« 喪失と希望はウーイェイイェイイェ。 | トップページ | 慕情霊、ボジョレー、それはある意味俺。 »

2007年11月25日 (日)

キープオンロッキン。

Dscf6303
浅草KURAWOODのライブ日程が12/12→12/13に変更になりました。

 ロックンロール、ロックンロール、ロックロックロケンロー!!ああ、なんてかっこ悪いんだろう、自分からこんなことを叫んでしまうのは。と、思ったのは初めて出た20000Vのライブの最中でした。いつもマインドロックという曲を歌う前フリで「僕なりの六九を歌います」とかいうんですけど、なんかあからさまにバンドなハコにきてどういうわけかすごく恥ずかしかったのです。「かっこいいということはなんてかっこ悪いことなんだろう」という名言を言ったのは確か早川義夫なわけですが、そんな早川さんはソロのアルバムの歌の中で「きみのアソコは僕のものだよ」と歌っていました。時代は変わるものです。

 そんな中この連休はずっと寝てて、棄てるものが判断できない部屋で鬱になってさらに寝て、ライブに出て人のライブにいってきました。で、稲毛まではるばる出かけたんですよ、連休初日。Black Velvet Lucyのワンマンに。どういうわけか僕はこのバンドがお気に入りなのです。全くどこのどいつがBlank Generationのカバーをやるんだか。「えーまだ有名なほうっすよ?」といって笑うのがこのバンドのベースルーシーこと祐ちゃんです。よく暴れてました。Keep on Rock’nのプラカードを掲げて何度もバーによじ登ってくる彼らの写真は何枚撮っても飽きないです。で、その爽快ライブのあと、僕は意外な出来事に遭遇しました。自分たちの企画イベントのビラを配っていたランブレッタのメンバーさんに話しかけられたのです。思えば浅草で一度対バンして以来の出来事。顔を覚えていてくれたってのに驚きました。僕のライブは基本メタクサなので引いたに違いないと判断すると僕は一切話しかけないのですが彼曰く「ロッカーって意外にシャイだから」との事でした。そこになんだかんだエルカホンのひろゆきさんとかが話の輪に入っていると、後ろから祐ちゃん乱入。ニコッと笑って「みんな音楽やってる同士、つながりましょうよ」と一言。彼らが「ライブ遊びに行くので告知してください。」といって紙の裏にアドレスを書いて渡してくれたとき、なんか「本気なんだ~!?」と驚いてしまいました。でもってやっぱいいな音楽、いいな六九と思いました。うれしかったのです。

 思えば二年前、作品の支払いのことで「たかだか15000円の作品のことでガタガタ抜かすなよ」といわれた僕が震える声でその相手に「作家が作品心配して何が悪いんすか!!」と反撃して以来、僕の現代美術家としてのキャリアとか道とかその辺の雲行きが怪しくなり、僕はアートで成り上がるというメインストリームから大きく外れました。その言い合いのあと、僕は恐怖で泣きました。で、僕はまた実はちょっとしたトラブルを最近経験していたりして、お金で蹴りをつける代わりにもうアートとかその辺のこと、本当に考えるの止めようと思ってます。所詮、長いものに巻かれきれない女はアンダーグラウンドで生きていくしかないのです、だけどツクルコト以外で自身を成立させられない自分にとってそれは同時に苦悩でもあって。でも、その日の夜、いくつかのバンドさんと会ってノルマとか集客とか自分の音楽とかそんでもバンドとかそういうのを抱えてる人たちと話すことで少し希望を見ました。僕にとっての六九とは喪失の美学です。たくさんの可能性からもしくは平均的幸福感とかそういうものをそぎおとし続けた結果最後に勝負する先はもう自身の衝動しかなくて。でも版画とか霊能のファンとかが離れていく中で、確かに月5本という無謀な回数のライブをこなす事実に僕の本気を確かに受け止めてくれる人がいる。100パーセントを受け止めて貰えないことに失望と絶望を抱えながらそれでも人と関わらずに生きていくことが出来ない僕は、僕の曲をバンドサウンドにするためにセッションの相手を求め始めました。キープオンロッキンとしか僕にはもう言えないのだから。

|

« 喪失と希望はウーイェイイェイイェ。 | トップページ | 慕情霊、ボジョレー、それはある意味俺。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 喪失と希望はウーイェイイェイイェ。 | トップページ | 慕情霊、ボジョレー、それはある意味俺。 »