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2007年8月30日 (木)

かつての愛への懺悔録(長編)。

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MOTT GALLERY滞在日は8/31(金)18:00-
9/7(金)18:00-、9/9(日)午後より19時までです。

 

  今日CDを買ったんだよ。ある意味でイワクツキという奴だ。僕が去年「絶対に仇討ち」とか一人で盛り上がった相手のアルバムまあ率直に言えば好きだった相手だね。最初タワレコで見つけたとき、複雑かつアンニュイな気持ちになったんだけど、それを鑑定所の兄者にぶつけたところ「自分が嫌う物事のなかに真実が含まれているもんですよ」という助言を得たのね。で、ちょっとそこと向き合ってみることにしたのさ。

 家に帰ってまずは3.11事変である所の不幸の手紙を読みかえしたよ。この恋愛に関わって僕から離れた人たちの手紙だ。相変わらず「あなたが行をやめたところであんたの代わりの人間は次々と生まれてくる」という文章は堪えたよ。神といったり人といったり自分勝手だとか。でも僕は彼らとのかかわりの最初で「弥勒って仏が話しかけてくる、ということを恐れ多くて認めづらいんだ」という相談をしただけだったんだよな。彼らがどんどんヒートUPしたんだよ。「私はあなたの霊的な母だ」とか「運命共同体」とか。

 仲間割れの決定的な原因は、彼=Fとするけど、僕がFに一般の女子がするようなアプローチをしなかったということだ。家に行くようにお膳立てしたのにそれにも乗らなかった。あなたの口から聞く言葉は「前世の縁がどう」とかそういうことばかり、神様目線で高飛車にとまってんじゃねえよ、そんなあなたにまともな恋愛が出来るわけないと三人から言われてみ、同時期に。へこむぜ、かなり。でもこれは悲しい誤解だった。僕がFにアプローチしなかったのは、そのお膳立てしてくれたという日が何箇所かの地方行脚の前日だったんだよ。同じ芸術の道で生きる相手が金かけて地方にいくってこれは勝負だと思ったんだよ。だから少しでも寝るとか一人の時間とか必要だろうと思った自分は、霊的なくくりがどうとか、自分が好きだから、という理由でどうしても9割がた彼に迷惑と思われる押しかけアプローチが出来なかったんだよ。それ以前からメール打つときもダウジング繰り返して邪魔にならないか確認してたくらいだったんだ。

 彼に最初に会ったとき、精神的なもろさを痛いほど感じ取ったんだ。すごいモテてたし今もモテてんだろうけどさ、それがなくなったら、つまり、女との関わりがないととてもやっていけない人だと思ったんだ。でも同時にそうやって集まってくる子は自分に自信がなくて王子様からエネルギーを欲しい人たちだからさ、逆にこのままいくと人に振り回されて音楽寿命が縮むのも予測できた。だから助言ができるタイミングが来たら確実にってそればかり考えてた。だから余計にマイナスになるであろうグルービーになれなかった。

代わりにしたことは、お参りとCD10枚くらい買って友達に配ったくらいかな。店員さんに「全部同じですけど?」とつっ込まれて下向いてさ、恥ずかしかったな。自分は一枚も貰わなかったっつーのに(笑)。でも当時の自分はアナザゾーンどっぷりだったからさ、出来る助言なんて霊能者みたいなことしか出来ないわけだよ。でも、時々壮絶な弱音も吐いたしで、相当混乱したんじゃないかと思う、彼は。あ、あと彼まわりの人がミクシー経由で鑑定頼んできたときは頑張った(笑)なんか向こうの環境、よくなるんじゃないかと思ってさ。僕にとっても希望だったからね。

 でもその関係は去年の自分の誕生日に終わった。ついに僕陥落したの。霊媒道として人生を歩むなら一人で生きていくのも辞さない、それでいい、と思ってる自分なんか嘘だと気づいたんだよ。で、すごくかっこ悪く額づいた。「僕の芸術には君が必要です」とかメールした。一体何処のイタリア男だ?みたいな文章で。そしたら「そんなの困り者です、恋愛の穴は恋愛でしか埋められないのは凡人です」って返事が来た。恋愛の穴を恋愛以外の方法で埋めようとしてついに陥落した自分には酷だと思ったよ。で、そのメールから24時間以内に別のルートから彼は今、失恋の痛手を女の子の家に入り浸って解消してるらしいって噂を鵜呑みにして全部お前にむけて言うべき言葉やんけ!!とぶちきれた。で、そのバイバイの翌日に何事もなかったようなメールがきたのにも、これ以上関わっても都合よく使われてしまうだけに思えて交流を絶った。

 しんじゃおうと思ったよ。で、実際試した。でもカッターの刃を右へも左へも引けない自分を確認しただけだった。「まだ生きてえのかよメス豚!!」って自分を罵った。でも怒りは消えない。どうしようもない思いをどうにも出来ない。でも危害を加えられないし、そんな念を送ってしまったら東京No.1霊媒の名が廃る。だから自分を引き上げるハードルにしておとし前をつけるしかなかった。てか混乱しすぎてこの状況を説明できない自分は同じ音楽ってフィールドにたって何かやってみせるしか伝える方法はないと思ったんだよな。向こうの親御さんがブログ読んでるの知ってたからそれは本当にごめんなさいって思った。数日後に確認したら僕のファンコミュからぬけてらした。当然だよな。当時の日記でも散々叩かれたよ。「音楽は潰すとか潰さないとかそういう戦いじゃないでしょう?」って皆正論をぶちまけるのに荒れたコメントで抵抗しながらデスクトップの向こうで「この悲しみの何が分かる?」って泣いてたよ。

