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2008年6月13日 (金)

火がついた欲望はとまらない。(ロフト後記)

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新宿ロフト楽屋裏。The OBViOUSさんとTeenage..のベースさん顔
邪魔しちゃったすいません。

ちなみに今夜は下北沢ロフトで40分ステージします。

 「またブッキングにお誘いしてもいいですか?」と言われたとき、アタシはやっとほっとした。そしてよっしゃと思った。これで本当に認められた、と思えたのだ。新宿ロフトに認められた。遅くても秋には(アタシの予想は
10月)またこのステージに立つだろう。

 リハのドリンク飲み放題から興奮気味だったアタシは結果的に最後まで新宿ロフトを楽しんだ。音響がまずよかった。アタシはリハをもって急遽二曲を差し替えた。ここの音なら出せると確信できるものがあった。共演者がよかった。自分のステージを降りて共演者の音を聞いてたけど、心の声が聞こえてくるみたいだった。「だってロフトだよ?ここはロフトなんだよ?」前にフジロックのスタッフをやりにいった友達の言葉を思い出した。「彩さん、なんといっても一番楽しそうなのは出演者でしたよ。」そうなのだ、そういうものなのだ。皆楽しそうだった。楽屋は共演者同士の今日で何回目ですか?なんて話題で盛り上がった。ポジティブな人間しか上がれない楽園がここにはある。だってロフトだよ?だってクワトロだよ?リキッドルームだよ?フジロックだよ?ライジングサンだよ?こうやって階段をあがることを楽しめる人間にしか開かれない扉がある。出演する意味がわからない?それは君が出てないからだ。出れば意味なんてものは見つかる。

アタシは知ってしまった。アタシの客が誇らしげにステージを見上げる姿や、いつも来てくれている子が他のバンドのファンの子と仲良くなったりしてる姿とか、気負いなくできる共演者さんとのおしゃべりとか、この箱でやったからこそ起こるマジックの数々、壁にぎっしりと貼られた有名なバンドのセットリスト表とかPASSの山が支える歴史と思いが放つ独特な空気。そういうものの頂点に当たり前のように30分のステージがあった。

 横に常に待機するスタッフさんの存在に驚きと高揚を感じながら、ちょっと客席と離れたステージにあがる。もう直前からうずうずしてしょうがなかった。そしてどの箱よりもここは呼吸がしやすいと思った。いるべき場所にいる、そう思った。ステージを見てる客が引き返さない。まっすぐに自分をみてることにうんうんと頷いた。実は結構派手に間違えたが、ひるむ気持ちは全くうまれなかった。皆アタシの闘気を見てるんであって、数回の間違いで何かが壊れるわけがねえじゃん、という傲慢な自信が最後までアタシをひっぱり続けた。うすうす気づいていたが、アタシはやはりサイヤ人だ。共演者がすごかったり、場所がよかったりすると本当にポジティブに熱くなる。ドラゴンボールをみながらいちいち「オラ強い奴見るとワクワクする」と言っていた孫悟空をずっと「あいつ絶対頭がおかしい」と思っていたがアタシは奴を笑えない。共演者さんが「音源ないの?」と聞いてくれたのもうれしかったな。ブログ読んでから話してみたいと思ってたと言って話しかけてくれたり、てかアホみたいなライブ行脚のおかげで、アタシは自分の名前が実は結構知られているらしいことを知った。版画家の経歴に負けないだけの活動ができてることに自信がついた。

花園神社に行った時に御上は言った「お前はロフトで火がつくよ。」誰かにスカウトでもされるのかと思ってたが違った。火がついたのはアタシの闘争心と欲望と欲情だった。この快楽を得られるならアタシはライブの本数を削ってもいい、もっと働いてもいい、だってもっと上のハコならもっといい経験ができるはずだもの。今のままでいいなんて馬鹿だ、もっともっともっと家に帰ってシェルターとかリキッドルームとか色々調べた。次はシェルターに音源を持っていこうと決めた。次は必ずシェルターでやる。とりあえずはミチロウさんとの2マンそして企画だ。






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コメント

お~痛快だね!行け~、ヴィヴィアン!行けるとこまで行ってしまえ!臆病者共のうるせえ批判や意見なんか蹴っ飛ばせ!グランドラインを目指すんだ(^o^)V!
今度観に行きます。
さあ、俺も頑張らねえと…。

投稿: 浦邉力 | 2008年6月13日 (金) 16時33分

ウラベあにい>もう痛快でしたよ。浦部さんのあたふたの文章も思い出したし。今日勢いでシェルターにも音源出してきました。アタシはロックに邁進します。

投稿: ヴィヴィアン | 2008年6月14日 (土) 00時18分

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