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2008年8月31日 (日)

三十路感謝祭タイムスケジュール及び開催コンセプト

080905
雨が続きますね。
知ってますか?誕生日って一番人間のバイオリズムでパワーが
おちてる日らしいです。だからお祝いしてその本人がドウツになるのを
阻止するんだとか。

そんなわけで、
気楽な気持ちで明るくいきたいと思いまして(今回ちょうど倒れたし)
今回のコンセプトは
ロッキンブギー&ダンシングブルーズ
もちろん出演者は厳選しております。
ヴィヴィアンをお祝いしにきたのになんだかすごく得しちゃった★
とやっぱり言わせないと。

タイムスケジュール
1) 19:00-19:30 3歳
2) 19:40-20:10 loach
3)20:20-20:50 JIGENN
4) 21:00-21:30 六九狂ヴィヴィアン
5) 21:40-22:10 THE BEAT GENERATION

構成はバンド→弾き語り→バンド→弾き語り→バンド
です。
一応主催者としては今回はパーティーのりを強くしたいので
会話がしやすく、見疲れしないという前回よりもライトな構成にしてみました。
場所をスモーキンブギにしたのも、ここはステージが客席と地続きってのも
ある。だからより一体感があるかなと。
転換の間には皆さんのところをまわって来てくれてありがとうのご挨拶を
したいと思います。

勢い的には一番最初の3歳がテンション高くてノリノリで踊れますわ。
美大に入ったけど行き場がなくて音楽にやけくそにエネルギーをぶつけてる
感じがかなりアツイ。あまりにも情熱的なブギー。あんたビビりますよ。
最高に酒がうまいです。

後半にいくにしたがってエッジのきいたガレージ感が増していきます。

loachさんは元スライダースというバンドのJAMESさんと一緒にライブやったり
渋谷APIAでワンマンやったりの実力派。
トム・ウェイツとベンジーやらその辺を愛していて、
たぶんあなたの弾き語りの概念が変わります。
金出してでも観に行きたい弾き語りは誰か?と言われたら
今はこの人しか即答できん。

JIGENNは7月のユニットで出た次元のバンドバージョン。
女性ボーカルでもミッシェル並みのガレージが成立する、という稀有な例です。
美人カッコいいが甘さがない。女の部分の出し方を突き詰めてるから油断が
無いんだ。これは驚くぜ。

で、誕生日ですからアタシだって30分演るわよ、

のあとで出るのがTHE BEAT GENERATION。この箱の主さ。
いこちさんの紹介文で彼らを今年のベスト3※と言いましたがそのもう一つですね。
良さの基準が絞れないからそれ以上は決めませんが
インパクト、エネルギー、アティテュード、全てにおいてパーフェクトだ。
あんたがリアルタイムでロンドンパンクに立ち会うことができなかったのに
嘆いているんならビージェネを見ろ、そしてそのまま目を離すな、
といいたいね。アタシはサエキケンヨーのボーカルを観た時に
ああ、もうジョー・ストラマーのリアルに会えないのを嘆くのはもうやめよう
でないと現在進行形の伝説を見落とすことになると思った、そんくらいのバンドなのよ。
(※ちなみにあとひとつはMY WAY MY LOVE)

プレゼントはいりません、その愛で友達を誘ってください。
メールくれるなら遊びに来て1バンドでも観てください。
そして
自分の行動であんたの妄想と概念を打ち砕いて
高楊枝バンドと共に生きる楽しみであんたの人生が
またちょっと楽しくなったと言ってくれ。

で、これで満足できなきゃ高円寺に行ってロザンナ企画と掛け持ちしてください。
両方行っても3000円だ(笑)。

アタシお人好し?いや違う、他のイベント紹介しても負けない自信があんのよ
この夜のブッキングにさ。

9/5(金)
六九共闘宣言Vol.6
六九狂ヴィヴィアン三十路感謝祭
OPEN 18:30 START 19:00
入場料¥2000+1drinkオーダー(¥500)
至:新宿2丁目スモーキンブギ
 

さらに余裕があるかた、阿佐ヶ谷8/31と渋谷チェルシーホテル9/1もよろしく。
コメント欄空けますので、ご来場予定の方参加表明にご利用ください。

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2008年8月30日 (土)

8/31(日)に出会える東京高楊枝その二、高哲典

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高哲典(リンクはHP)

「ちょっとそこのぬいぐるみ、こっちに向けて貰えますか?」明後日の方向を向いていたぱんちゃんを両手で抱えて彼のほうに向けたのはぐっさんだ。「ぬいぐるみに話かけるんだ」みたいな歌詞の高君のうたは抒情ではなくてあまりにもまっすぐに響いた。これは第四回ユメイマでの話。「テツノリじゃなくてアキノリですよ。」名前の間違いを最初に制し、ギターを抱えた彼はすがすがしい若者だった。


 最初に会ったのは下北沢ロフトだった。おぐりっちょと出会った時は誤解だったが、その日のアタシはきちんと虫の居所が悪かった。「ヴィヴィアンさんですよね?オグリ君から聞いて」と話しかけられた。その日彼が持っていたのはサポートのための赤いエレキギターだった。どことなくボウッとしたまま眺めるステージで彼はサポートに徹し、一曲も歌わずに終わったのだけど、何故かつながろうと思って連絡先を交換してユメイマに誘ったのだった。何か心にイチモツを抱えている人ってのはなんとなくわかるものだ。彼にはゆでてもとけきらないトウモロコシの芯のようなものを感じた。


 基本はブルーズなのだよ、確かにブルーズなんだ。でもこの衝撃はなんだ?まるで昔フジロックのホワイトステージで見上げたイースタンユースの匂いがするじゃないか!?たった二曲の間中、アタシはMCブースからそれを問い続けなきゃいけなかった。別にスリーコードの美学に訴えているわけでもないのにシャープでソリッドなステージング。夕焼けの抒情と青のブルーズを双方向に広げて円を作るようなオグリッチョに対して、高くんはブルーズのビートに自分の歌をジェットコースターのように乗っけてくる。熱はあるけど暑苦しくない、酸素量が調節されたコンロの青い火のようなバランス。自分の身体が持ってる音階やリズムとブルーズの接点を丁寧に上手に選びとりながら熱さを伝えてくる歌詞。別に彼を優等生だと言いたいわけじゃない、ただ情熱的にクールだといいたいのだ。


アタシ実は憧れてる癖にすごく引っかかる時があるの、ブルーズって言われる人がデュンガデュンガデュンガデュンガ♪とかチャララチャララチャララ~♪という音階やリフをお約束のようにいれてくることに。でもこの人のブルーズはこの人の音楽になったブルーズだ。だからただとにかく面白かったしもっとみたいと思った。気持ちが上がって、アタシはこの夏の終わりのライブを本当に心待ちにするようになったのだ。


この日初共演の渡辺さんはレビューが書けないのだけど、アタシ経由で高楊枝たちを知りたい人にはどんだけ面白い夜かおわかりいただけたでしょうか?ご来場心よりお待ちしています。どうしよう、とりあえず自分のステージを立とうか座ろうか、決めかねている40分(笑)。

8/31(日)阿佐ヶ谷oil city オグリ昌也企画
Start18:30~/¥1000
Asagaya Juke Joint!! vol.2
オグリ昌也/高哲典/六九狂ヴィヴィアン/渡辺雅弘
アタシは二番目19:40~(40分間)

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2008年8月29日 (金)

8/31(日)に出会える高楊枝その一、オグリ昌也。

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オグリ昌也(接続はHPへ)

オグリッチョにあったのは下北沢LOFTだった。何故かおびえた目をしてリハ中にこっちを見た姿を思い出す。ブログからアタシを知ってしまった彼は仕事で遅刻してきたアタシをどうも荒くれ女だと思っていたらしい。この日はアタシも彼も客を呼べなくてフロアには店のスタッフとアタシと彼のほぼ四人しかいなかった。曲の合間に長沢さんが叩いてくれる拍手が会場にいい音で響いた。アタシとオグリッチョはその日、世界でたった一人同士の客と出演者だった。「今日僕を見ている人は最高に贅沢な時間を過ごしていると思いますよ」そう苦笑いして彼はミステリートレインを弾いた。


そのあとは二人でラーメンを食べた。俺と悪魔のブルーズって漫画が好きだったことと「自分たちで出来るコミュニティをつくりたい」そんな思いが共通してあったアタシたちは意気投合してお互いに企画に呼び合う約束をした。まず一か月もしないうちにアタシが町屋のイベントに声をかけた。ほんのちょっと高い声の彼は不思議なことに酒場に来るとものすごく生き生きする。お客さんに呼びかけ自分も酒を引っ掛けてボトルネックで音を歪ませる。中でも驚愕だったのは帰りの電車で乗り換えた時に彼がでんぐり返しをして電車を降りたことだ。酔った勢いでこんな西部警察みたいになる男と電車に乗ったのははじめててアタシは始終「オグリ!オグリ!」と呼びかけっぱなしだった。


 六九狂オープンマイクに出てくれた時も彼はいい感じで会場を盛り上げてくれた。でもアタシが彼を好きだなあと思ったのはその前に切れた弦を直してくれている姿だった。弦の端を口にくわえてまるで職人のようにキュッキュと直していくその姿にアタシはこの人ブルーズなんだなあと思った。「のーむなーらーいーましーかーねえーーーーっ!!」と声をビブラードきかして朗々とはりあげる時に、アタシ何故か彼にすごく日本人を感じる。彼の曲の中には確かに春がモチーフになった大層抒情的な曲もある。こういう言い方しちゃいけないけど、三波春夫の抒情を抱いたブルーズメンというわかりやすい個性が、屹立してすごく気持ちがいいブルーズなテクの上で音を奏でるのだ。今後彼がこの個性をどう結びあげていくのかが楽しみだ。彼はブルーズと抒情という心の切ないさざ波の上に立ってる。アタシにはそれが表裏一体の関係に思えるよ。

 

 ねえおぐりっちょ?あなたのブルーズって何?馬鹿でかいライブハウスで音を奏でるんじゃなくて、バーと店がごっちゃになった人が酒を飲む空間にそっと佇み続けたいという気持ちなのかしら?どっちにしてもアタシ、あなたが大好きよ。確かめるなら最後までいるべきね、夏の終わりの企画者は彼なのだから。

8/31(日)阿佐ヶ谷oil city オグリ昌也企画
Start18:30~/¥1000
Asagaya Juke Joint!! vol.2
オグリ昌也/高哲典/六九狂ヴィヴィアン/渡辺雅弘
アタシは二番目19:40~(40分間)

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六九狂ヴィヴィアン★9月ライブスケジュール

Dscf1228
撮影:下北沢シェルターにて

アタシもついに9/5で30歳になることになりました。
いやはや、こんな大人子供状態でいいんかいな?
そんな今月。遊びに来てくださったら感謝です。

まずは今月最後のライブの復習から。
> 8/31(日)阿佐ヶ谷oil city オグリ昌也企画
> Start18:30~/¥1000
> Asagaya Juke Joint!! vol.2
> オグリ昌也/高哲典/六九狂ヴィヴィアン/渡辺雅弘
この日は明日にでも情報更新予定。カナリイイ。

9/1(月)渋谷チェルシーホテル
¥1500/¥2000(D別)
誠/音裸/六九狂ヴィヴィアン/and more
時間は未定。渋谷にある超かわいいライブハウスです。
ビジュアル的にオススメだ!!

