきて、そこに教科書体のような字がバッと
みえました。

「そんなに好きならやめなくていいじゃない、ここにきたら?
一緒に続ける方法を考えましょう。」

丸ビルOL25歳くらいの外見のダキニ様が見るに見かねて声をかけてくれた
とアタシは思って、と、同時にああ、アタシは今のこの気分に寄り添って
誰かに一緒に考えて欲しかったんだなと思いました。

そういえば、言い当てることに夢中になって、人の相談に心を重ねて
考えるってこと少しおろそかになってるのかもなんて反省もしつつ。

気をつけよう。

そして音楽をやっぱ、やりたい。

たとえ新撰組リアンに集客で負けても、アタシは何とかして音楽を続けたい。
明日、赤坂までダキニ様に会いに行こうかな、なんてちょっと考えている
冬の夕方です。

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