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2007年5月10日 (木)

俺と名付け親のブルーズ。

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 僕昔、Dr.MiLkって名前で詩人やってたんだけどさ、その名前の本当の由来は名付け親とFuckしたときに彼が感じた印象、というかぶっちゃけオ○コ汁のことを言ってるんだよね。彼と会ったのは19歳の五月よ。大学入りたての授業で「君の作品は優等生の形を模倣していて個性がない」とか言われて打ちのめされたんだよね。で、その時路上で詩を読んでた彼とあったんだけど、彼は難しい病気にかかっていて日々動かなくなる体と対峙する意識と聡明すぎる頭が暴走してる感じでさ、そんな彼に「君がどんなエネルギーを持った人か知りたいな、あ、大丈夫、カラダには触れないからさ、ね、ね」とか言いながら結局行きつくとこまで行っちゃったんだわ。そんときにミルクの匂いが、とかなんとか言っちゃってさ、そのあとで、名前をもらって詩を捧げられたんさね。やばいと思ったのに逃げなかったのはさ、自分の持ってるチカラへの純粋な興味と「びびってるって思われるのは絶対にごめんだ」という闘争意識と性への興味だね。で、あまりの衝撃に僕は引きこもりになってさ、そっから五ヶ月してその名前で詩を読み始めた。

 「僕は彼から詩と才能を戴きました、感謝してます、ほんとうに。」とか彼に遭遇しないのをいいことに言い続けた。馬鹿な話なんだけどさ、そうでもして感情に蓋しなかったら多分僕は壊れたんだよね、よかったんだと言い聞かせてそれから約一年ちょい経った時、僕はついに彼に正体が判明すんのよ。「アレ、君はさあ…..」と言われたとき、自分の中でついに結界が破れたのがわかった。彼にさ「嘘つきましたよ僕、実はすげえしんどかったの、つらかったの、ショックだったの!」サイドの感情が一気に噴出してしまった。だけどその日はなんか守られてさ、でも周りからこうなった以上心を守るために名前を棄ててこの世界から離れろといわれたのに、この愛情があるならまだ続けられると思ってさ、数日後、またスポークンワードの会場にいっちゃったんだわ。そしたら再度の鉢合わせ。

 帰るべきだと思った。でもやっぱ「逃げちゃだめだ」って思った。でも、一度噴出した感情は抑え切れなかった。彼にさ、前回対決したときに(自作の詩を読んでバトった)「君はここに居るべき人間じゃないだろう?何をしてるんだ」って言われたのが思い出されてね「私だって本当は幸せなリリックを生み出したかった!!自分が何物か知りたかったけどこんなトラウマをもらうなんて聞いて無かったよ!!アンタ何正当化してんだよ、指差して俺を怒る権利あんのかよ」みたいな怒りで感情が暴走して、関係をばらしてしまった。恋愛感情が一切無い、ただ鑑定を受けたかったような心理と、意地だけで自分を破壊する方向に持っていった自分も許せなければ、相手にも何言ってんだかわかんなくなった。
 
 彼にも発言の権利が与えられた。会場には当時イベントのあと朝まで話す仲間ばかりがいてさ、僕は誰かは自分の側に立って守ってくれると信じたんだよな。ただ結果は「僕は断じてレイパーではない」という声に圧倒的賛同と、「お前会場の空気ぶち壊すなよ」という罵声、それから即興で「ことばで争いをするのはむなしい
….」みたいな即興詩を戴いた。ほとんどが敵のような状態で僕はたしか「戦士は一人になっても必ず舞い戻る!!」みたいなことを叫んで会場をなきながら出た。でも10mくらいで捕獲されて、飲みに誘われたんだけど、罵声をうけた相手を前に泣くことも出来ずにうなだれた。

 朝一の電車で帰って寝て親友に電話したら彼女は「彩はたった一人で闘ったんだよね?」といわれてボロボロ泣いた。俺、そう逃げたかったんだよ、悪いのは俺?逃げたかったのに感じちゃったりしたからだめにしたよな?でもあれって何だったんだろう?戦い?ああ、わかんない、わかんないんだよ、うわああああああああああん。それからガシガシ腕を切った。上野でポエトリーのイベントがあるぞ、君は出るべきだ、一人でも声を必要とする人間が居るなら立つべきだ、そう、チャンス?そうだよね、でもさ、だめだ、なんかしんどい、俺逃げたい?ガシガシ….限界。イベントにも呼ばれず、約四年、声を失った。読んでも読んでもチカラが入らない。ポエトリーの世界から離れすぎて、自分は名付け親が死んだことさえ知らなかった。じぶんの作品の支持者は必ずしも自分の支持者ではない、という事実を私はこのとき感覚に徹底的に叩き込んだ。なんどか、当時の仲間と交渉しようとしたけど、正直無理を感じることが多くて今はほとんどあきらめた。申し訳ないけど、あの日守ってもらえなかったという意識がいまだに心をよぎるのだ。