 結局、前世がどうとかそういうことばっか当時の知り合いに話していたのは、それでも信じなきゃやっていけなかったんだ。すごく惹かれているのに、結果的に向こうに逆効果になるアプローチができない自分は、タイミングとか流れを読んだ行動しか出来なくて、でもすごく会いたいというひたすらな恋心を「心がつながっていて縁がある、それでもいつか会える」とかでも信じてなきゃやっていけなかった。体重もぶくぶくだわ、肌荒れも尋常じゃないわで女としても終わってたし。つまり、ただ好きだったんだと思う。というか好きになりすぎて深く思いすぎたんだと思う。自分も相手の作品が好きで同時に自分の作品を好きだといってきた相手だったからインパクトがでかかったんだよね。丁度前の彼が仕事が上手くいかなくて僕にあたってしまってた時期だったから余計だ。いろんなタイミングが本当にあってしまったのだと思う。そのシンプルな感情を救い上げてやっと僕は泣いたよ。あとは単純に失恋したんだと思えばいいだけだったからさ。嫁入り直前の親友に深夜のお涙コールをしたよ。で、ここまで男を思える自分はつくづくいい女だから早く誰かにさらってもらおうと思って雑誌の海外セレブの写真をみながら眠ったよ。

 鑑定所にも恋愛相談は多い。他の鑑定所にも通った末にうちに来る人もいる。厳しい恋愛だったりするよ。でも彼女たちは上手くいく行かない、なんて結果論を求めているんじゃない。自分の中に収めきれないほどの感情の収まりどころを探してる。厳しいものを上手く行きますとはいえないよ、だけど、彼女たちがその人を思ってどう行動したら結果的に恋愛が終わることになっても彼女たちにとって財産になる経験ができるか?ってことをいつも考えてる。これはこの恋愛の経験を踏まえてのことだ。

 で、自分はどこまで耐えられるのか知りたくてCDを買ったの。懐かしい声が流れた。歌詞を読めば、相変わらず実体験先行型での曲作りがうかぶ。私小説作家みたいになりすぎてしまわないか心配になるけど、きっとなんだかんだ大丈夫だろうと思う。前回買ったときは半分くらい実は聞き流してた曲があったんだけど、だいぶエッジの効いた曲が増えてカッコよくなってた。ファンが増えてメディアに取り上げられて自信がついたのだと思う。いくつか僕にむけてる?みたいな錯覚をする言葉があったけど、昔から世界観が似てたし、シンクロニシティは何に対しても日常茶飯事だから面白いな、程度にとどめる。肝心の胸の痛みは意外なほどなかった。確認をしたから、近いうちに過去のCDとまとめて好きそうな誰かに譲ろうかと思ってる。ルールを決めているのだ。一度でも恋愛がらみで何かあってそれが終わった人とはモノとか全部含めて時期をみて手放すと。自分が振ったときも出来るだけそうすることにしているし。

 不幸の手紙もやっと燃やした。重大ごとだと思っていた世界がゴク小さなものだったと気づいた。ゆっくりとこだわりが解けていく。手紙を燃やしていく火でタバコに点火してお別れをいった。バイバイ、ファビアン、バイバイ、リリー、バイバイ、リチャード、バイバイ、マチルダ。僕は書かれた言葉を忘れていくだろう。そして感情の輪郭もゆっくりと解けていくだろう。あとはあれだ...どうしよう、音楽?モチベーションをなくしてしまったなあ。まあいいや、今年の誕生日は原宿でパーティーなんだよ、で、料理上手な友達にオードブル頼んでいるんだよ。そんときにモチベーションを見つけよう。それにひょっとしたら誰か来てくれた人が一人ぐらい、音楽やってる君が必要だって言ってくれるかもしれないしな。今日イクルどうだったかな。まずは8/31、でもって9/5、お時間あったらよろしくお願いしますね。

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コメント

卒業おめでとう!

投稿: nagi | 2007年8月30日 (木) 16時55分

ありがとう。
わたしの会話は最終的にはいつもあなたとの対話に戻る。

投稿: Vivienne★ | 2007年8月31日 (金) 11時16分

『ヒト』は社会を形成して、様々な規範をつくり、そこに適合できたものは『人間』になる。で、恋愛は生理的・本能的な欲求に拠るものなので、時々『人間』の枠を超えて『ヒト』という動物的な行動に走ることも。『人間』とっては迷惑でも『ヒト』として考えるのであれば、それは至極当然な行動の帰結。めんどくさい事考えず、本能的に生きている『人間』は素敵です。

投稿: chicken87 | 2007年9月 2日 (日) 20時02分

chicken87さま>本能と煩悩は得意分野です、コメントありがとう。

投稿: Vivienne★ | 2007年9月 2日 (日) 21時48分

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