夏祭浪花鑑を絶賛する。
ふと思うところがありまして
文化村のコクーン歌舞伎
夏祭浪花鑑を母を誘って観てきました。
当日券待ちの列で母が着くまで
隣の女性をリップサービスで笑わせて30分、
結局取れたのは立ち見券で
言われなき虐げられ感におそわれたのも束の間、
実は3500円でこんだけの臨場感なんて超オトクじゃん!
と会場入ってすぐ盛り上がってしまいました。
感動したのよ!!!
串田氏の演出によるこのコクーン歌舞伎は
中村勘三郎という絶対的なステイタスをもちながらもとどまらない才能をもって
何処よりも生でリアリティと
熱狂を生む舞台を形成してました。
ラストの演出で客は総立ち、
月曜日の公演で三回のカーテンコール。
最後に客席を練り歩いて握手する演者の姿に
いにしへの歌舞伎小屋のリアリティを感じて泣きそうになりました。
アタシはもっと芸術に触れなきゃいけない。
今までは
良いものに刺激を受けたい、ただそれだけだった。
これからは
アタシと同じバトルと孤独、
いや
アタシより数百倍激しい摩擦に折れない魂に
勇気とか元気をもらうために
会いにいかなきゃ駄目だ
と思いました。
マジ最高◎
6/29まで開催です。
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