9/5(金)新宿二丁目スモーキンブギ
六九共闘宣言Vol.6
「六九狂ヴィヴィアン三十路感謝祭」
OPEN18:30/START19:00
入場料¥2000+1drinkオーダー(¥500)
THE BEAT GENERATION/六九狂ヴィヴィアン/JIGENN/loach/3歳
誕生日会を自作自演で行います。今回のテーマはブギーでガレージ。
これも直前に出演バンドをレポしますよ。


9/6(土)どぶねずみ男さん主催イベント
ワークショップ 千石青の日
OPEN18:00/START18:30 入場料¥1000
場所:千石空房(三田線千石駅より徒歩10分)
   http://www.sengoku-kubo.com/
詩のテキストを持ち寄って、みんなで感想を言ったりするイベ
ント。もちろんテキストなしでのご参加も歓迎します。
持参:詩1編のテキストとコピー20部程度
   テキストなしでの参加も歓迎します。
コメンテーター柴田千晶/大村浩一
朗読ゲスト/六九狂ヴィヴィアン

9/12(金)高円寺20000V BMイカ子企画
OPEN/18:00START/18:30
ADV\1,300/DAY\1,600これに別途ドリンク代¥600
Toriqumo/CALQUE/六九狂ヴィヴィアン/bavarois

9/21(日)幡が谷36.5℃『LOVE&FREE vol.2』
OPEN18:00/START19:00/¥2000(1ドリンク付き)
戸谷光・六九狂ヴィヴィアンほか
MC/宇海

9/26(金)渋谷APIA
START18:50~/ADV¥1300・DOOR¥1500
ON/六九狂ヴィヴィアン/橋本勇介/佐藤邦仁
10/15に企画で共演するONさんとの一夜。

コメント欄あけますので前売り予約したい方ご利用ください。

よろしくお願いします。

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(携帯もOK)登録できなかったかたはアタシにメール頂戴☆

アタシ決めた!!来年は月2本しかやんない!!
渋谷APIAと企画もの、みたいな。
あとは運営の大変さはわかるので人様の企画のお誘いは
出来るだけ率先する感じで。

とはいえもう10月も6本決まってる...。

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2008年8月27日 (水)

シェルター落ちる。

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日曜日にパレードがいくぜここは52番街という詩と
上海ハニーと
あの子は小夜子と
あたしは夜の華
という鉄板のヒットチューンで臨んだのですが
あかんでした。

応援してくれた皆さんごめんね。

理由は
詩の朗読から入るなどスタイルがあるが
それに比べて楽曲が先の読める展開で普通であったので
正直すごいと思えなかった。
とのこと。

しかし次回チャレンジしてくれたら30分枠で
もっと深いところまでみたいと言われました。

お礼は言いましたが、今シェルターを目指すということは
その意表を突く曲展開というものを意識せざるを得ず
そうなるとアタシの求めている方向性と大きくずれるので難しいです。

アタシはバッドレリジョンやデットケネディ-ズみたいな空気を残しながら
実はWeezerとかoasisとかthe verveみたいな難しいことはしてないけど
心に刺さるという楽曲を残したいのでちっとその下北的というか今風な展開
を焦るとたぶんよくない。
でないと50年後の人に発掘してもらうという目的が失われるし。

ちなみに渋谷音楽祭も
アタシの扱う曲目がDVと洗脳に関することとか自己存在とかに
えぐるように食ってかかる歌詞とか不穏さがあだになったと思われます。

しかし、わかっているけどへこむなあ.......。
あとは失恋か親族倒すしかないな、伝説級の停滞期を作るには。

アタシ実は耐えてます、



あ、涙じゃないですよ。




丑の刻参りを試してみたいという要求を。
今なら藁と釘一本でヤレル、
世界中のBMを!

アタシたぶん洒落にならないし。

...冗談です。


これでもスピリチュアルカウンセラーです。
ここは本当です。

予約希望者が増えたおかげで鑑定日がさらに増えましたぜ。
9/14(日)と
10月には奇数週からほぼ全部の金曜日で鑑定を受け付けるようになります。
アタシに人生任せたい方ご検討ください。
アタシは自分の管轄の魂をうらぎらないかんね★

|

2008年8月26日 (火)

愛の穴は愛でしか埋まらない。

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 NIRVANALITIUMじゃないけど、アタシには17歳くらいから架空の友達がいる。
これは霊じゃなくて本当に想像で作ってた。アタシの愚痴とか話してるうちにどうしようもなくなって泣き崩れてしまうとこまでも、何も言わないで黙って聞いてくれるそういう女の子を自分をプロトタイプにして作り上げている。

 君はあんなにたくさんの人間に囲まれていながらどうして君は一人か?と聞かれ続けた問いを払拭すべく、アタシはものすごくもがいた気がする。アタシだって好きでそうなってたわけじゃないし、本当はリリーフランキーの東京タワーよろしく人の集まるおうちに憧れてた。でも、喉をこわして何か火事騒ぎとか色々あって胃を壊す水曜ごろにはわかってた、もうこれは体力だけの問題ではないと。「与えられない愛情の代替え品として走らされるのはもういやだ」とアタシの深層心理が訴えていた。まいったなあ、とアタシは思いながらでも生き方なんかそう簡単に変えらんないでしょうよ?と答えていた。16日にはイベント楽しんでへらへらしてたアタシは絶対にアタシにはありえないという思想に辿りつていた。音楽をやっていく動機を見失った。

 アタシは居場所が欲しかった。10年前に詩人に挫折した時、TVに映る知り合いに動揺するアタシに当時の彼が言った「お前はもう終わったんだ。」という言葉を払拭したかったのかもしれない。すごく誤解を招いているのは知っているが実はアタシはド繊細だ。大学時代にやった学部を超えたグループ展でほかの学科の人たちと展示した時、無邪気に交流したくて話しかけ続けたアタシに級友がいった「昨日のお前のいなかった飲み会でさ、お前の詩の朗読が賛否両論になったんだぜ、もうやめてほしいなんて奴もいたよ。」楽しそうに話されたがアタシは思った「社交辞令かよ、自分から交流しようと考えたアタシが馬鹿だったぜ。」70人集めた展示のクロージングパーティーは途中まで最高に楽しかった。「来てくれてありがとう!」と笑顔であいさつした中にいた三人の客にこう言われた「今度あなたをよってたかって泣かす鍋の会をやるわ」それから一週間、涙も出ない悔しさで暗澹としながら「どんな場面でも気が抜けねえ、でなきゃヤラレル」とアタシは思った。

 たまたま電話した相手がすごく落ち込んでて話を聞いてうちとけた後で、今度はアタシが泣きごとを言ったりすると「考えすぎじゃない?」とか「誰かに話を聞いてほしい気持ちはわかるけど、それはあなたの問題じゃない?」と切り返される。アタシ、アンタが落ち込んだ時にそんなこといわなかったぞ?と思いながらやっとの思いで御礼だけ言って電話を切る。そんなすべてのやりきれなさをアタシはライブとか革命思想だとか負けたくないとかそういう何かにぶつけた末にその果てで救われると勝手に盲信して体にNOと言われた、それがきっとすべてだ。

 二年前に手痛い失恋をした時に相手が言った「恋愛の穴を恋愛でしか埋められないのは凡人です。」アタシはその言葉にキレてこいつとわかりあうのはやめようと思った。二年たったが答えは変わらない。愛の穴は愛でしか埋まらない。報われない気持ちの代償として存在する何かなんてない。だからヤスラギに来る客の気持ちはわかる、お金を払って霊能力者なんて生き物に自分の気持ちを吐き出しに来る人間は皆どっか自分の気持ちを置き去りにしてしまうほどに優しくて繊細な人が多いのだ。最初の一言めで泣き出してしまう相手にティッシュを渡しながら「アンタの痛みは他人事じゃないよ。」といつも思い、「あなたのその不幸は必然だなんて馬鹿なことは絶対に言うまい」と誓う。

 金曜日のライブを見てくれたベテランの高井さんに「冬から比べても全く上達していないのは驚異的だが今夜のお前は今まで見た中で最高に殺気だってて格好良かった。」と言われ、野菜ジュースで動けなくなった体で横になりながら翌日、「ほんまかいな」と思いながらヴィデオをみた。本当だった。自分でいうと相当に馬鹿だが「くわっこいいな、オイ」、と言いながら一瞬起き上がってしまうくらい殺気だっててやばかった。アタシはいつだってそうだ、覚えてるコードが少なかろうがジャカジャカ弾きしかできなかろうが歌詞を間違えようが、アタシはアタシ史上一番格好いいんだ、下らないバンドがどんなに馬鹿にしても信念で立つアタシは最高にクールだと信じられたから客がゼロのホールでもやり続けることができた。それを貫き通すためにアタシは自分を追い込まなきゃいけなかったし、本当に自分に引っ張られた人間を見極めるためにアンケートも取らなかった。紙にあとで感想を書いてもらえると思うと客の反応を観察する意識が緩みそうでいやだったから。

