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2009年10月29日 (木)

六九狂企画革命マニュアル②食べ物の扱いについて

企画を考えると飛び道具として考えたくなるのが飲食です。
でもこれほど扱いを間違えると危険なものはないと思います。
食中毒の危険ももちろんですがそれ以上に企画のコンセプトを潰しかねないからです。
実はアタシもここまでたこやき・カレー・鳥かゆ・おでん・オードブルと
四品ほどイベントであつかってきました。
その中で成功したのはカレーとオードブルだったと思います。

アタシがインディースバンドが安易に企画に食べ物を出したがるのに苛立つのは、
バンドを見せたいのか仲間内でお祭りがしたいのかが中途半端な状態で
そこに時間を割くからです。

特別フードでお金をとる場合、企画に出るのが5バンドだとしたら食べ物は6バンドめ位の存在感を出します。
ライブハウスに出入りする中に生活の喜びを見つけて慰労のように盛り上がるならメインでうたうのはありだと思います。

でもアタシの企画では、アタシの企画に出たらバンドのアクセスが増えるとか
ファンが増えるとかそういう方向に確実に持っていきたいのでとにかくイベントのコンセプトを明確にするのが最優先であり食べものがバンドを観ることより目立ってはまずいのです。

カレーが成功したその企画ではアタシ含め6バンド゙が出てました。
お客さんが通して観られるバンド数って実は体感する限り4が限界です。
余裕をもつなら3でしょう。しかもスリーマンとかじゃなくて、30分で間も長めにあいた状態がベストな感じです。

 と、いうわけでその企画では客に逃げ場を設けて「観る」か「帰る」の間に「休憩する」というコマンドを用意する必要が生じていました。で、箱の構造もよく、バースペースとステージが扉で区切られつつもガラス張りでバースペースからステージを見られる作りだったので、カレーをかっ込んだ客が流れてくる演奏に我慢できなくなって途中からフロアに逆流する、という流れも作りやすかったのでいい感じでサーヴできたというわけです。
まあ、サーヴ嬢が現役ラウンドガールだったというおいしい事情もありましたが(苦笑)。

オードブルは今年の7月のイベントで出しました。
このときは逆に出演バンドは4バンドです。
このときは「空腹→観たいけど帰る」というコマンドを極限まで撤廃する必要がありました。場所がライブバーでステージとフロアに段差がなくマスターが料理に力を入れ始めたという情報もあり、自慢の料理を是非出してほしいと思ったわけです。
だもんで、ギャラリーのパーティーやアメリカの地下のパーティーのイメージを演出することにして食べ物をつまんですぐモッシュに戻って踊れるようにピッキング式のオードブルにしました。

 そしてここは気遣いの国日本な訳ですから、お金をだして出演者が見える位置で食い物をたべるという行為はハードルが高い。だからお金出してここで食べようかな、どーしようかなという選択肢を消すために
「バンドみて最後まで踊り狂えばいいさ、食い物はアタシが奮発するから呑みな、
ベイビーズ!!」
という援護射撃方向にしました。すると逆にもうちょっと食べたい人は個別オーダーにする流れも作りやすくなりました。結果、ライブは盛り上がり、MCに困ったときのいじりネタから出演者とお客が話しやすい雰囲気もでき、いつもダレがちなライブ終焉から打ち上げの乾杯までの間もいい感じで持ちました。このスタイルはかなり気に入ったので今後もやっていきたいと思います。

 ちなみに今回は、バースペースが上階なので食べ物置いてしまうと長居してバンドを見逃すリスクが高いので断念し版画を展示してヴィヴィアンのイベントという統一感を出すことにしました。ビール飲んで一息ついたらフロアに戻ってきてくださいね。

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