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2009年10月31日 (土)

六九狂企画革命マニュアル④オファーバンドの基準と誘い方について

アタシが音楽はじめてインディース界隈の人に思ったのは、クラシカルなやくざ社会って
ことです。筋と情と人情で動けば間違いがない、清水次郎長世界って感じですかね。
別な言い方でいえば、アタシが居心地がいいのはそういう人間関係ともいえるかもしれ
ません。なんで、上下関係とか「勉強させてもらってます」という言葉を簡単にはく人や、
ぬるい仲間意識に酔っていると感じる人たちとは一線を置くことにしてます。

 と、いう思いを踏まえてアタシがブッキングに決めていることは
「オファーに対して返事がなかった相手はどんなに有名でも、いいミュージシャンでも
その後の企画に呼ばない」です。

余興師に徹するのであれば、多少の不義理があっても集客が多いとかそういう事情で
妥協してもいいかと思いますが、人選のぬるさとかそういう欲ってイベントの空気で出て
きちゃうと思うんです。そういう人の受け皿はほかの人が十分にもつはずだからアタシで
なくてもいい。同時に決断が遅い人もオファーの順位のランクから下げていきます。
生きるペースが合ってない以上、刺激しあっていいものを生み出すというよりも、優しさに
媚びたボランティア事業になってしまいます。実力が至らないことと、積極性がない事は
別問題です。荒削りは荒削りであるとアナウンスすればいくらでも魅力をプレゼンできま
すが、誰かにお膳立てしてもらうことを望む気持ちは甘えです。一回二回は面白いけど
三回目以上かかわるのは危険かなって思います。

と、いうのを踏まえて基本は前評判や、共演の経験と印象から、個性をカテゴリーわけして連絡先だけもらって記憶にストックし、色が合いそうな企画に声をかけます。ここからは
他のバンドマンに教わったやり方ですが、お返事の期限を書いてオファーのメールを出します。

で、オファーのメールにはいつ頃どこで見たか、知ったきっかけや紹介してくれた人、
いいと思った理由まで暑苦しく書きます。そこまで書いてレスが戴けない方は所詮アタシの必然のラインにのっかってこない人たちです。・・・という自分の気持ちを落ち着かせる効能以上に、ぱっとでのライブハウスが音楽やってるって理由以上でコピペして送りつけてくるメールと一線を引きたいからです。それに表現者なんてどっかしら繊細なのだから、モノ扱いしたくないって気持ちも大きいですね。

あと、交流がなかったり自分的に関わるのは無理目でしょう~と思うバンドにも一企画に
ついて一つくらいはじめましてでオファーを出します。これは仲間うちの馴れ合いで逃げの
企画を打たないように、自分に緊張感を持たせるためにやってます。
本当は客で行って、その場でオファーっていうのが理想的ですが、掛け持ちの仕事が多く、結構引っ込み思案なもんで、それを文章力で補うっていう道をいってます。でも今のとこそれで悪くなった実感はないですね。

オファーして忘れられないのが、アンダーグラウンドカルチャーを何とかするという部分を確認すべく電話くれたバンドIのMさんと、一度弾き語りの表現を見ないと、とお金出してライブに来てバンドの方針を話して返事を直にしてくれたバンドMのTさんです。

 そういうバンドは何回断られてもオファーを出したくなっちゃうし、自分も磨かれる気がします。てか怪しい経歴にまけないで関わってくれたバンドさんたちには感謝です。この場を借りて再度御礼申し上げます。

アタシはだいぶ偏った人選をしてるかもしれません、でも女で弾き語りでこのカルチャーで何かしていこうとすることって、どっかやりすぎ?って感じるくらいでないといけないと思います。音楽社会はやっぱ基本男社会だとおもうんです。夜勤や重労働のバイトしながら音楽続けてる男たちとガチで対話するには、男のマニア魂に匹敵するぐらいのストイックさで向き合うことと同時に小料理屋のおかみさんみたいな細やかさをもつことが大事だと日々感じております。

別な言い方をするならば男が自分のいけてる部分を見せて他を隠すとしたら、こっちは素っ裸で人前に出ながらも、角度や仕草で見せ方を計算して立ち回らないと追いつかないです。

まあ・・・おかげで嫁の行き手も婿の貰い手もないっすけどね(笑)。

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