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2010年11月16日 (火)

初だしライブ動画「星降る夜とあの子の憂鬱」歌詞と解説

2010/11/10(水)大久保水族館にて
撮影:あいこ@まぐだらのこざる
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「星降る夜とあの子の憂鬱」
作詞・曲 六九狂ヴィヴィアン

アンティーク気取った扉揺らして
マシュマロみたいなあの子笑うよ
久しぶりだね、元気だった?
棒読み口調目も合わさない

ああ・・・あなた知らないの?あそこにはねって

シャンデリアの灯り全部飲み込む
夜のサングラスいびつな形
流れ星一つ誰かのグラス
右から左へ二回リピート

ああ・・・アタシのおじいさんは埋められたって
聞いた話よ本当のとこは知らないけれどね

白い湯気吐き出すマンホールの上
横切った猫獲物くわえ
振り返った背中の向こうで
星空はバーレスクレイン

店の外では浮浪者一人
眠りにおちる排気口の上
ベタついたひげアゴで絡まり
幸せそうに寝返り打った

ああ・・・地下鉄の響きが彼のララバイ

ドライマティーニ二杯飲み干し
こぼれた灰を指でつぶして
頬をつねって感じないから
下から少し埋められたい

なんて・・・言ってみただけよ
意味はない意味はない だけどねだけどね

震える孤独をもてあまして
触れ合った狂気に身をゆだね
互いを神様に仕立てあって
思い出になればいい

あの子は何も聞いちゃいないんだ
もう聞き飽きたというくせに
あの子は何も見えちゃいないんだ
全部見飽きたというくせに
もう傷だらけと騒ぐのに
あの子は何も触れちゃいない
それでも僕はかまわない
見上げた空にバーレスクレイン

ライライライラライライラライラ
ライライライラライラライライ・・・・

★曲解説(いらない人は読まぬこと)

メロディーだけはなんとなく一年以上前からあって
すでにあったビート詩を改変して埋めるつもりでした。
しかし、メロディーを弾いているうちに
NYの街角の湯気をたてるマンホールの情景がみえてきたので
それと新橋と有楽町の感じを合わせた流星群の
降る街をちゃんぽんで設定しました。

最初の場面はミッシェルのデビルスキンディーバのオマージュです。
昨日の記事の続きですが、頭の中で男女どちらの視点で
スイッチバックしても歌えるようにストレスがかからない程度に
助詞を抜きました。

設定では、扉をくぐると白い肌で豊満な女がすでにいて
棒読み口調で一方的に話すのですが、
男のほうが久しぶりといってるのにいきなりかみ合わない
話題を女が振ってるのでもいける感じです。

秋のバンド練習の時に男子二人が
「AVは今、絡みがはじまるか否かの空気んとこにぐっと来る」
といってたのが興味深かったのでその心理描写で進行することに。

こいつと今夜関係を何処までにしてやろうか?勝負かけるか?
という駆け引きを含めた男女のやり取りって、途中途中
会話が途切れて要らんものをみたり描写するとこがあると思うんです。
その心理描写を空気でだすのと

けだるい会話で進行して歌謡曲のデュエット曲みたいにならないように
映画のカット割りの要領で男女と関係ないシーンを挟んでみました。

アタシの最寄り駅の近くって地下鉄の排気孔の上にこの季節
ルンペンのおじさんが温風があったかいからよく寝ていて
いつかこれを詩に入れたかったので丁度いい!みたいな。

で、後半に入るわけですが
高校時代に天使の涙という映画でカレンモクが殺し屋の腕を噛むのですが
エキセントリックな女のわがままってグラッときませんか?
今回は酔った女が潤んだ瞳で男をじっと見ながら
自分で自分のほっぺをつねって
「アタシ・・・ほっぺをつねっても最近何も感じないの。だからアナタに埋められたい」
って言っといてごまかすきわどい感じで性格を作ってみました。

アタシ関係を深くする男女っていうのは(別に同性でもいいけど)
皮膚感覚と衝動の中で互いをその瞬間唯一絶対の存在に昇華してると思うんですね。
その感じを捉えたくてクライマックスにそえてみました。

最後のシーンはベッドの上のモノローグでも
そんなイタイ女をいなす情景でもいい感じでいれました。
ぼかしておくとこの映画は
関係のグレイな男女にも娼婦にも援助交際のおじさんと家出娘にも
その日の気分で出来るので。
言葉と基本情景はわかりやすいけど脳内映画の自由を護る程度に
間口はひろい、そんなのを結構やり遂げた感あり。

この話は全体の情景を俯瞰すると、女の手管に引っかかっていく
男の単純さが出るんだけど、男の主観で最後の歌詞を読んでいくと
世界を知ったつもりで自分の枠を出られない女の浅はかさをエグる内容になります。

心理描写で陰と陽を出してみました。

間奏はWEEZERの新譜の「WHERE IS MY SEX」の大胆さを取り入れようと
意識したんですが出来たものを聞くと、MAD3のEDDIEさんのフラメンコギター
を聞き込んでいたアタシの乙女時代の影響がでててちょっと照れくさくなりましたとさ。

どうでしょう?

こういう解説書いちゃうとつまんなくなるかな?
やめといてって三人以上に言われたらこれで最後にしますね。

というわけで12・8のユメイマあたりはちゃんと歌えるといいな~。

しかしこれを初だししたイベントがファムファタールで、大久保水族館の
入り口ってちょうど古い感じのドアなんです。笑いました。

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コメント

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投稿: Kerry Seaburn | 2010年12月13日 (月) 12時35分

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