 アタシには本当にいろんな人が絡む。「その人脈が目当てだ。」と公言してかかわる人もいるし、スゲエ純粋な目で見てくれる子もいるし、嫉妬とか羨望の入り混じった感情でそれなりのポジションをアタシの中に示したくて荒さがししてる奴もいる。ずっとそういうの訳が分かんなかったけど、アタシは知ってる、たぶんこういうのカリスマって言うんだろ?規模の大小にかかわらずさ。

 世界は平和に向かって進んでいくべきだ、と思う。LOVEとかPEACEとか言えたらよかろう。率先してそれを口にすることの正当性はもっともだ。でも、中にはその一言に向かうためにたくさんの泥を吐かなければならない奴もいる。感情で回ってるこの世界はトータルでみたらキレイなんだと思うがキレイごとでは回らない。森山直太朗の新譜の言葉は正しくて、アタシの不在に世界(周り)はたぶん三日でなれるけど、それはでも実はすべての人に共通する存在の軽さであって、時々それは自覚してしまうと耐えがたいけど、問題はいつだって何を残すかなのかもしれない。

 アタシが音楽始めたことに意味なんかない。でも思い悩んで七転八倒してるアタシがカッコいいと信じられる場所がなきゃやっていけない。で、どんなに恥ずかしいと言われてもアタシはこのスタイルを変えられない。闇よりも深く闇を照らすんだ。長くなっちゃったけど感想はもとめないぜ。今日は完全にオナニーのつもりで書いたかんね。

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2008年8月25日 (月)

気をつけよう、

気をつけよう、
夏の盛りの女体盛り。

てかもう残暑ですね。
てことはいよいよ三十路かあ〜!
大して大人にもなってないのにいいのかなあ?

お年玉だってまともにあげたことないのに。


そしてアタシは昨晩
赤の充実野菜一缶で昏倒。
あまりの胃の激痛で泣きました。
粥作る体力なんかないよ、もう!


主食はチュッパチャプスです。


ああ
愛された存在だというのなら
何故太陽は俺のために輝かない?


まあ…
季節の変わり目だしな。

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2008年8月24日 (日)

出順は一番目。

出順は一番目。
13時からです。

惑星のライヴでも
MINESOTA VOO DOO MENのライヴでも
眺めていた時計をステージから
眺める日がやってきました。

一番目なんはやはりピン芸人ですしね。


ここ数日考えていたことは
後でまとめるとして
20分フルにポジティブにやりきってきます。


お時間あるかた
宜しくお願いします。

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2008年8月23日 (土)

りんごとハチミツが恋したせいで週末が台無し

りんごとハチミツが恋したせいで週末が台無し
明日のシェルター
チケット予約
アヤさん、ひろゆきさん、けんやさん
だけでよかったっけか?
一応ブログ割も交渉しますが。

昨日のアピア
ライヴが荒治療になったのか、
高井さんとけんやさんとのご飯がよかったのか

咳と喉の痛みは思いがけなくひいてきたのですが

今度は本格的に胃が…
さっきうっかりリンゴハチミツ飲んだらスゲエ痛い。
頭悪いし
いや
イテエし…


うぐぐぐぐ
今夜は予定あんのに。

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違和。

違和。
なんだかんだ
あっというまにアピアライヴが終わりました。
久しぶりのエレキ。

咳は順調に増えましたが
日曜日のステージも
なんとか成り立ちそうです。

そうそう、
マスターがアンプのスタンバイスイッチを押しておけば
主電源を逐一切らなくてもギターの交換ができると
教えてくれました。


このままアタシ音楽やめても
周りの何が変わる訳ではないんだよね。


アタシは多分
お前はスゴいとか
いい
だとか言われながら
一向に絶対的な居場所が出来ない
反応のギャップが許せずに
アホみたいな数のライヴやら企画を詰めまくったんだろうな。

そこんとこを埋めたくて。

ついでに携帯切ったら誰の声も届かない人間関係とかさ。


そういうギャップの全てに寂しさと泣きたい全てが詰まってアタシはもがく。

しかしアタシはわかっている

それでもアタシは孤高がよく似合うし、
それを望まれる立場にある、
ということを。


とりあえず
クスリとインスタント食品で
荒れ放題の胃をなんとかしないとな。

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2008年8月22日 (金)

今夜のテーマは我殺しで。

今夜のテーマは我殺しで。
この数日カップ麺で食いつなぎ
塩分だけは豊富です。
母君は料理苦手なもんで
甘えらんなかったんだよなー。


あと一晩眠れれば完治なんは
わかってるんですが
代わりがいないと言われたら
出ないわけにはいかない訳で
それはガキの頃から遠巻きに見られがちな習慣と
ジイサンの遺伝によるもので

大事な場面のピンチに情で流されてしくじるのは
これで何度目だ?


中途半端に喉を守るのは
客にバレルからやめることにして

SEはトムウェイツからモンスターズに。
無茶振りすんのにいつも通りなんは
あまりに切ない。


泥水みたいな業に沈むなら潔くしないとさ。
でもアタシはマディーの中でも加速して南を目指すぜ。

あ、ここ
どこかなあ。

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2008年8月20日 (水)

誤報でした。

誤報でした。
火は出てなかったそうです。

ふっざけんなもう!
SATUGAIするぞ!


気持ちが収まらなくて
アイス買っちゃいました。

咳酷いんでもう寝ます。

しかし
なぜこんなにアタシの人生はネタまみれなのか。

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2008年8月19日 (火)

一人で生きるな。

一人で生きるな。
サイコビリーやるならグレッチという
単純な憧れにやられるほど幼い自分に気付いたのは
フェンダーを抱えてすぐのこと。

ジェットは嫁にやりました。

五回目の企画の最中に気付いた事があるんです。

何故にアタシは企画の成功の代償に
自主企画のステージでこけるのかと


厄落としではなかったんです。


完成しすぎたら魔がよるとかでもなくて
アタシは御上が伝えたがっていたメッセージを
五回目の六九共闘宣言にして知りました。


「一人で生きるな。」


版画でアートディレクションして出演して
霊能の勘を使ってオーガナイズが出来ても
誰かに支えられて生きなきゃ駄目だと
かの御方はずっといい続けていたのです。

だから弦を切ったり歌詞がとんだりしたのを
客の暖かさで救ってもらったり
スゲエいい企画なのに人が来なくて
赤字を他のバンドさんに救ってもらったり。
そういう具体的な救われ方をしてきた。

でもアタシはそんな自分と力量のいたらなさを責め続けてばかりいる。


今のアタシは、
エースで四番でキャプテンな球児が一人で
マウンドで優勝を意識しすぎて肩壊してるようなものです。

彼がチームを信頼するような何かのきっかけを
アタシはまだ知りません。

共同体に救われるとか
守ってもらうとか
自分が必要とされてると知るとか
そういう類いの何かを得るより
作品のクオリティについて考える方がずっと楽だ。

それでも
アタシがフラッとフェンダーを抱えたのは
金曜日のアピアが
プラグドナイトだからです。

お前の代わりはいないんだよ、
歌えないなら弾くだけでもいいんだ
だからギリギリまで待とう

という言葉を邪推すんのは簡単だけど信じたい。
救いのヒントが見つかるかもしんねえ。

しかし…20分で撃沈。
ベツレヘムの流れ星並みに燃え尽きるのが早くて
その切なさをブログにあげようとしてる
馬鹿がここにいますとも。


あー
駄目だこりゃ

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こんな最中に渋谷音楽祭から落選通知

こんな最中に渋谷音楽祭から落選通知
「見送らせていただきました、」
の一文の味気ないこと味気ないこと。

去年のラインナップの爽やかさをみた時に
こりゃ厳しいなと感じてはいたんだけどね。


アタシの表現世界の価値を信じて
推薦してくれた皆様には申し訳ないけど

アタシの価値が汚された訳じゃないはずだから
とりあえず、

シェルターのオーディションの対バンの
どこよりも目立ってきますよ、
ギター1本で。


屈辱は伝説作って倍返し。

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2008年8月18日 (月)

本日と水曜日のライヴ公演及び火曜の鑑定正式中止のお知らせ 

本日と水曜日のライヴ公演及び火曜の鑑定正式中止のお知らせ 
はい、どうも
六九狂カヤコです。

医者に行ったら
約一週間の喉の安静を命じられました。

本日の20000V
水曜日の中野moonstep公演

及び
ラ・ミステ・ヤスラギの
火曜日の鑑定は中止です。木曜日の鑑定は熱と声の戻り次第ですが
厳しい状況です。

楽しみにしていて下さった皆さん、
本当にごめんなさい。

代理が見つけられるうちに
金曜日の渋谷アピアも中止でと思ったのですが

レイク店長に
六九狂ヴィヴィアンの代わりはいねえよ、
ギリギリまで待つから頑張れ!
と言われ感動。


だから何とか
アタシの存在のオンリーワンを信じてくれる
金曜日のアピアと
日曜日の
下北沢シェルター
昼のオーディションライヴには
回復を間に合わせる予定ですので
待っていて下さい!

宜しくお願いします。

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今夜のライヴ公演キャンセルの可能性大のおしらせ

今夜のライヴ公演キャンセルの可能性大のおしらせ
突然ですが
このバスの主張はなんだと思いますか?

俺、優秀?
俺、優しい?

