« ライブハウスに普段来ない層のニーズを、インディース側はわかっちゃいないのではと思うのだ。 | トップページ | 六九狂企画革命マニュアル②食べ物の扱いについて »

2009年10月29日 (木)

六九狂企画革命マニュアル①箱選びについて

アタシは20代前半、インディーズミュージシャンとたくさん知り合いたかった女です。

で、それを自分も音楽やるようになってその夢をかなえたわけですが、
だれもがそれを音楽やらなきゃ叶わないものにする必要はないと思います。
アタシの企画運営での最終目標は
企画での収益を盤石にして各バンドに上がりを払うこと。
で、ブログや版画や学校や占いやさまざまな事情でライブハウスにやってきた人たちが
場を楽しんで定着してくれること。
さて、10本以上の企画を開催し、100本以上のライブに出た自分の経験で見えてきたことを今からちょっとお話します。

1.企画の開催場所は無料のライブバー及び格安賃料箱。

最初はバンドさんの具体的な本気度を知りたくてバンドさんにノルマ込みのオファーを出していましたが、オーガナイザーとして負う責任が中途半端になるので今年からやめました。でも、過去10回以上の企画運営の中であたしが今の方法で集められる人数は最高で40人。通常のライブハウスを借りた場合だと、どうしても赤字でます。

つーか、大抵のライブハウスは計算すると100人とか、客をすし詰めか入れ替えありきにしなきゃ元がとれない値段設定になっててその辺ですでに採算が合わないんです。気づいてよって感じです。ていうか、バンドもバンドで宣伝の大部分も頑張って、ノルマ払って、お世話になってるからって企画で10万以上の負担をして企画やるってみんなどんだけいい人なんでしょうと思います。企画だけ打ってろくすっぽ宣伝しないでこっちに宣伝と金銭的負担をかけてしまいに説教、どっちが世話になってるのか文章にしたら明確です。新人バンドじゃないんだから。
ちなみにアタシは、どんなにブッキングセンスが良くっても、ccでほかのバンドと一緒にライブ出演依頼出すとか、呼んどいて忘れるとか、ギャラ払いたいから人かき集めてこいよとか命令するのはナンセンスと思います。そういう無礼をはたらかれた箱は、出演者舐めてますから以降は出ないことにしています。商業主義に加担するならアタシはメジャーにデモ送ってますもん。革命の邪魔。

話がそれました、すいません。だとしたら、同じ赤が出るならその分を広告費や、
振る舞い料理やらに回したほうがお客も長く滞在してくれてハッピーです。
ちなみにチラシも撒くのほとんどやめてます。大体チラシで流動する人数は10人前後、
印刷代金は一万位しますから、ライブハウス回って郵送の手間かけて動き回るなんて自己満足以上の価値はほぼありません。
その分、ブログとメールを強化する方向に転換しました。あ、でもポスターと画像は作ってもいいと思います。普通のブッキングライブじゃないよ、とメールでお知らせする場合にも違いを出せますし、ポスターは箱に来た人に名前を覚えてもらえます。チラシをライブハウスに撒くときはあたしは知名度作りと割り切っています。「へー六九狂ヴィヴィアンって人ワンマンやるんだ。」とか「あ、なんか聞いたことあるこの名前、見てみたいから今度○○の企画いこっかな。」という一言を未来で言わせるための投資です。
 実際、先日途中でぶっ潰したワンマンの告知をとある系列のライブハウスのスケジュールにお金を払ってのっけて貰ったんですが途中で企画をつぶしたにもかかわらず「行ったけどやってなかったぞ」等の苦情ゼロでしたもん。

 で、前の記事で書いたように、ノルマなしのライブバーはオーガナイザーと実力ある出演者に餓えてます。なので、お金払ってブッキングにセンスあるライブハウスのライブに出ていいバンドと知り合い、自主企画は格安でガレージ感を出す、というスタイルが出来上がりました。

インディーでライブやってると、皆、アメリカみたいに家のガレージとか廃墟や屋上とかでライブするのを夢見ます。でもライブできるガレージなんて金持ちのニートがメンバーでもいない限り無理ですよ。基本アメリカに比べれば日本の家屋はウサギ小屋、屋上でやるには許可申請がたっぷり必要ですし。そう考えて行き着いた結論なんですけどね。
ただ、ライブバーは椅子ありきだったり、機材が古かったりするのでそこのとこをアイデアで補う必要はあります。

たとえば、歌舞伎町の某箱は立派なソファーがあふれてましたので、キャンドルおいてラグジュアリーにしたり学ランナイトとしてアコースティックの人を観るスタイルにしてお菓子をおいたりしました。

 ただ今回ムーンステップを選んだのは作品を展示したかったから。
バースペースとステージが階段で分けられてるしなによりビールが美味いすからね。
濃い感じのバンドを連続でぶつけた経験もないのでもしお客が観疲れた場合、
スペースがくっきり分かれているほうが共演者も気が散らないし、気分も転換しやすいでしょうし。 
あと、水中さんみたいに有名なバンドを呼ぶのには正直、箱代のある箱がやりやすい。PAさんや機材がいい加減だと、企画者のお前何様だよというリスクが生じ革命どころじゃなくなりますので。

皆で作り上げる、とか、不便はカヴァーするという感覚をどこまで出演していただく人と
共有できるか、ってのが同時に箱選びの肝だといえるかもしれません。

|

« ライブハウスに普段来ない層のニーズを、インディース側はわかっちゃいないのではと思うのだ。 | トップページ | 六九狂企画革命マニュアル②食べ物の扱いについて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ライブハウスに普段来ない層のニーズを、インディース側はわかっちゃいないのではと思うのだ。 | トップページ | 六九狂企画革命マニュアル②食べ物の扱いについて »