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2009年11月 9日 (月)

そんでね、

そんでね、

そんでね、
バンドの練習がはじまりました。
アンプの使い方からわからずモタつくアタシとそれを優しくフォローするアキランブル。
先にセットが終わってアキランブルとセッションを始めるカズキックのドラムの音が
異様なプレッシャーです。

ていうか、二人の前で弾くのも緊張という状態で、でも表現をどーしていいかも
わかんない、という焦りでこわばるチキン31歳。
自分の作った曲なんだから何かいわなきゃいけないんじゃないか?という思い。
でも言葉が浮かばないんだからスタジオ練習になれることにして終了。

二人とうちでご飯を食べながら、よくしゃべるアキランブルと
ひたすら寡黙に話を聞くカズキックを理解する、というミッションをこなす一週目。

二週目以降、アキランブル先生がアレンジの指揮を執り始めました。
しかも的確に。
見違える楽曲!!

今まで人に曲いじられるの壮絶に嫌でした。
俺版のアレンジでやったらよくなるって人間がアタシの楽曲を自慢げにもっていくのがムカついて。

なんでアキランブルのいうことは受け入れやすいんやろ?
と考えたんですが、
それは彼が人をよく見る人間だからであって、
ヴィヴィアンというキャラクターと曲の方向性をはかりにかけて考えてくれているのが
伝わるからだろう、という結論に到達。

アキランブルが自分を殺してそれに徹しているんじゃないかという心配はしてましたが
楽しんでアレンジしてくれているようだったので安心。
逆に何でもかんでも猛禽女のように甘えだしました。

逆に寡黙にドラム叩いているカズキックが今度は心配に。
でも彼が
「アキランブルは俺の知ってるベースプレイヤーの中でも一級だよ」という言葉を聞いたときに
カズキックも彼を信頼してるし、小夜子楽しいって言ってくれてるからOKだな。
と思い以降は安心路線に。

そもそもこれは御上のプレゼントなのだから。
もらったプレゼントに文句つけるほうが失礼だよね。

なんだかんだ人を思いあってしまうトライアングルのバンド練習はこうして過ぎていきました。
(アタシの中では)

そんでね、当日。
緊張する!だの悪いことがおきる!だの動揺するアタシの聞き役になるカズキック。
そういえば、「ヴィヴィアン大丈夫?疲れてない?」とよくスタジオのあとでも気遣ってくれたっけ。
君も相当仕事きつかったのにさ。

さあ、ヴィヴィアンを呼ぼうか!

としょっぱなから盛り上げてくれたアキランブル。
ちょっと感動してしまう。
ライブは・・・・自分のパイパン話などを無駄に披露するMCを挟んで進行。

弦も切れなかった!

でも、弦が切れなかったかわりに繋がったものがあった。

ヴィヴィアンコール。

一人で上海ハニーを弾き出すと、
後ろから二人が飛び出してステージに客を上げ始めました。

大合唱して、さらにアタシの名前を呼ぶ客。
この場合、あきれてドアから去る客を目で追う冷静さは置いといて。

そんでね、
カルクラは二人に会いに来た仲間も多くて。
駄目だのなんだのって言ってきたけど、それでも、
バンドのつながりの中で、盛り上がる一体感ってやっぱあって、

アタシがライブハウス以外の客層を引っ張るだけでは
ライブハウスやインディースが面白いって思わせるには足りないんだと知った。

暴れすぎて倒れたマイクを最前列でノリノリの客がそっと立て直すよな一体感。

ライブを共演者や客としてお互いにお金払って行き来して
でもそこにあるのが付き合いとかじゃなくてレスペクトだったりして
そうやってうん、一体感、なきゃ駄目なんだってアタシは二人とバンドやって知った。

それでね、
アタシの知り合いが次々、
「バンドよかった。」
といいに来てくれたのをそっと聞いていた奴がいた。

アキランブル。

打ち上げして二階でビール呑みながら彼は静かに言った。
「このサポートをやるにあたって俺は流動的に三つのことを考えてた。
まずヴィヴィアンを目立たせることに徹するか
でもヴィヴィアンが俺らを選んだのには理由があるはずだから
バンドの一体感を目指すか。
迷ったけど、俺はどっちもとろうと思った。
さっきヴィヴィアンの知り合いがよかったよといいに来てるのを聞いたとき
俺はそれでよかったんだと思ったよ。」

横ではカズキックが頂き物の食べ物を店の人にもわけていたよ。

一人一人の人間にとってアタシがどんな風に愛されてるかなんて正直わからん。
ぬるく溺れていく自分も嫌だ。

でも、
俺って愛されてるなー、とか
愛される価値がある、なんて前提から
そろそろ生きていってだね

なんかぬかった時にコラッて怒られる人生になんのもいいかなとアタシは思った。

結局プライドが高い女だから、
人に怒られるリスクを負うよりも
自分にきつくして
他人から心配だけをもらう人生を選んでるだけかもな。

そんでね、
アタシは思う。

やっぱ男とヤレないとしても、ロックやりたい。
いや、男とやれても、ロックやりたい。

ところでアタシのブログ、検索ランキングベスト10から
フェラチオ動画ってワードが消えないのと
カルクラ終了後に書いた一発目の日記の書き込みコメントが
どっかのエロサイトっていうのはこのキャラのせいですかね笑。

おしまい。

二人も箱も共演バンドも来てくれたお客さんもみんなアリガト。
展示だけは11/12(木)まで中野moonstepで引き続き観られます。

写真は買ったりもらったりした思い出の品。
お金はあるものを譲った代金で
タバコは極道龍に興奮しすぎて落としたところをすかさず踏まれたプレミアム品。

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コメント

読みました。

誰かが言っていたけど、『ライブは自己満足』。

果たして、このセリフを何処で聞いたか判らないけれど、ライブってのは、お客さんを楽しませてナンボだと思うし、1人でも『良かった』って言ってくれるお客さんが居れば、次も頑張れるモノだと思いまふ。


また、バンドのサポートって、めっさ難しいのではないかな、と思います。
主役(ヴィヴィアンさん)より目立ってはいけないし、控えめすぎてもダメ。
この匙加減って、メンバーを信頼してないと出来ないと思いまふ。

文章を読ませて頂いた感じでは、すっげーカッコいいバンドになってるみたいですね。

投稿: 至峰山人 | 2009年11月 9日 (月) 21時27分

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