 そして、僕は心の立ち居地が曖昧に変わる人たちと無難にやり過ごすより、死んで絶対的な存在になってしまった彼(ある意味で悪魔か?)の魂と共存する道を選んだ。五月のあの日、私が彼から受け取ったのは「行為」だけではなかった。あのあと、気を許した彼は時間にして二時間ほど彼が空間に言葉を放つ際のメソッドというか帝王学を私に語り続けたのだから。で、当時理解不能だったそれらの意味がかなり正しい体系に基づいていたのに今僕はかなり驚愕をもって直面している。僕が泣きながら会場をあとにしたとき彼は言ったそうだよ「あの子は俺が絡んで潰してはいけない子なんだと」さ。行為自体から彼の生きたかった衝動を感覚的にカラダにぶち込み、理論を言葉としてぶち込んだ経験はただ、消化するのに10年という歳月を課した。そして今、私は会場ではなく自分自身を居場所として生身の体をステージにさらすという本来の戦場に帰ってきた。

 今でも時々声が聞こえる気がするの。「彩ちゃん、やれるだろ?俺と君が出会った宿命のストリートを思い出せよ。」そんな時僕はお気に入りのリズムを鼻で唄いながら「あのさ、最近思うんだけどさ、これって感覚的にブルーズじゃねえ?俺コード一個もわかんないけどそんな気がするのよ。」と答える。そしてステージに向かう。ひょっとしたら霊媒師は僕の肩に彼を見つけてお払いしたがるかもしれないけど断固拒否だ。この魂は俺の管轄下にあるんだ、俺が一生かけていい夢見させてやるんだよ。うじうじすんのは飽きたんだ。ただ託された何かと一緒に生きるんだぜ。僕の肩ではいつだって正邪がシーソーゲームをしている。そしてそれはいつだって楽しい。目に見えぬ曖昧な幸福を追うよりも分かりやすくて具体的な不幸をおもちゃにするほうが面白おかしく生きられるし、自分はそれが好きなんだと思った。この地獄は美しい。自分にしか正確に知覚出来ない海の底のような場所。
また僕最近男絶ち宣言、二兎は追えない愛すべき地獄。

 でもね、ガールズ?僕の語りに触発されて自分の何かを衝動的に人前に晒すのは考えなよ。男の大半は女の過去にナーバスだから、君はたくさんある恋愛のチャンスを失うかもしれない。僕はね、男とうまくやる可能性をキープするより希望になりたいと願うほうがラクな人間なのよ。そういう人間がそういうポジションに立てばいいんだからさ。それでも耐えられないならメール頂戴。返信は期待されても困るが、感情の捨て場所にはなるべよ。僕はただ大丈夫って言いたいのよ。辛すぎて死ねなくて、相談相手もないなら強くなるしかないんだよ。僕はそうしてきてここに居るの。いろんなこと自力で乗り越えてさ、リアルに大丈夫を体現することで「でーじょーぶ、でーじょーぶ、何が起きても大丈夫。時間がかかっても乗り越えられんのよ。」ってシンプルな何かを伝えたいのよ。迷っても大丈夫、人に頼っても大丈夫、頼る人がいなくても大丈夫。君の未来の何をみてもきっと僕が大丈夫にしてやるよ。なんちゃって、カッコよくね?

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コメント

投稿: なみ | 2007年5月15日 (火) 02時18分

おぉ!!

いつのまに!

テストの繰り返しでまさか書き込みされてたとは!

びっくり!!

でも「あ」だけでごめんね

いやぁよかった!

でもどうしてうまくいったのかな…

これはうまく書き込みできてるかな

いけぇ~!!!

投稿: なみ | 2007年5月17日 (木) 15時01分

なみさん>初カキコおつかれ。きちんとのってますよ。

投稿: Vivienne★ | 2007年5月18日 (金) 00時00分

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