まあいいや。


熱があがっただけなら
よいのですが
声が一分としてもちません。


本当に申し訳ない
医者に行き次第ブログにあげますが、
でも多分八割がた駄目です。

呪怨のカヤコの真似は超絶似てるんですけどね、
流石に30分それだけはまずいよなあ。

あ、休めなかったら今夜
「呪怨」という名前で出ます。

あああああああああああああああ¨


とりあえず、
今月ライヴ12本のコンドウユウイチロウは凄い。

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2008年8月17日 (日)

とりあえずまずはおやすみなさい

とりあえずまずはおやすみなさい
お花はどぶねずみ男さまからです。
いつもありがとうございます。

皆さん健康を気遣ってくれたり
本当にありがとう!


いやしかし
楽しかった。
珍しく朝帰りだ(苦笑)。

皆さん楽しかった?

アタシの願いはひとつ、

この前の企画で見た××のライヴに行ってきたよ!
とアタシに笑顔で教えてくれる人を増やすこと。

アタシはね
本当に好きなのよ
頑張っているバンドが。

おやすみなさい☆

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2008年8月16日 (土)

タオルもらえる人と前売りで入れる人を増やします。

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撮影りゅうす@アジアンカフェ

せっかくなのでたくさんの人が首にタオル巻いてるのをみたいので
今夜先着50名さま全員にタオル差し上げます。
誰を観に来たかは問いません。

今まで通りタオルあげるって言っていたイベントの参加者の皆さんには
粗品タオル+αが付きます。

で、予約の連絡がなくても今日のブログを観た
と言った方に限り前売りで入れます。
「今日の」がない人はだめです。

以上!!


あ~と、うん、うん
今朝起きたら喉が壊死ンバラ宮殿でした。

仕事で鑑定したけど客が多くてのどのチャクラを壊したうえに
ブルマ並みの短パンとタオルケットで就寝し
身体を冷やすビールを昼から飲みまくった
というどれかが原因です。

どーすんのよ今夜、と思いながらも
アンドリューWKならきっと出るなと思い、
パティスミスとケヴィンシールズがコラボしたポエトリーのCDを
聴きながら
「最高の状態で出ること以前に、アタシがいることで何かが伝わること」
を信じるしかないか
と思い、準備に励んでいます。

楽しい夜は確実です。
お待ちしています。

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2008年8月15日 (金)

客は熱烈歓迎、熱は不歓迎だよっ!

客は熱烈歓迎、熱は不歓迎だよっ!
Feverすべきは明日だってのに
もう熱を出した馬鹿がいます。

くあー。

明日は台風とか言ってるし。


アタシが一体何したよ!


あ、したね色々、
思い当たるよ。


身を守ろうとか色々ね。
ムカついてすでにビール。

スピリチュアルカウンセラーがやけ酒。
ついでもって
スピリチュアルカウンセラーが自暴自棄。


あははー
オモロー


簡単にギャグに化けるなこの肩書き。


相変わらず自ら伝説を作ろうとする癖は健在です。

今晩中になんとかなりますように。

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明日の終電情報とかいろいろ。

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速犬@下北沢LOFT0713

大江戸線 蔵前 最終電車
都庁前 普通 0:14
新御徒町 普通 0:29

両国・月島方面
光が丘 普通 0:09
清澄白川 普通 0:54

浅草線 蔵前 最終電車
西馬込方面 
西馬込 普通 0:09
浅草橋 普通 0:23

押上方面
京成高砂 普通 0:21

JR御徒町(蔵前から歩いて20分くらい)
東京品川方面
品川行き 0:57
上野池袋方面
池袋行 0:44 

明日はアタシ飲み屋さんとか移動がだるい派なので、
終わっても終電くらいまでバーを開けてくださいと頼んであります。
カレーが余った場合にうどんなど仕込んでいただける可能性もあるので
もし気に入ったアーティストさんがいたら話してみてはいかがでしょう?

話しかけづらかったら「ヴィヴィアン、紹介して」といってくれたら
連れていくし。

というか、初対面のみなさん、話しかけてくださいよ。
ネットオンリーで挨拶いただいてる皆さんに興味しんしんなのですから。
やっぱ「いるんだー!りあるでいるんだこのひとー!」と思うと
違うしねえ。

ステージに上がってる人って特別な感じがするし、
あたしも今でもオーラのある人は話しづらいけども
でもやっぱ「よかったです」という一言はうれしい。

そこんところはきっとどのアーティストも同じだから。

で、明日、いくつか変更を考えている重要点について
午前中にここで発表がありまっす。
出かける前に
出かけた後は携帯でチェックしてください!






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8/16(土)ヴィヴィアンの展示作品解説。

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上:Third Fever 2004年作品
下:Fourth Fever 2004年作品

この作品を作ってもう4年もたったんだね、いや、まだ4年か?でもこの作品がもつ特別な感じってのは全く失われていない。版木にそのまま移しこんでしまったアラとかはわかるんだけれども。この版画はMixってクラブの個展用に作ったもので、浅草のサンバカーニバルで撮った写真が元になってる。Mixのエントランスくぐるとバーカウンターの後ろにサンバガールがばーっと並んでいたらクラブらしくあげあげの気分になるだろうとアタシは踏んだのさ。ちなみに写真は一緒に観にいった当時のアルバイト先の部長。これで版画を彫らせてほしいといったら喜んで提供してくれたっけ。パーティーに酒持って来てくれたの嬉しかったなあ。

 当時アタシは作品にメッセージを込めることに飽きてしまっていて、作品そのものの装飾性にこだわり始めていた。版木を彫ってそこにインクやら絵具を載せてそれを紙に写すという作業から、もっと自由さを求めていたんだよね。アタシの版画は死ぬほどいい加減だと思う。わざと墨がにじむように紙をびしょ濡れにしたり、何も彫ってない版木におおよそ手とか脚とか体のパーツがくる部分を丸して絵具を置いたものをすり取ったり。わざと紙側に厚く重ねた雲母を版木の水分ではがし取ったり、そういう一つ一つの技法を全部使うのにサンバガールのコスチュームはすごく良かった。版木という版木は二版もないけど工程的には8回くらいは何かしらやってるんじゃないかな。今これを再現しろと言われても無理だよなあ(笑)。Third Feverに対してFourthは地味なんだけど、アタシの中ではこの二つはセットなんだよね。勝手に親友になってるみたいな。でもゴテゴテしてないけどFouthはアタシの中ではいぶし銀な仕事なんだよね。

 で、どっちもクラブの暗い照明でばっちり光るように雲母をまいてる。こういうのはネットでも写真でもうつらない。アタシは生で見ることに価値がない作品を展示するのはアート界にも寄与しない最悪な行為だと思うんだな。なんでそこは意識してる。でもMixで観た時は抜群によかったんだよなあ。KURAWOODではどう映るんだろうか。装飾性もメッセージもなかったけど、いわせたい言葉はあったんだ。「FEVER!!」とにかく平面絵画で気分が上がるまで人の気持ちを揺さぶる、最高ではないか。言語を超えたかった。

 結局アートに課せられた使命なんて人の心を動かすことしかないんじゃないかと思う。理解する奴なんかいない、皆アタシについて語るつもりで自分を語り、それに気づかずにアタシを親友だといって興奮する。でもそれでいいのだよ、アタシたちは人を鏡にして生きていて自分の思想を深くする。いっちまえばアタシだって誰かにそれをやっている。そしてアタシは誰よりも深い核心と深遠に自分とその思想を永遠に追い込み続ける。でないと自分という入り口から普遍かつ共通の認識、プログラムで言うところの文字列に感覚を沿わせていくことができない。でもってその普遍的感覚から表現をしたり流れを組み立てなければグルーヴはうまれない。それを音楽と平面とイヴェントと文章とあといっちまえば鑑定だってそうよ、そういうのに応用してる。故にアタシは定期的な焦げ付きをおこしてしまうんだよね。でも宿命だな、アタシは知ってる、その負荷に耐えられなくなった時にアタシは死ぬ、で、たぶんそれには誰も気づかないんだと思う。闇よりも深く闇を照らすんだ、そして光よりも強く照らす何かを生み出し続けることに人生をかけるんだ。アタシはもうここでしか生きられない。

 でないとさ、普通なら遊びで済ませられるはずの何かの深みに落ちてしまった人生の馬鹿さをアタシは世間様に価値あるものだと嘯けなくなっちまうんだからさ(笑)。






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8/16(土)インスピレーションバンド解説⑤BLACK VELVET LUCY

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BLACK VELVET LUCY(リンクはHP)

 どのシーンにもインデックス的な役割を持つ人間っているのはいる。交友関係にこいつがいれば間違いない、とか、こいつがイイというものには外れがない、とか。アタシにはとりあえず二人、一人は
12月のイベントに出てくれたカノウケイ。もう一人がここのリーダーことベースルーシー、近藤祐一郎。カルト映画とロックをサブカルをこよなく愛する若者である。BLACK VELVET LUCYはアタシが音楽始めて最初にファンになったバンドで、たしかその日に物販のCDを買ってサインをもらった。デカめのサングラスに雪駄履き、センスのいいTシャツを着て社交的なコンドウ氏はすでにやたら目立っていた。この時ギターボーカルは男の子だった。アタシはファンっていうのは一歩下がってついていくもんだと思っていて、つい最近まで、いや最近でも殆ど彼に自分のライブ告知を送ったことはない、というくらいファンなのだ。でもいつか企画によべたらいいなあと思っていた。LUCYの魅力は何か、それはものすごくよく動くバンドでなお且つ曲がキャッチーなこと。でもラモーンズ系ではない、ガレージな感じ。チェルシーは名曲だ。白いカールコードを絡ませてステージを暴れまわる美学を知っている彼らのステージは終わった後に気持ちがすっきりする。

 ボーカルがミキちゃんに代わってから数カ月たった後、池袋admで共演することになり久々にステージを観たのだけど、真っ赤なレスポールにワンピースの彼女が爆音に負けまいと頑張る姿に、可憐さとか健気さとか、他のバンドでは出せないカラーが元々どっか切ない感じのキラーチューンとあいまってちょっと新しい色がではじめていた。そして最近ドラムのジュンドッグもよく笑うなあと思う。ジュンドッグはランブレッタってバイクに乗ってて、おたくな位?モッズなファッションが好きだ。そしてとても義理堅くてあったかい。彼の地元に電車に乗り継いで遊びに行った時に、彼の彼女と三人でラーメンを食べたこともある。ティッシュ一箱を持参してカウンターに座ると彼は「この店は親子二代で食べにくる常連さんとかがいる店でねえ」とか親切に教えてくれたっけ。

