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2009年10月30日 (金)

六九狂企画革命マニュアル③入場料とネット広報戦略について

迷いは若干ありますが、最近のイベントは当日と前売りを別価格にするのはやめています。事実上、どのバンドも「うちのバンドの名前いったら前売り」とか「ブログ観たら前売り」とかいうことで、前売りが入場価格になってるからです。インディースミュージシャンってのはお客さんが仕事と自分のライブをはかりにかけたら仕事に負ける存在です。当日なんかのラッキーがあって仕事がなくなってライブに行けるようになったお客さんが、当日だと高くなっちゃうんだよなあ….といって尻込みされるほうがイタイ。だったら前売りとかいっそ要らなくないですか?という意見提示をしたいって気持ちもアタシにはある。でも前売りを廃してしまうと事前に来る客が把握できなくなって不安は増すので、予約してくれたら簡単なグッツを配る等の措置はもうちょっと余裕があったら考えたいとこです。

そして、アタシの広報活動に致命的なミスがあるとすれば、myspaceとHPを持っていないことでしょう。あとは音源と。すべてライブ重視にして走ってしまった結果ではあります。そんぐらい、アタシはwebを重要なツールと認識しています。

音楽始めた最初の頃、活動の方向性を探るためにパンクのドキュメントムービーを見漁っていたのですが、その初期パンクを支えていた中年が口々に「現代のパンクの可能性はインターネットの中にある」と言ってたのが強烈な印象に残ったのです。そして一人でしかも多忙な日々のスケジュールにおいて、会場を回るとか一人一人に連絡とるとかする中での疲労や精神的なダメージを追うことよりも、webで広報戦略を実践的に観につけたほうが将来的にプラスと踏んで今に至ります。おかげさんでユメイマだけは大分運営が楽になりました。

何度も言いますが、アタシのライブに来てバンドカルチャーに慣れてもらう、というコンセプトを掲げている以上、バンドの魅力は最大限に伝えなきゃいけないし、ブッキングを流れでみて、イベントを楽しむっていうのにも慣れてもらわなきゃならない。なんでアタシは自分の企画には明確なコンセプトを掲げるようにしてます。「今夜はこんなバンド」という前提があったほうが、「ヴィヴィアンのチョイスと意図を楽しむ」という楽しみを提示出来るからです。自分の企画だからといってトリをやらない、というのは流れを重視して試行錯誤した結果です。弾き語りがバンドの後でトリやって盛り上がっても、共演者の客としてやってきた一見さんは「ああ、ヴィヴィアンのファンの人たちだね」みたいな慣れ合いの空気しか感じてくれない。だったらアタシのファンとか友人はアタシが何番目だって見てくれる訳ですから、一見さんには「企画者なのにトリをやらない、この人はイベントとしてこの夜を提案したいんだな」と思われたほうがトータルでみたらオイシイ。なんで最初からある程度の客入れるために去年の8月のイベントは一番最初とダレがちな中盤に自分を設定しました。企画とはいえ、一番最初に出るのってどのバンドだって避けたいっしょ?

MyspaceよりもYOUTUBEの動画を重視したのは、バンド好きが楽しめるスタイルの弾き語り、という自分の立ち位置はライブで観てもらったほうがプレゼンしやすかったし、最近のデジカメは機能がよくて、30分位のライブなら2GBのチップでMCさえ省けば十分撮れるからです。それに、ライブに来てほしいのにライブをみせないのは変です。前にも書いたように、普段ライブに来ないお客が得体のしれない他のバンドを観てみようなんて簡単には思わないんですから。最初はライブ写真と自分の文章でバンドを語る大作戦をとってきましたが、共演者は喜んでくれて気分があがっても、文章好きな人しか楽しめないことがわかったので、今は動画戦略にシフトしています。百聞は一見に如かず、だったら疑似でもいいので一見をつくらないと。最近やっと自分の動画もIpodに落として人に見せるようになりました。言葉で説明するよりも食いつきは断然いいです。

それもこれもアタシの動画に関しては、客で来場したのに頻繁にアタシの動画撮影を引き受けてくれたあいこちゃんのおかげ、彼女には本当に感謝しとります。

でもバンドマンをみてると、やっぱりチラシ観ながらどのバンドもいいんで!とか楽しい夜を約束します!といって終わるパターンが未だに圧倒的ですよね。なんだろう、ライブハウスに来やすい客を捕まえれば満足なのかな?人数的に絶対数は本当に少ないのに。

ワンクリックで情報が手に入る社会です。動画ありますって言う一言、アクセスしてねっていう一言はジャンル問わず巷に溢れています。でも、ワンクリック先に進むごとにアクセス数って半分ずつ落ちていくらしいですよ。だったら最初の一歩で如何にインパクトのある魅力的な情報を他よりも多く伝えるかではないでしょうか?

でもそこについて熱く語れる音楽関係者も芸術関係者も少ないですよ。ゆえにアタシの立ち位置は変態かつ異端のままです。寂しい現実ではある。まあ、でも負けずにいきます。

過去の日記に11/8の出演者の動画ありますから皆よかったらみてね!!

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