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2008年8月15日 (金)

8/16(土)インスピレーションバンド解説⑤BLACK VELVET LUCY

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BLACK VELVET LUCY(リンクはHP)

 どのシーンにもインデックス的な役割を持つ人間っているのはいる。交友関係にこいつがいれば間違いない、とか、こいつがイイというものには外れがない、とか。アタシにはとりあえず二人、一人は
12月のイベントに出てくれたカノウケイ。もう一人がここのリーダーことベースルーシー、近藤祐一郎。カルト映画とロックをサブカルをこよなく愛する若者である。BLACK VELVET LUCYはアタシが音楽始めて最初にファンになったバンドで、たしかその日に物販のCDを買ってサインをもらった。デカめのサングラスに雪駄履き、センスのいいTシャツを着て社交的なコンドウ氏はすでにやたら目立っていた。この時ギターボーカルは男の子だった。アタシはファンっていうのは一歩下がってついていくもんだと思っていて、つい最近まで、いや最近でも殆ど彼に自分のライブ告知を送ったことはない、というくらいファンなのだ。でもいつか企画によべたらいいなあと思っていた。LUCYの魅力は何か、それはものすごくよく動くバンドでなお且つ曲がキャッチーなこと。でもラモーンズ系ではない、ガレージな感じ。チェルシーは名曲だ。白いカールコードを絡ませてステージを暴れまわる美学を知っている彼らのステージは終わった後に気持ちがすっきりする。

 ボーカルがミキちゃんに代わってから数カ月たった後、池袋admで共演することになり久々にステージを観たのだけど、真っ赤なレスポールにワンピースの彼女が爆音に負けまいと頑張る姿に、可憐さとか健気さとか、他のバンドでは出せないカラーが元々どっか切ない感じのキラーチューンとあいまってちょっと新しい色がではじめていた。そして最近ドラムのジュンドッグもよく笑うなあと思う。ジュンドッグはランブレッタってバイクに乗ってて、おたくな位?モッズなファッションが好きだ。そしてとても義理堅くてあったかい。彼の地元に電車に乗り継いで遊びに行った時に、彼の彼女と三人でラーメンを食べたこともある。ティッシュ一箱を持参してカウンターに座ると彼は「この店は親子二代で食べにくる常連さんとかがいる店でねえ」とか親切に教えてくれたっけ。

 LUCYを象徴するのはプラカードにある「KEEP ON ROCKIN」という言葉だ。一回だけ秋葉原でコンドウ氏とご飯した時、彼がそれにまつわるエピソードを話してくれた。「一度バンドのドラムとギターが抜けて俺だけになった時があるんですよ。でも実はその時ワンマンが決まってた。店にはどうするのって聞かれたんだけど俺はやるって言ったんです。それからギターとドラムをサポート入れてやりましたよ、ワンマン。引き下がらない、だからキープオンロッキンなんですよ。」これを話してた時の彼は大変自信に満ちた表情をしていてかっこ良かったな。アタシは唐揚げを食べながら、自分がファンやってる男の子を目の前にして緊張しながら「ああ、バンドって人生なんだな。」と思ったさ。

企画を受けてくれる時に彼は言った「俺たちこのイベントの数日前もライブでお客呼べないかもですがそれでもいいですか?」と。いいの、問題はそこじゃない、とにかくアタシのサバイヴというコンセプトにキープオンロッキンという色をくれ。アタシはそれが欲しいのだ。そして、音楽でつながるとか集客の仕方とかヒントをくれたアナタをアタシの身内みたいな人に見て欲しいのです。前座はアタシがやりますから、というわけでアタシはなんの迷いもなく、企画者はトリという概念をぶっ潰すことができたのです。アタシの思い入れがプラスかどうかは分かんない、でもアタシは思う。すべての企画事は愛で出来てりゃいいのにとね。

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