 LUCYを象徴するのはプラカードにある「KEEP ON ROCKIN」という言葉だ。一回だけ秋葉原でコンドウ氏とご飯した時、彼がそれにまつわるエピソードを話してくれた。「一度バンドのドラムとギターが抜けて俺だけになった時があるんですよ。でも実はその時ワンマンが決まってた。店にはどうするのって聞かれたんだけど俺はやるって言ったんです。それからギターとドラムをサポート入れてやりましたよ、ワンマン。引き下がらない、だからキープオンロッキンなんですよ。」これを話してた時の彼は大変自信に満ちた表情をしていてかっこ良かったな。アタシは唐揚げを食べながら、自分がファンやってる男の子を目の前にして緊張しながら「ああ、バンドって人生なんだな。」と思ったさ。

企画を受けてくれる時に彼は言った「俺たちこのイベントの数日前もライブでお客呼べないかもですがそれでもいいですか?」と。いいの、問題はそこじゃない、とにかくアタシのサバイヴというコンセプトにキープオンロッキンという色をくれ。アタシはそれが欲しいのだ。そして、音楽でつながるとか集客の仕方とかヒントをくれたアナタをアタシの身内みたいな人に見て欲しいのです。前座はアタシがやりますから、というわけでアタシはなんの迷いもなく、企画者はトリという概念をぶっ潰すことができたのです。アタシの思い入れがプラスかどうかは分かんない、でもアタシは思う。すべての企画事は愛で出来てりゃいいのにとね。

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2008年8月14日 (木)

8/16(土)インスピレーションバンド解説④カゲロウ

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カゲロウ(リンクはHPに接続)

佐々木瑠、愛称るっぱ、彼がやっている数多くのバンドの中でアタシが何故カゲロウを好きなのか?感覚以上に明確な答えが出せないでいる。でも強引に出すとしたらやっぱり、独特の許し合った感じなんだろうと思う。お互いがマイペース。結束がどうとか、突き進んでこうとか、そういうんじゃなくて、彼らには「待つ」という余裕がある。だけどものすごく黒光りで気持ちがいい。この恰好のよさを何と表現すればいいのだろう?しいて言うならバットモービル?うちのヤスラギの統括が言っていた。「僕はバットマンが好きなんだよ。金持ちだけど正義な味方のところが。」ダークヒーローみたいなのに余裕、そんな感じか?メンバーの一人が留学という選択をした時に、代りを探さなきゃでも解散でもなく「じゃあ待とうか?」という選択肢を取る余裕。深く話したことがないのに何か安心する人たち。それは彼らが彼らのマイペースを尊重しあってると同時に、自分のテリトリーを知っている集団だからだと思う。

アタシはベースの白水さんが水じゃなくてコーラを飲むところが好きだ。いきなりはっちゃけるナオさんのキーボードに自己を投影して、ドラムの鈴木君をカメラにおさめられないことにやきもきする。で、視点がるっぱに戻る。るっぱ君はサックスをもって中央に立つと急に色気立つ。斜め45度に傾きながら不敵な笑みをする。それを見つけた時にアタシはああ今夜も畜生と思う。計算しやがって今畜生、みたいな。いやたぶん、るっぱは計算なんかしていない。アタシは彼が自分のなんたるかをよく知っている感じに嫌悪したくなるのだ。ほっぺたをつねる位のカワイイタイプの同族嫌悪。自分の外見がフェミニンなのを彼は知っている。でもって好きなものや行動生理がストレートに男らしいのも彼は知っている。イベントや企画に顔を出しても「満足したら即帰るから」という言葉どおりにいつの間にかいなくなる。でも時々ふらっと連絡がくる。でもってアタシは彼によく観察されていると思う。それはブログを毎日読んでるとかそういう類じゃなくて、どんな人間でどんな行動で、どの辺が自分と似ててどの辺があってないのか、たぶんその辺を。ものすごく近しいわけでもないのに、かといってなんかのきっかけで疎遠になるなんてこともないとわかるそんな男。以外にも音楽でガチに絡むのはこれが最初なんだなあ。

あ、なんかわかったよ、カゲロウのカッコよさ、余裕というのは男の美学だったじゃん?つまりカゲロウの格好よさは個々人の余裕から滲みだすダンディズムのグルーヴなんだな。インストゥメンタルダンディズム。そして存分にクール。こんなバンドを19時台からみられるなんて、贅沢なことをするよなあ、アタシ。

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2008年8月13日 (水)

8/16(土)インスピレーションバンド解説③ロザンナ

動画掲載ロザンナ許可済み

ロザンナ(リンクはHP接続)

「俺、最近特に思うんです、バンドという存在自体がそもそも片思いなのではないかと。」電話口で阿野さんはそう言った。面白いこというなあ、とアタシはずるずると展示する予定の版画を引っ張り出してそう思った。もうずっと片思いをしている、「片思い」を標榜するこのバンドに。そのバンド、名前はロザンナ。

 四月にいこちのミナトさんに観るべきバンドとして挙げてもらった中にあったこのバンドはずっとそれから気になる存在としてアタシの中にあり続けた。まるで桜の花さんを誘った時みたいだった。アタシの中の必然が動いている、声をかけなくちゃ。アタシは企画にバンドを誘うときは一度ライブを観てからと決めている。しかし、彼らのライブの日は常にアタシの鑑定日かライブの日。観られない!!仕方ないからyoutubeで検索して動画をたどって「運命」に出会った。もう駄目だった。なんだこの熱量は!!動画なのに画面から気が押し出してくる。とまらない感情がアタシの心を動かす。生でみたら相当やばいのは確実だ。アタシは賭けに出た。連絡先が分かんないからダメもとでメールを書いた。そして知るまでのいきさつを正直に書いて出演オファーをした。OKの返事にアタシは奇跡だと思った。でも思いは募る。

 観られなくても彼らを知りたい、どういう人がこの音を出しているのかそれだけはレビューとして伝えたい。電話で話したい、と伝えて何度かコールしたがかけ直す阿野さんもすれ違い。でもやっと捕まえた。「あ、どーもっ!!」最初から親しげなあんちゃんみたいなテンションにアタシはてんぱってしまい「ひょ、ひょっとして阿野さんですか?」と聞いてしまった。自分で電話しといてひょっとしてという挨拶はない。アタシはもう最初から恥ずかしかった。そして、いろんな話を聞いた。バンド結成のいきさつ、名前のいきさつ、サマソニ出演のこと、そして彼らのキーワードである「片思い」という言葉。そして冒頭の言葉にいきつくのだ。

 「お客さんはね、僕らのこと知らない状態で観るけど、僕たちはそこに伝わってほしいと思って出るわけで。」「でも、愛されてもそれが自分の思ってる形とは限らないんだよね、好き同士だけどすれ違ったりするよねえ。」アタシはつい熱くなって敬語を失ってしまった。そもそも同い年だけど、アタシはノーブルに行きたかったのにさあ。気がつくと電話が終わるころにはアタシのほうがしゃべった量が多かったかも。阿野さんは気さくだったけど、同時に聞き上手な人でもあった。彼らがサマソニ大阪のオープニングアクトをやった時の話になった時、アタシは「日のあたる明るい会場で歌うことに戸惑いはないの?」と聞いた。彼はこう答えた「よくわかんないねえ、だってステージに立つと頭ン中って真っ白になるんですよ。」鑑定するとき、芸名がカタカナの人は計算なしで客にぶつかる傾向がある。こういうとき見るのは、「何が彼らをそう突き動かすのか」に限る。アタシはそれをMCブースからしっかり見届けようと思う。そしてたぶん、アタシの片思いはもっと激しく募るんだろうなあ。切ないぜ。

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カレー配布嬢の真生ちゃんから写メが届いた。

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当日はこんな感じかタンクトップだというので、
か、風邪をひかないでね!!と言いました。

う~でも早くみたいぞ!!

ちなみに他のラウンドガール姿の写真などは
彼女のブログをみてくれ!!

彼女が幼稚園のころからアタシは知ってるんだけど、
10年以上たって彼女がアタシの展示に来てくれた時に
その豊満な胸、いや、バディにアタシとジョニー(元彼)は釘づけ
控え目でのりぴーグッツが好きだった彼女はモデルになっていたのだ。

でもその後、いったん活動を止めて
最近復帰して去年の誕生日に展示に来てくれた時
彼女がモデル活動を再開したいきさつを話してくれた。

「一回、モデルやめたときに復帰はもうできないかと思ったんだけど
やっぱりやりたいと思ったのね。
それに一回やめたことで気も楽で挑戦しやすかった。」

「なんで?」

「だってダメって言われても納得いくじゃん」

その「納得いくじゃん」に彼女はいい女になったなあと思ったのでした。
ダメでもともとだからチャレンジできることってあるんだよね。
つたわるだろーか、このニュアンス?

