ヤられる前に、ウチら、ヤルだけ。(7/12企画コンセプトとインディースへの不満だ。)
7/12(日)新宿二丁目スモーキンブギ
六九狂ヴィヴィアン企画「彼女たちの事情」
OPEN
18:30 START 19:00 2000円+1D
いこち/JIGENN/ELIZABETH.EIGHT/六九狂ヴィヴィアン
何度も書いてますが来週バンドたちと区切りの企画します。
こっからはコンセプトじみた説明ね。
よっぽどの事情がない限り、アタシ裸足で歌う女と仲良くなれないんです。
大地と友達になれば女性の強さが表せて客に理解されるなんて媚だと思ってます。
そういう子と共演するとヴィヴィアンさんって激しい~とか
みたことないわ~とか言ってそれで終わってしまいます。
そういう子に限って、なんかおっさんのファンが多くて、
舐めるよな目で見られてるわけで。
音楽は皆のものですが、はっきり言って場が乱れます。
そしていつもすごくむなしい。
女なんて所詮やりたいかやりたくないかで判断されるのは
生理的に仕方ないことだと思ってるし、同時にそれが当然であるし
だったらそこを踏まえたうえで人間としての核に触れてもらおうと考えてます。
アタシはね。
ガレージとかロカビリーといった野郎色の強い音が
好きでそういうジャンルで勝負したいけど
アタシは女だから逆に女の格好でどこまでそのジャンルに
斬りこめるのかを試すことにした、というのが
アタシのステージングの始まりで、そういうのに
近いにおいのある人たちと何かをやりたくなった
というのが核となる動機です。
用は自分なりにこのジャンルの音楽を追求した結果
アタシの格好はこうなった、みたいな人たちで
イベントをしたかったの。
そして女ボーカルで集めたい、というよりも
女の姿で勝負して性別を無視したかっこよさを会得した
ボーカルがいる人たちを集めたかったのね。
それとファンとか支持層にバンドに対して
仲間意識のある人間や音楽好きが多いかどうかも大事にしました。
いこちもベスハチもJIGENNも
かなりセレクションとコンセプトに筋の通ったアツイ企画をやってる。
彼らを気に入って彼らの企画に足を運んでくれれば
インディースシーンのいいバンドに触れられてライブハウスが
行きやすくて楽しい場所になってカルチャーが生まれる。
自分たちの出順がおわって精算までだらだらトモダチとくっちゃべって
共演者からいいバンドを発見しようとか
イベントをもりあげようとか
そういう気持ちにかけた中途半端な成り上がり志望のバンドとか音楽人が
この国のインディーズカルチャーを駄目にしてるんだよ。
もう三年ライブハウスをうろつく生活をしてますが
そのことだけが
本当に本当に本当に本当に
腹立たしくて仕方ない!!!!!
カルチャーを作る気ないなら
カラオケボックスで喉を潰すか場末のスタジオで
好き放題弾き果てて氏にやがれ!
ライブハウスもやる気のあるバンドからノルマとんな!
演奏中にフロアで平気でくっちゃべる馬鹿しかファンにできないバンドから
タバコ税くらいの差別で金を巻き上げろ!!
アタシはそこに対して本当に怒ってんだよ!!!!!
しかも年々怒りが増すんだよ、
これはどういうことなんだ!!!っていいたいんだよ。
と、いうわけで
昨年10個以上の企画を動かした結果、
精神的にかなりのダメージと交渉の妨げとなる
箱台の負担をなくそうという結論にたっしまして
その分コンセプトと内容で勝負しようと思っています。
それと効果について懐疑的なチラシの配布をやめて
WEBありきの告知活動にすることにしたの。
アメリカの倉庫の廃屋に相当するのは日本ではライブバーだと
アタシは考えていてさ、だからそこを使うことにしたのです。
ハコ代のないライブバーは椅子や机があってシャイな日本人客は
ノリニクイというデメリットはある、でもその分
最初からテーブルに乾きものや料理を置いてしまって
客が何か飲まざるをえない状況にしようとかできるよね?
題して「感じる社交場計画」。
居酒屋のりとライブの真ん中をバランスよく縫うことが
できれば、とある新しいイベントの形を出せるはず、
集客が増えても何も生まない。
僕だけのヴィヴィアン、だなんて独占的に見つめられるよりは
アタシはああなりたいとか
こういう企画遣りたいとかそういうことを思わせる何かを仕掛け続けたいの。
それにアタシだけを見たい人は単独に来ればいいと言えるしな。
派手にこけるかもしれません、
逆にものすごくいい夜に出来るかも知れません。
どうかアタシの冒険に御力を貸していただけないでしょうか?
皆さま、ご予定お繰り合わせの上
何卒ご来場よろしくお願いいたします!
六九狂ヴィヴィアンより