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2007年4月17日 (火)

この映画はマヂやべえ。

Dig01

昨日すごい映画見ちゃったよ。といってもレンタルのDVDなんだけどさ、「DIG!」っていうの。(http://www.kingrecords.co.jp/dig/)みんな知ってる?ロックドキュメンタリーでさ、出てくるのは二つのバンド、BMJことTHE BRIAN JONESTOWN MASSACREとDWことTHE DANDY WARHOLSで、この2バンドをなんと7年間も追っかけてるんだわ。

 DWはボーダフォンのCMかなんかのタイアップ曲で大ブレークしてるバンドで、きっと曲はみんな聴いたら分かるんだけどさ、問題はBMJですよ、BMJ!このBMJの中心人物である、アントンって奴が自他共に認める天才なんですわ。大手とレーベル契約すればボブ・ディランやジョン・レノンになれるのにって言わせるほどの音楽センス。でも、お約束のように酒にドラッグ、ロックンロールですよ。ライブは途中で怒って帰るか、メンバー同士殴り合いの大喧嘩、これを業界向けライブでもやっちまうんです。しまいにはバンドは解散、それでもアントンはソロでライブやるんだけどさ、自分の息子が生まれたと知った夜のライブも警察に連行されるという徹底ぶり。

 でもさ、みんなアントンを無視できない。危険だからとても契約できないといいつつその実力から目をそらせない。彼をホンモノだという人は後を絶たず、成功を手にしたDWのフロントマンでさえ、結果的に消えるのは俺たちで長くリスナーに聴かれるのは奴かもしれないといってしまう。で、やっぱこのDVD収録のためのインタビューもさ、なぜか成功したDWじゃなくて、アントンなのよ。インタビュアー、緊張してんの、すげえびびってるのにやっぱアントンなのよ。

すごく印象的なシーンがこのインタビューにあるんだよね。インタビュアーが日本についての印象を聞くと逆に彼が聞き返すの「日本で伝統を継承することを考えてる奴はいるか?」「革新を考えてる奴はいるか?」たしかこんな感じだったけど、そのあとで、何故かミッシェルについて語るんだ。「ポスターとかはすごく昔のバンドっぽいのに音はガレージで、奴らは頭がいいと思った」とか言うんだけどね。それ聞いた時に私は、「ああ、奴は天才なんだ!!」と思った。でもってなんかスゲエ共感したんだよね。伝統から普遍を引っこ抜いて革命を考える思考回路にさ。で、なんかドラッグに走る心理さえ共感してしまった。

最近ね、やっと自分のポエトリーも「いい!!」って言われ始めたのね。てかそういわれるまでに10年よ、10年!やっと時代の野郎が俺に追いついたよ。でもさ、あとの版画と音楽はどうなんのよ?音楽なんて39歳まで待つのか?おいおいだよ。やっぱさ、周りにホンモノとか天才とか言われてもさ、結果としての現実は10人にも満たない客だったりするわけでさ、するとそのギャップに困惑するわけよ。問題は素行とか音楽性と関係ない部分だったりするんだけどさ、自分は100人の聴衆分のエネルギー発散して10人しかレスが返らなかったら90人分のコミュニケーション不足にバランス崩すのよ。いつかその90人分がやまびこみたいな感じで返ってくるとしてもさ、そんなの待てないのよ、だってバランス崩れてるのはリアルタイムなんだもの。そしたらやっぱドラッグなのよ、酒なのよ、おいらだってアダルト動画検索しちゃうもん。一人エッチでもして時間とばして感覚なくさないと身が持たんのよ。でもこれって女の子っぽくない悩みなんだよね。

 圧倒的男子的感覚だと思うんだわ。女の子はやっぱこういうときってさ、電話するっしょ?「なんかアタシ辛くて」っていえるんだよね。でも男がそれやってるのって見ないもんね。やばい、の代わりに馬鹿話だよね?だよね?だから余計に私は女の子に憧れられて、男は同士ばかりなのでしょうか……。とにかくDIG!やばいぜ、この映画。

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