しかし彼女はこうして復帰してる以上ダメではなかったわけで。

アタシはさ、人間性を信じてるんだ。
アタシが彼女にカレー配布って一度の手渡し係を依頼したのはさ
ポジティブなバイブス(窪塚君用語)ってやつを
最後にトッピングしてほしかったからさ。

ついでに女子はそのプロポーションを保つコツとか
谷間の作り方とかボディケアとかの仕方を聞いてみてはどうだろうか?
いい子なんだ、気さくに答えてくれるよ。

野郎は.....セクハラした日にゃ
右のエルボーを代わりにアタシがいれて差し上げます。
でも見とれるのは構わんし写真もOKだよ。

バンドさんにも写真OKか聞いてみます。
少なくともアタシはOKなんで撮ってください(笑)



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2008年8月12日 (火)

8/16インスピレーションバンド解説②sexrex

動画セックスレックス掲載許可済み
PV「成り上がりの情熱」

sexrex(リンクはHPへ)


「彩さん、彩さん、見て見て、タケチヨー。」そうやって彼女はお気に入りのパンダのぬいさんを紹介してくれた。荒張リカ、ボーカルオブセックスレックス。隣でタクさんが「抱いてみー?動くんだよ~。」とまったりとした調子でしゃべる。オガワタク、ピアノオブセックスレックス。全く、このほわほわした二人がセックスという言葉を冠したこの凶暴なバンドをやっているのだから不可解だ。劇場型激情系ロックンロールバンド、アタシはこのバンドを観るたびにそう思う。そしてyuiebluesというユニットの主導権がリカさんなのに対してこのsexrexはタクさんのバンドだとアタシは思っている。グルーヴが崩壊するぎりぎりまで高まっていくバンドのテンションを舞台左端でピアノを弾きながらタクさんはちらちらとメンバーを確認しながら眼で抑えている。そのうねりの整え方はある意味でどこか波のようでもあり、フーガのようだ。大学で専門的に音楽を学び、リカさんが最大の信頼をよせる彼の絶対音感。彼が調子悪いとバンドのパワーも落ち、彼が絶好調だと魔物に化ける。そしてそのパワーをリカさんが白い手袋をつけた手で会場ごと大きく混ぜ合わせていく。アタシはそんなすべてをニヤニヤしながら観ている。

 そしてこのバンドの最大の特徴だとアタシが思うのは、このバンドの客の引き込み方である。セックスレックスが始まるとアタシは右のこめかみあたりがちりちり痛い。強靭な磁場で引っ張られるような雰囲気。そして独特の違和感。アタシはライブの途中でクラウドのドラム缶の端を無意識に掴んでいた自分でその違和感に気づいた。このバンド、ブラックホール。バンドのセオリーはステージに上がっている数人が一気に音を奏でて起こすエネルギーの熱に押されて客がノルのだけど、このバンドの場合は逆で客をステージの側に引っ張り込んでいくのだ。この手法はとても演劇に似ている。学生時代に演劇をやっていた彼女の過去が色濃く出ているのか、もともとの素質なのか、ステージにおけるリカさんは女優であり、女の子の欲望を体現するリアルな存在になっている。セックスという最も根源的なタブーをバンド名にしていることで彼女はより自分の欲望を無意識から解放しているように思える「アタシは欲しいの!!もっと欲しいの!!」。うーん、まさに欲しがりモンスター。だからこそステージの彼女に人は引き込まれる、何故ならすべての男は欲しがる女が好きで、女の子は自分の欲求を素直に口に出せることに永遠に憧れているからだ。このバンドに嫌悪する女なんて所詮、自分が我儘で奔放でありたい欲求に蓋をしたいだけなのさ。そして拓さんのアカデミックな基礎が実にオーケストラチックにこのバンドをまとめている。何人客演させてもいくらでも受け入れられる魅力的なグルーヴのキャパシティ。それを美意識が高いギターのもんちょくんと実はメロコア上がりのナオト君のエネルギーがよく支えている。

先日観たアリシアキーズのステージを観た時に、たぶんブラックの人たちのステージングを取り入れればこのバンドさらに化けると感じた。ゆえにジャズな香りがするんだろうなあ。演劇にジャズに、ロックの文脈に取り入れないものをどんどんぶち込んで精神的な部分で革命をおこしていけばいい。ロックなんて所詮アティチュードさ。ゆけゆけ、セックスレックス!

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8/16出演者インスピレーション解説①いこち




 

動画はいこち掲載許可済み
曲目は「さるのばんまえあだうち」

08年のベスト3に入るったら何処よ?と言われたら絶対に入れることになるバンド
「いこち」に出会ったのは新宿JAMだった。美的感覚・表現力・オリジナリティ、全てにおいて完璧だと思った。レトロでも歌謡っぽくもあり、しかしロカビリーやガレージのラインを外していないバンドのセンスに惚れ込んだ、というのもある。カバー曲が買い物ブギというのもセンスがあると思った。イブニングドレスのヴォーカルに漆黒のアイラインのタキシードのベース、の後ろから発狂系のドラムの音が耳に響く。そんな彼らを女の子たちがキラキラした目で見つめている。美術系の知り合いのハートを確実に射抜くだろうこのバンドをああ、とにかく紹介しなければならない、一人とか二人とかそんなんじゃなくて、アタシはそんな思いに駆られた。

アタシは曲に合わせてウッドベースとエレキベースを的確に使い分けるミナトさんを窓口に接し始めた。きっと彼がブレーンに違いないとアタシは勝手に踏んだのだ。彼はアタシが企画を作る上でのコンセプトの部分をきちんと拾ってくれた上で率直な意見をぶつけてくれたのが嬉しかった。最後にはフィーリングがすべてを決めるとしても、その落とし所を納得のいくところにするには対話がいるわけで、コンセプトとか構成を注視してくれる人はそれがしやすい。そしてたとえ決別するとしても対話の記憶はいいものを後に残す。4月の企画の段階では流れてしまったけれど、今回この企画に再度オファーをかけて食い下がったのは、サヴァイブという文脈でこのバンドをどうしても紹介したいと思ったからだ。

アタシはたくさんの可能性の中で自問自答して選んだようなもっと言ってしまえば業の匂いのする表現者が好きだ。アタシの単なる木版画家時代、アタシにとってロックとは喪失の美学だった。たくさんのジャンルの音楽の中でうるさいと言われるものを愛さなきゃいけなかった最後の選択をする感じがロックだった。

このバンドのヴォーカル、ちか子さんにはその匂いがする。HPで公言しているように彼女はニューハーフだ。でも、ただの女には出せない可憐さがある。彼女からは一度壊れたら簡単には戻らない危うさを含んだ繊細さがステージのふとした瞬間に垣間見える時があって、アタシはその度にこのギャップには勝てないと思うのだ。女の生理的な器はどんなにつくろっても最後には図太さが出てしまう。(でなきゃアタシは自分を「しぶとい夜の華」なんて歌わないで済んでる)そして彼女は美しい。アタシの30歳目前までの経験上、女は、女に生まれたから女なのではない。女は女たらんとして女になるのだ。そこのところを無視してただのんべんだらりと生きてる奴はメスに過ぎない。最近出た2ndのタイトルは「造花狂咲」というのだけど、彼女が自分を「造花」と言い切る、どこか突き放したように感じるまでの自己への冷徹な観察眼とそれを出来るまでの強さを得るまで、どれだけの葛藤があったのだろう?たぶんそれはアタシがどんなに理解しようとしてもできない深淵かも知れぬ。しかし、だからこそ、いこちは猛烈に格好いい。葛藤の末に選び取り形成した「らしさ」以上に存在の格好よさを出せるものはなく、自分たちを「三匹」と言い放つ自嘲的な発言は、本当に自己の尊厳を大事にしてる人間にしかできない。まるで自分たちをニガーといえるのがブラックにしか許されないように。

最近は自分がライブやりすぎで全く観にいけないでいたのでアタシはMC用のポエトリーを仕込んでニヤニヤしていこちの登場を待とうと思う。そして少しくらい話しかけられたらいいなあだってあまりに美しいものは触れる前に余裕がなくなるほどどうしても緊張してしまうのだもの。

いこち(リンク先でHPとmyspaceへ飛べます)

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ダイスケさん写真が撮れてなくてごめんなさい.....。

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2008年8月10日 (日)

SUMMER SONIC08の2日目写真集

SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
SUMMER SONIC08の2日目写真集
オイオイ…な写真もありますが、ご容赦ください。
足が棒だというのに駅大混雑。
なんとかなんないかな。

ちなみに我がフェスの出演アーティスト、
ロザンナさんはサマソニ出演経験あるんで
裏話とか聞いてみようかな。

あ、浦部兄い夫妻に会えました。
17日にアピアで二人組バンド
ORAでご出演なので宜しく。

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2008年8月 9日 (土)

SUMMER SONIC08一日目写真集

SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
SUMMER SONIC08一日目写真集
まあこんな感じでした。

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2008年8月 8日 (金)

8/16(土)六九狂FESのタイムスケジュールと開催コンセプトについて。

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アタシ明日からサマソニですが、
いよいよその一週間後に
六九狂ヴィヴィアンフェス的イベント
ASAKUSA SURVIVE CARNIVAL
が迫って参りました!!
まずはタイムスケジュールをどうぞ。

8/16(土)六九共闘宣言Vol.5
ASAKUSA SURVIVE CARNIVAL (浅草サヴァイブカーニバル)
OPEN   18:00/START 18:10
前売  ¥2000+1drinkオーダー(¥500)
当日  ¥2500+1drinkオーダー(¥500)
開催場所:浅草KURAWOOD

タイムテーブル
1) 18:10-18:25 六九狂ヴィヴィアン①
2) 18:30-19:00 THE BLACK VELVET LUCY
3)19:10-19:40 カゲロウ
4) 19:50-20:20 ロザンナ
5) 20:30-20:40 六九狂ヴィヴィアン+中島晶子(フロア)
4) 20:45-21:15 sexrex
5) 21:25-21:55 いこち

浅草クラウドカレー販売(モデルコンパニオン望月真生嬢の手渡しで)
DJ選曲は東京ハウリングレコード深野雅史!

