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2007年6月23日 (土)

六九狂木版に甚大な影響を与えた男、日本凱旋展示中。

Yuasa_pop

湯浅克俊 個展
「世界は光で満ちている」
2007年6月23日~8月28日

シボネ 青山
青山ベルコモンズ B1 港区北青山2-14-6
Tel. 03-3475-8017
営業時間 11:00~21:00 不定休
http://www.cibone.com


その男、遠く英国より電子郵便を用ひて.....

俺が自分撮りプロフ写真をくまぇりチックだと毒づき
擦り切れかけた下着じゃなくてワンナナクールを着用せよとURLを送り
個展おめでとうと言ったかと思えば
ブロマイド的な作品を誰が買うんだよ?とまたも一突きし
「オヤジのお友達が買ったんじゃボケ!!」と俺にPCから叫ばせた奴は

百人あまりの油絵科の生徒の中で
類まれなセンスをもち
端正な顔立ちにポールスミスの服を着用して登校するという駄目押し振りで
入学当初から人気者。
大学二年で失恋とかのもろもろで発狂した俺の悪目立ちとは
180度ポジションが違う存在でした。

学内での最初のグループ展をしたのも奴と一緒で
暗い部屋で怪しい展示をしようぜともちかけたらきっと食いつく、
という目論見にしっかりのった時の驚愕ぶりは未だに忘れられず

予備校時代の赤い唇に精一杯目を見開いて大きく見せようと頑張った俺の証明写真をみて
「奇面フラッシュだ!!」といってひっくり返るほど笑ったのも奴でした。
それ以降、奴がつけた失敗化粧という称号を挽回するためにナチュラルメイクを覚えた俺。
ゴミをゴミ箱に棄てんのがめんどくなると渡してきたりする理不尽ぶりなのに
自分の親をすごく大事にしていたりして

夜遅くまで制作してなんとなく会話した日々を超え
何故かおんなじ版画コースへ。
しかも同じ木版へ。

版画工房内で三人ほどいた「アヤ」という名前とか漢字をもつ人を区別するために
俺に「キック」という名前をつけたのも奴で
写真製版にリムーバーが効くとかPCでの版下の処理だとか
紙のコーヒー染めとか会田誠とか大竹伸朗とか
そういうのを秘密とかなく教えてくれた奴が俺に与えた影響は数知れず
ひょっとしたら油絵による描画をあきらめて写真製版による木版画へ移行する
引導を与えたのも奴の手厳しいデッサンの狂いの指摘だったかもしれず

精神的なピンチで励ましあうとか
そういうことは皆無なほどないけど
帰国するたびに連絡もらってあったりとか
たった6人しかこなかった初めてのオープニングパーティーに顔出してくれたりとか
お互いに罵倒しあうのをどっかで愉しみにしているようでありながら
ただ立ち位置を信頼しているのは確かで

日本に奴が帰ってきたら
展示場所とかいろいろ紹介しようとか思ってたのが
ついに先越されてしまった気分なんだけど
どっかスタンド直撃のホームラン打たれたみたいに気持ちがよいから
もう自分は思い残しなくサブカルに突き進める気もしてて

やることが無いから
せめて奴が自分に与えた影響を讃えて毒づいて素直に語るしかないと思うのです。

皆さんに紹介します、
六九狂木版誕生に多大な影響を与えた男の展示です。

今日ちょっとだけオープニングにいったんだけど

工房で木版画を始めた頃
「俺この前鎌倉で偶然木版画と思えない木版画にあったんだよ
 あんなのツクリタイと思った。」と嬉しそうに語ってたり
「細い丸刀がなくて特注だよ」といってた一個一個の全てが形になってるようで
感慨にふけってしまいました。

その他の作品はこちら
http://
www.katsutoshiyuasa.com

日本で生の作品を観られる機会はそうありません。
足を運んではいかがでしょうか?

Dscf4662

Dscf4664

で、このシルエットが作者。
あえたらラッキーかもよ?
Dscf4663

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