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2007年6月28日 (木)

色モノキャラでいいなんて本気で思えるわけがないじゃないか、今畜生。

昨日のライブの日の昼のことです。やっとこさっとこ三週間分の洗濯に明け暮れていた私は頭上から久々に亡き祖母の声を聴きました。「そんなに肩に力をいれちゃダメだよ、身体は一つしかないのだから。」と。その声を忘れたくないと思った私はとっさにノートに言葉を書きとめた上で、洗濯機のボタンを押しつつ母に電話をしました。ここ数日母も愚痴がたまっていたとかで若干うれしそうにしゃべり始めた母は、やれ父がマンションの話をしたとかテニスがどうとか話すのですが、その最後に「家族は離れていてもいろんな形であなたのことを思っているのだからそれを忘れないでね。」といったのでした。


だから本当に久しぶりに祖母を題材にした歌を歌いたいと思ったのですが、なんせパワーコードのモードに自分を戻せなかった私はいろいろ演出を考えた結果、結局伴奏をつけずに唄いきることにしたのでした。ライト一本浴びて伴奏も口で唄って身体を震わせて空間に伸びていく自分の声と気の何たるかを感じながらステージを始めました。もどかしい手に苛立ち、全力を追いかけて時間をすすめ、最後には立てなくなるまでやるんだけど、どうしてもむなしくなるのです。暖かい仲間に囲まれているのに。


それは精算の時にはっきりとした言葉になりました。「色モノで終わりたくないの。それがどうしようもなく腹立たしく苛立たしくてならない」と。マーシはいつも優しいのだけど、少し私の言葉の出だしに驚いているようでした。そして少し考えてから「言いたいことは分かるよ、多分それはキックさんのパフォーマンスに余裕がないからじゃないかな」と言いました。最近、とてもよく「あまりうまくならないでね」と言われます。成立するかしないかの危うさでたゆたう私のステージはステージに立った人間の初期の気持ちを思い出させ奮い立たせる部分で扇動的であり、テンションの高さはプリミティブすぎるが故にアングラかつマニアックな芸風に収まっています。早い話が女江頭250です。ピンポイントで欲しい存在であるからプロデュースする人間には受けるけど、又観たいと一般の人に言わせることができない。「なんかあの人面白かったよね、変だったよね?」で帰られる立ち位置。それがステージで痛いほど伝わってくる。それがその色モノポジションを今は全うしてたち続けよう、という自分と本当に居たいのはここではない、という自分の気持ちを真っ二つに引き裂くのです。これでは19歳の私みたいな傷心に届かないと。


私は、コール&レスポンスがしたいのです。しかもそれはじっと引き込んでいく類のものではなくてライブで合唱する類のレスポンス。だから自分は歌詞にAh-とかを多用して誰でも覚える詩を書いているんです。そしてこれは明らかにバンドでやるべき方法論であって、ゆえに私のステージは奇妙なのです。だから合唱にたどり着けなくても最低限「何かやりたくなった」という形で煽動しようと躍起になる。ぼーっと突っ立って観てんじゃねえよ、走れ、動け、そして言ってくれ、Vivienne★のステージはやばいぞと。ステージに世界なんか作りたくはない。客を力強く彼らの世界に帰すんだ。飽きて出すんじゃなくて今すぐ何かをやるために中座していくなら笑って見送れる。ステージで燃焼しても翌日にはフラストレーションで胸が一杯になるのは自身への怒りかもしれません。最近、安息と平穏と感情と疲労の認識の調整と治療の為に男を求めることを考えてみたり。誰でもいい訳じゃないけどそうとも言ってられなくね?すると貞操観念が邪魔だがどうしたら無くなる?手始めにオープンに口説いてきた奴に連絡して体を貸してもらうか?とか考えていたところ携帯が壊れました。御上が行く手を阻んでいるようです。こんなこと書くと出会い系からアクセスされそうだね。したらブログ閉鎖かな。手始めにIPアドレスと一緒に全文さらして公開処刑してやるよ、なんちゃって☆

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