とまあこんな感じ。

今回のイベントコンセプト
自分の「こんどうあや」時代の木版画代表作である
「Third Fever」[Fourth Fever]の木版画2作品の展示と一押しのバンド紹介をかねて
刺激的なパーティーをやりぬく、というのに尽きるのですが
今回はバンドの選択にあたってのキーワードとしてバンドから溢れる
「サヴァイブ感」というのを重視しました。

言わずもがな、この時期に行われる浅草サンバカーニバルっていうのに
ちなんでの事ですが、アタシはサンバの本質にはある意味ポジティブな
やけっぱち感があると思ってる、貧困もやるせなさも社会不安も無力さも
ぜんぶ踊りきることでゼロになる、というか空になりきる、そんな感じがするんだわ。
で、それを六九の文脈で考えた場合、やっぱりそれに通じる要素ってのは
「奏でることで生きてやる」って感覚だと思う。たくさん溢れる音楽や表現の中で
何故にしてロックなのか、そしてこれじゃなきゃいけなかったのか、という
要素を伝えきれるエッジを持ちそれを感じ切れるバンドをつなげると。
(ちなみに9/5の自分の誕生日のイベントはどっちかというと踊り狂えブギれ!
なんだけどね。)

出順構成について
この出順の構成についてはNHK紅白歌合戦を参考にしました。
第一部と二部、一部はサヴァイブガレージゾーン。
色的には黒光りのするベルベッド、
インターミッションを挟んで
第二部はクレイジーカーニバル、赤のきらびやかなスパンコールドレス
なイメージでアート的、で美的感覚に訴えて終了するようにしています。

企画者のアタシの役目は狂言回し的MCと司会進行、
つまり、一番目にアタシが出るのは司会者件オーガナイザーの
無言の自己紹介およびご挨拶というわけです。
考えてみてください、絵の展示観にいったときに
ご挨拶が最初にくるのは当たり前じゃないですか。

目的の一つとしてバンド界隈にある暗黙の了解である
企画イベントは主催者がトリをやるのが当たり前、
という常識を覆したかったというのもありますね。
企画で冠を冠している時点で相当名前は目立っているのに
さらにトリをやって目立つ必要性がどこにあるのか?と。
バンドより目立つための争いはブッキングライブで十分に楽しんでいるしね。

バンドを呼んで企画を打つ時のメインコンセプトは
企画という肩書の集客力を利用して実力あるインディペンデントバンド
をプレゼンし、少しでもメジャー中心のカルチャーシーンの傾きを変えること、
そのためにライブハウスにいく楽しみを増やし、同時に版画を飾ることで
アート系の友人たちを巻き込んでジャンルの交流を促進させて流れを作る事
です。
そのために徹底して流れ重視のオーガナイザーのポジションに徹すると。
とはいえ合計出演時間はほかのバンドと対して変わらないのですがね(笑)。

あと、大変残念なことではあるのですが
4/16に初めてバンドと企画をやった時に女の弾き語りは舐められる
というのを痛感したんですね。その潜入感を客は疑わない。
その日は迷った末にトリをやったのですが客層が完全に分かれたんですよ。
一応オーガナイザーとしてここまでの集客を受付に確認した道がてら、
バーラウンジにたまる最初から見る気もなくたまってる人の数の多さは
本気で悔しかったし、同時にアタシのお客さんはアタシを観に来て
しまっているので他のバンドにほとんど興味を示さない。
グレッチの扱いに手間取っていたのもあって、すごく内輪ウケ感に溢れてしまいました。

だから、そうじゃない、最初から見てほしいのだ、という意図を伝えるには
どうしても現状今は出順をいじるしかないという現実もあるのです。

でもその日からアタシはさらに企画を推敲し、案を練り、
実力をつけるためにライブ本数をこなし、ミチロウさんの前座を果たし
流れを計算して四か月、今回は絶対の自信があります
カートやジャニスやピストルズやその辺の伝説を
リアルタイムで見られなかったことを悔やむあなたが
2000円でリアルな現在進行形の伝説に触れられるチャンスを無視しようってのかい?
こないのはホント、あなたの罪だ。

前売り予約は
コメント欄、Mixiのヴィヴィアン★ミトラ、メール送信からのメッセージまたは
口頭にてご予約ください。

前宣伝通り、ご予約いただいた方で以下のライブ及びイベントに来ていた&
出演していた&関係者だった方には六九狂ヴィヴィアンオリジナルタオルを
プレゼントしますよ。
Dscf0660

7/19(土)KC企画 西荻SWAMP
7/21
(月祝)渋谷APIA 
7/23(水)高円寺20000V
7/27
(日)365℃ fuu企画
8/2(土)東京フラワーズ展示クロージングイベント   
       新宿ゴールデン街tomorrow
8/3
(日)六九狂オープンマイク「夢でなく今を語れ」第三夜

8/6(水)渋谷サイクロン 弾き語りイベント「ロック座談会」

どうか皆様、宜しくお願いします☆

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不定期企画@あいこのドキドキ楽屋訪問

Dscf0996
撮影:あいこ@マグダラのこざる0806

この企画は出演者でもない限り入りづらい楽屋に皆さんの代表として
かなりの頻度でライブにきてくれる唯一のお客あいこさんをぶち込んで
感想などを聞こうという不定期企画です。

実はサイクロンの開場待ちの間に思いつき、
そのご13階段を歌いきった余韻ですっかり忘れて
彼女の見送り中におもいだして提案するという失礼ぶり。

ではどうぞ。

ヴィ「あいこさん、という訳で楽屋にどうぞ」
あ「はい.....って、あ、あの、どうすればいいですか?(終電近くて焦ってる)」

ヴィ「あ、とりあえずここステージ入口だから」
あ「ほう」

あ「髪下ろしたほうがいいですかね!?(←ケッコウノリノリ)」
ヴィ「好きにして好きに!!」

(サイクロンのスタッフが打ち上げ乾杯待ちで呼びにくるがミナイフリ)

Dscf1019

ヴィ「も、もう一枚いこうか!」
あ「え、はいじゃあどこに...」

(さらにスタッフが呼びにくる)
ヴぃ「あ、すいません、すいません、これ撮ったら行くんで!とったら行くんで!!」
ヴぃ「あいこさん!撮るよ!顔はっ!!写って平気!?それともNG!?」
   (↑かなり焦っている)

あ「あのっ!かっ顔はない方向でっ!!(焦りが伝染)」

ヴぃ「じゃあ!じゃあ、あのっ!顔はこうやって隠してっ!!いくよっ!!」

........パシャッ!!
Dscf1020

はからずも........
投稿画像風味に........


ごめんね....あいこさん

その後あいこさんは猛ダッシュで渋谷駅へ。
楽屋の感想が聞けずにおわりました。

とまあ、こんな感じで時々やりますんでよろしくお願いします。

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2008年8月 7日 (木)

結局ライヴなんか思い通りになればいいだけの話。

結局ライヴなんか思い通りになればいいだけの話。
昨日の初サイクロンは熱かったなあ。

結局いいかなーと思いやっちゃいました

13階段。

だってさー
まわりが恋愛の歌ばかりだからさー
いいかなって思ったんだよ―


まあ
なむあみだぶつの連呼に
会場凍り付いてました。

アタシはラストで
客に拍手を求めるMCをすんだけど
ノーリアクションだもんなー。

終わったあと
あいこちゃんに嬉々としてその事を語りました。


で、アタシなりにその心情を分析したところ


熱狂も引かせるのも
結局のところ

セットリストの段階で
見た目八割の人間が
想定した反応をすれば
アタシ的には満足なんだと気付きました。

しかしこの日
純真な目をした共演者さんと
玄人級のPAさんに誉められました。


ハートがピュアな人と
コアな音楽ファンとか
音楽関係者とかの
やたら音楽知ってきた系には
相変わらず人気です。


まあ、
まわりに誉められなきゃ
アイデンティティを保てない
心の弱い人か
ひたすら金のほしい人間が行けばいいじゃね?
ジャパニーズメジャーなんて。

もう30だぜ?
それに二年も音楽やってりゃ
自分の価値くらい自分でわかるわ。

写真は先日ラーメンスープに見つけた愛の奇跡。

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2008年8月 6日 (水)

ちょっとだけ不可解な舞のはなし。

ちょっとだけ不可解な舞のはなし。
今夜の渋谷サイクロンの出順は
五番目20:10―20:30
でございます。
宜しくお願いします。

ちなみにここ数回のライヴなどで
アタシが扇子を持って不可解な動きをするのに
気付いた人がいるかもですが


あれは場の調整のためです。


どうもライヴ中に降りてくるものの負荷に耐えられず
弦がぶちきれるらしくて。
同僚の先生と待機中に協議の末
舞を試すことになり
調子がよいので続けています。


ブログ読んでないお友達には
ヴィヴィアンは盆踊りにハマッているらしいと
ご説明ください。


あなたとアタシの内緒ね☆

リハは順調に
僕私の歌届け的な雰囲気ですすんでいます。


持ち時間都合で新曲の
13階段を試せないのが非常に残念です。

今夜もテーマは世界の終わりとロストラブ。
愛さない奴は全部敵的な世界観を貫いて
除霊のかぎりを尽くす事を誓います。


今夜も不可解な理由でリハで弦が切れました。
今夜もきっとなんかいます!

どうせ今世紀中にアタシの世界観を理解なんか出来まい。


集客より伝説、

今夜も演るぜ!

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久々にプリクラ。

久々にプリクラ。
桑沢卒ミズホちゃんの
撮影モデルの際に
プリクラを撮りました。
ますますの進化ぶりにびっくり。

今日はこれから渋谷サイクロンのライヴです。

しかし
夏バテしてて
日記書くどころじゃないのが
悲しいところ。
まさに太陽は俺の敵。

この画像で元気おすそわけ。

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2008年8月 4日 (月)

六九狂ヴィヴィアン8月ライブスケジュール

Dscf0616
暑い日がつづきますね。

今月もライブ予定残り7本!
8/16はヴィヴィアン初の夏フェス企画です。
是非遊びにいらしてくださいね!
とりあえず暫定的な情報だけのっけてあとで修正します。

8/6(水)渋谷サイクロン
Open 18:00 / Start 18:30/Adv \1800 / Door \2100 (+1D)
"ロックンロール座談会"
■出演 / TAKETO(Half-Life) / 阿部ゆう / 前田シンヤ(ex.Buzz
Clip) +
和華(ex.処女ライダース) / アツヤキブルー / IPPONDO / Bals
1/2 /
六九狂ヴィヴィアン / 他

8/16(土)浅草KURAWOOD アタシの自主企画
Open/Start 18:00/Adv \2000 / Door \2500 (+1D)
「浅草サバイヴカーニバル」
出演/いこち/sexrex/ロザンナ/カゲロウ/THE BLACK
VELVET LUCY/
六九狂ヴィヴィアン/中島晶子(コンテンポラリーダンサー)/DJ
深野雅史(東京ハウリングレコード)
カレー(浅草KURAWOOD)!!配布嬢は望月真生!!
そしてアタシは版画も出すぜ!!

