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2008年5月30日 (金)

狂人寸前日記総括(後編)

Dscf9638

 アタシはいったん感情に蓋をして分析ができる故にその体験を詩に生かしたり相談にのったりできるわけですが、その代償として自分の感情を自覚するのにものすごく時間がかかります。ショックを実感するのに最短で三日、長くて10カ月から2年、たいてい気づいた時にはお茶して愚痴を言い合うという段階はすでに終わっていて、相手の選定もできぬまま、負担をかけちゃいかんとかいろんな思いのなかで新しい誰かが愚痴をいう場面に遭遇したりして、ブログに走るわけです。自分を全うするために引き上げてくれる誰かを願っているうちにもっとやばくなって籠る、みたいな繰り返し。本当にアタシを支えてくれる人ってのはやっぱいないんだろうという覚悟をしました。時々本音を話せば「期待しすぎ」だとか「気を遣いすぎ」だとか説教されてしまうので、劣等感が募ってしまってまた落ち込んだりとか。でも、やっぱその相手が聴きやすいサイズにお前が変われというのは友情じゃないわけよ、残酷だけど。

 先日電話をくれた彼女をきっかけにやっとアタシは混乱する渦中でさらに数人に「あたしやばいかも」の一言を漏らすことができて、その彼女が実は闘病中だったのにそれをいっさい見せずにアタシの心配をし続けたりだとかってことに泣いてみたり、別な友人に話の最中に彼女も悩んでいた何かがあったことを思い出し「そういえばあれどうだったよ?」と聞いた瞬間に「だからあんたはそうやってすぐ気を遣う!」といって気質を理解されたりとかそういうことでどんどん安心をしていきました。でもって昨日電話した親友いわく「プラマイゼロを求めなくても苦ではないというところが友情の良い所なんじゃないの?」と言われたことでそうか、そうなのねんなんて思えてきました。愛し方も愛され方も関係の強弱も求められすぎていたのにそれを皆友人だと信じていた自分はどうもそのせいでボロボロになっていたようです。

 そんなこんなで先日の授業の帰りに生徒のみんなとご飯を食べた時には「アタシすげえことに気づいた、アタシ友達いなかったわ」なんて笑い話にできるまでに回復しておりました。で、生徒に「今のうちに友達作れよ、絶対に大事だから」と熱く語ったのですがその真意を何人が理解したかは不明です。 

アタシは安東みきえって人が書いた童話で「池の中の王様」って話が大好きなんですが、オタマジャクシのはて君に親友のヤゴがいうんですね「たとえどんなに離れたって俺はお前をみつけられるぜ、友達ってそういうもんだぜ?」やっぱそうなんだと思う。どんなに世の中が変わろうが。ブログ読んでるとかライブ来るとかそういうとこじゃなくて、自分がおちたらきっと見つけてくれるとか、きっとアタシが崩れた時に話を聞くための時間をとるために動いてくれるとかそういう人間関係をもっていることに安心できることがアタシにも例外なく必要で、それは別に恋愛が担うものでもなかった。ただそれはスキルの上に成立するというよりも同じ気質の人間を見つけ出す(アタシの場合は自分そっちのけで人の困りごとに首を突っ込んでしまうお人好しタイプ)という宝探しの奇跡みたいなもんなんだというそういうことなんですわ。そこをおろそかにしてファンがどうとか言っちゃいけないのよ。

アタシは別にファンになるなって言いたいわけじゃない。パティに憧れたことで乗り越えた時代があったし、チバのファンになったことで電話くれた彼女に会えた、ただ先日ブログの閉鎖と文言を書いたのはアタシがブログの読者に救済を求める思考回路を何としても断ち切って方向転換せねばあなた方を抱えられない、という話で。う~そうね、とりあえずライブかヤスラギにくればいいよ。そんな感じで。あとでライブ詳細書きます。


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