8/18(月)高円寺20000V
Open 18:00 / Start 18:30/Adv \1300 / Door \1600 (+1D)
大平の虎/六九狂ヴィヴィアン/and more...

8/20(水)中野moonstep
OPEN 18:30/START 19:00/adv\ 1.200/door ¥1.500 +1D
The
うんこ/六九狂ヴィヴィアン/成田雅樹/空風ビュービューetc...

8/22(金)渋谷APIA アタシはエレキ
Open 18:50 / Start 18:50/Adv \1500 / Door \1700 (+1D)
Plugged Night Vol.2 ~増殖する自己の不協和音~
土田浩司(vo,eg)/黒坂正二郎(vo,eg)/六九狂ヴィヴィアン(vo,g)/
てらし優一郎(vo,g)/金城かおり(vo,b,oke)

8/24(日)下北沢シェルター 昼間のオーディションライブ
OPEN 12:30 / START 13:00/ADV.¥1,200 / DOOR¥1,500
六九狂ヴィヴィアン / STATIC CULTURE / ゲノム&珈琲writer

8/31(日)阿佐ヶ谷oil city オグリ昌也企画
Start18:30~/¥1000
Asagaya Juke Joint!! vol.2
オグリ昌也/高哲典/六九狂ヴィヴィアン/渡辺雅弘

八月も企画以降一日置きツアーです。
この勢いを維持して8/24のシェルターのオーディションライブ
に受かろうと思います!よろしくお願いします!!

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第三夜終了!

第三夜終了!
アタシ的には今夜もサプライズな夜でした。

しかし客の反応をつかめず終わり
若干の不安。

皆さん楽しかったかしら。


アタシは毎晩そこばっか反省してます。

明日はゴシックな服でフォトセッションに出かけて来ます。


ドキドキ。


サマソニも目前だし♪

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2008年8月 3日 (日)

いやいやいや、ゴールデン街

Dscf0648
東京フラワーズの展示クロージングレセプション
超楽しかったです。

お客さん(というか展示してた皆さん)のアンコールに二人で
応えまくった結果、今日は昼まで寝てました。

写真はアンコールに応えすぎてテンションが上がりすぎた
ONさんが窓を開けて道端に叫んでしまい、隣のビルのマダムが
窓を開けてしまったのをみんなで指さして興奮している映像です。

いや~、いいねえ。
オーディエンスが少なくても盛り上がればイベントは成功なのよ。

これからユメイマに出かけて
明日か明後日にはライブスケジュールUPします。
とりあえず8/6サイクロンだから。
そして8/16の企画の紹介もしつつ
カルチャーをつなげるための覚書をちょくちょく書いていきますね。

お楽しみに☆

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2008年8月 1日 (金)

六九狂オープンマイク「夢よりも今を語れ」第三夜プログラム決定!

ユメイマ開催まであと少し!
参加者が確定し出順および当日の流れが
決まりましたのでご覧ください。
今回は通常より10分繰り上げてスタートします。
まあ、いつもどおり来てもぶっちゃけアタシの新曲がきけない
というだけなんだけれども(笑)

場に慣れたい方、椅子に座ってパフォーマンスを
観たい方等は19時にはご来場されることをお勧めします。

以下敬称略
開場19:00 開演19:20
▲ヴィヴィアンオープニングパフォーマンス

Dscf0455_2 
今回披露しようとしている新曲は今回参加のどのメンズよりも
最高に不吉かつ深刻でキャッチーな一人サイコビリーです。
お楽しみに。

以降、青線部分は参加者のリンクあり。

1.ハシヅメツトム
西荻窪にある呑み屋さん?三人灯の料理人でありながら
チェイサーというバンド?のボーカルギターで活動してたツトムさんは
ミッシェル党でもありまして、とにかく声がいい。希望を語る切ない
歌詞世界がこの日の幕開けにぴったりです。ただ、仕込みのために
最後までいられない可能性が高いのでイベントに誘うならお楽しみに☆

2.ぐっさん(朗読)

Dscf9712
前回飛び入り参加のぐっさん☆が自作の作品を携え
朗読で参加です。真摯な読みは問いかけとなりあなたに
どう響くのでしょうか?耳をすませましょう。

3.稼農慧

Dscf8780
秋には日本脱出して帰ってこなくなっちゃうかもしんない未完の大器
カノーケイ二度目の参加です。リンクは楽曲の聴けるmyspaceに
しましたのでご視聴あれ。先日彼イチオシのportraitsというバンドを
観たんだけどNYの香りする稀有なバンドだったよ。
死ぬほどのセンスの良さがうらやましいぜ(笑)

4.十条フォークジャンボリー 

Dscf5845
彼の歌を聴くのは久しぶりだなあと思います。吠える熱唱といえば
アタシの中では竹原さんと彼なんだなあ。今回参加するとメール
貰って嬉しかった人の一人。行き交う人波に流されない声に耳を傾けましょう。

▲絵心ゲスト:リタ・ジェイさん朗読
過去日記参照!
 

10分休憩

▲ゲストun-sight-colors(20:40-21:00予定)
過去日記参照!

5.三橋隆介(鍵盤弾き語り)

Dscf0420
ユメイマ初、鍵盤弾き語りの登場です。先日のAPIAで共演した彼は
バンドもやっているようですが、即興に挑戦したりとっつきやすい
キャラながら意欲的だなあと思います。個人的には彼のピュアな感じが
たまらん(笑)

6.どぶねずみ男(朗読)

Dscf0400
ユメイマでひそかなファンを増やしつつあるどぶさま。
アタシのライブ会場でも話しかけられている姿をよく見かけます。
今回はどんなネタでアタシを泣くまで笑わせてくれるのか!?
楽しみです。

7.高哲典(右側の赤いエレキのミュージシャン)

Dscf9843
8/31のオグリ昌也くんの阿佐ヶ谷企画で共演する高さんが
フライングで?出てくれることが決まりました。オグリ君が
「ヴィヴィアンさん、高さんデラ
やばいっす、まじやばいっす!」
と言ってるんだから間違いないはずです。うふふ。

8.足立クラシック(リンクはKABUKI町スターコンテストライブ動画)
Dscf0412
「音楽で一発当てて風俗に通いまくるのが僕の夢」というステージトークが
強烈なインパクト。できたらバンドがやりたくてフランスに渡航するのも夢。
トータス松本と野村萬斎を足して二で割った存在感と歌。彼のステージを
楽しそうに見てるお客さんをみてると、「真剣に音楽やりすぎてる奴はつまらん」
といっていたとある箱のオーナーの言葉を思い出します。なんか、わかる。

10分休憩

9.深野雅史(22時~)

Dscf0314
9/6に浅草クラウドにてバンド東京ハウリングレコードのレコ発
スペシャルライブ(ZOOT16の渡辺俊美さんも出る)を控えた深野君が、
路上ライブの熱気のままに参加です。
今夜はカバー曲なのか、それとも自作か?そしてクラウドのBMである
彼からライブの誘いが来たりして....どんなマジカルが起こるのやら!

 

10.松島英生

Dscf9734
急遽8/1新宿スモーキンブギでライブが決まったエイセイさんです。
ギターの五弦ブッチギル熱唱に太巻き提供の鶴くんが両手をあげて
喜んでた姿が鮮烈に残っています。引き込まれ、弾きこまれるのだ観衆よ!

11.佐伯憲陽(朗読)

Dscf9726
今回も北海道ツアーの調整がつき、参加してくれることになりました。
前回の朗読はアタシの中でストラマーがリチャード・ヘルになった瞬間でした。
声が殺人的にいい。そこにリリックがのれば最高であります。相変わらず必見。

12.熊倉功二+?

Dscf0530
おなじみのブッキングマネージャー熊倉功二!
前回は食べ食べ怪獣まりごんさんを加えてのパフォーマンスでしたが
今回もファミリーの飛び入りがあるのでしょうか!?〆はまかせたぜ!

ゲスト賞発表
ヴィヴィアンクロージングパフォーマンス
(時間によってはあいさつのみ)
終了(23時予定)

参加費(500円)は入り口にてマスターに
1ドリンクオーダーと共にお支払いください。

★会場は激狭なもんで円滑な進行のためにこちらで準備した
ギターをなるべくご使用いただけますようにお願いします。


皆さんのパフォーマンス時間は最長10分です。
一人2曲以内、詩は3編まで。
10分以内であれば短く終わっても構いませんし
詩と曲の併用も時間内であれば可能です。
飛び入りは弦が切れた!等のアクシデント時に受け付けます。

告知等あればしてもいいし、休憩時間に
音源の配布やチラシの配布などガンガンどうぞ!
なお、到着が遅れて出順に間に合わなかった場合
会の進行上容赦なく飛ばして最後に回りますので
ご了承ください。と、いうわけで出順早まる場合
ございます、目当ての人の10分前後早めに来るよう御配慮ください。

みなさまのご来場こころよりお待ち申し上げております!

Asiancafe

アジアンカフェ(東急東横線 学芸大学駅徒歩3分)
Tel:03-3712-9993
東京都目黒区鷹番3-7-4 レッドイン丸花2F

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御タオル完成。

御タオル完成。
彫り残しの再現が困難でしたが
完成しました。

8/16(土)のイベントでお配りします。
ご予約お待ちしていますぜ。


で、九月のライヴも既に6本決定という状況で
アタシ決めました。


今後はアタシの企画より
面白くないブッキングライヴには
出ません。

何らかの意味を感じたら別ですけどね。

暇になったら絵でも描きます。


てかそんなんで身体もつかなあ(笑)
まあ、なんとかなるよ。

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