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2006年11月 9日 (木)

死ぬなと言う前に何故話を聞かないのだ?

久しぶりにパイメイのたこ焼きを食べながら
手持ち無沙汰だった私はPCをあけてニュースなどをみたのですが、
今は自殺予告がブームなようですね。

これで動く株はあるのか?ないだろうなあ。
と思いながら著名人のダメ絶対的メッセージを読んでました。

死ぬな!のオンパレードの中で私は思うんですが
何故「話を聞く」という人が一人もいないんでしょうか?
私は大変に疑問です。

前にもちょこっと書きましたが、私が自殺予告デビューをしたのは
12歳でした。それから毎日放課後に、飛び降りる自分を養成せんと
ベランダに足をかけて、びびる自分に慣れを強要しました。

ある日、たまりかねた友人がそんなに死にたければと
背中を押して手伝ってくれたのですが、5分後に放置された自分が
自殺にいたれなくてベランダで足を抱えていました。非常に情けなかった。

この頃からいかに生への執着を精神で超越するか?
ということが己のテーマになりました。

なんでこんなことになったかというと
私は12歳のある日、突然にコミュニケーション能力を失ったからです。
昨日まで仲良かったAちゃんと話せない、Bちゃんの仲間にも入れない。
でも嫌われてるわけじゃない。何で何で?

教室でたった一人、自分は完全に抹殺されたと思いました。
そうなると今度は転がるように悪いことばっかつなぎだす。
そういえば、家でもこうだったし、バスケ(ミニバスケ部でした)でもこうだった
そうしてこういうのに考え疲れて麻痺したある日、
自殺が現実味を帯びたのでした。

止められましたよ。
ヒトリじゃない、とか
愛してるとか
死んではダメとか

でも言われれば言われるほどに心は冷え切りました。
そして、この学級委員長的かつ模範的な世間体を守れば
大人なんて勝手に大丈夫だって思うんだろ?
って思いながら私は中学校に進学。

しかしそこで救いに遭いました。
中学一年生の担任。
「お前は、溜め込んでることが多い気がするんだよ、
だから話を聞かせろ。」
そして彼は約束どおり、自分をどッかの小部屋につれてって
イタヅラ....ではなくお話をしたのです。
とはいえ、彼の弁論はヒートアップしたので1言ったら9は彼の言葉だったんですが。

でも、腫れ物に触るようなキレイ事よりも
向き合ってもらえたことがうれしかった。

マリリンマンソンさえボーリングフォーコロンバインで言っている
「俺ならまず話を聞く」

自殺に突き進むのは
彼らが混乱した気持ちをもてあましてどうしていいかわかんないから。
でもってそのどうしたらいいかの混乱を安心してぶちまけて平気だと信頼できる
人間関係が見つからないから。
だから、「話をきくよ」って言ってくれる人の見つけ方がわかんなくて
自分はこの世界から消えると宣言する。
そしてそれが見つからないと、裏切られたって思うんじゃないかな?
だから本当に死んでしまうことで
「お前らは生きてたときの私をちゃんと見てなかっただろ?
手遅れだった後悔を胸に一生かかって苦しみやがれ。」
そんな気持ちがMAXになるんじゃなかろーか。

その心理の裏に、ひりひりするほどの自分の存在を忘れないでという
願いと痛みを感じて私はそのピュアさに胸が痛いのです。
勿論すべてが当てはまるとは思いませんが。

仮に死ぬなといって自殺阻止に成功したとしましょう。
その後で「で、どうしてこんなこと考えたんよ?」って何人がいえますか?
「ああよかった、死ななかった、あとは落ち着くまでそっとしとこ。」
そうやって去ってしまったらなんにもならないよ。

死ぬなとか、命の大事さ云々というのは
生きてきた人生経験の大人の論理です。
大体10代で自分の生きる価値みたいなものを語れたら不気味です。

上から大人の論理で押し付けじゃダメだよ
同じ目線でまず話を聞こうよ。
死にたいのはわかった、でもまず理由を教えろと言ってみようよ。

ちなみにハードな鑑定を私もいくつか受けましたが
私は取り合えず、こいつは今死ぬとタスク消化できるのかな?という
観点で考えて、ちょっとドロップアウトにはもったいないかどうかで判断してました。

「どーしても死にたいっていうなら仕方ないけどもったいないんちゃうの?
 とりあえず、自分はアンタが死ぬことについて納得したいので話を聞かせてくれ」

って感じ。で、本当に死なれちゃった場合の自分に非難を向けてくる具体的な
人間とその数、自分が背負う責任の総量とそんなんをシュミレートしてました。
回避というより、心の準備のため。

でも何故か自分はラッキーで止まるひとばっかりだったんだけど、
今度は私が生きる糧になりだしたので今度はこうしました。

徹底的に怒らせました、私に対して。幻滅してもらったって言うのかな。
「お前どーせこのあとリストカットだろ?勘弁しろよな~?」と
私が吐き棄てると
「お前のためになんか切る腕もないよ、失望したよ。」と大体言われます。
ダメな大人が親だと子供はしっかりするらしいですし。

同じ目線にも立たないし、ダメなところもみせない。
こんな無味乾燥な大人ではそりゃコドモだってかかわれんだろうよ。
大人が上から目線でしかモノを言わんのは
自分と向き合うというタスクを消化できてないからでもあるよね。
だから自分のことを訴えちゃって人の話を聞けない人多いもの。

これをうっかり読んで相談したくなった諸君、
わたしは今引越しパニックできちんと向き合う時間がたらん。
中途半端は出来ないのでそこんとこわかって欲しい。

でもさ、自分の寿命を御上に決めさせるのも手だと思うぜ。
自分で無理しないでさ。
おしまいのときは自分が生きたくても御上がちゃんと上に引っ張ってくれるさね。

生きたいって言葉にリアリティがもてないのも異常ではないよ。
大体日本のお侍さんは、いかに死ぬかってことを何百年も考える文化を
もってたんだから、それがたかだか100年前後で急に変わるとも思えないじゃんか。
まずつらい学校をサボって12chの時代劇をみようぜ。

でもってロックを知ってみ。
楽器触ってライブで騒ぐのを試してからでも遅くないよ。
ちなみにライブハウスにはダメな大人がたくさんいるので
思い切って彼らを真似るのもありだと思います。やばいとおもったら
ロックンロール!!と叫べばよろしい。これで万事解決します。

でもまずは「話をきいて」って呪文を覚えようぜ。
死にたいという言葉をぐっとこらえて
「混乱して何から話していいかわからないけど時間をちょうだい」
これを言う練習してみ。で、できたら太ると思って我慢してたケーキを食べなさい。

それからちょっと騙されたと思って実験してよ
多分アンタが死ぬのをあきらめると
そのうち同じように死にたいって泣く子にあうから
その子にそのいえなかった気持ちを話してみ。
そしたらその子は泣きながら「ありがと」っていうかもしれん。
あ、話を聞くことを忘れずに。馬鹿な大人になるからね。

今アンタが救われないのは
あんたが誰かを救わなきゃいけないからかも知れん
だからそうやっていつか救う誰かのために今荷物を背負ってるのかもしれん。

だから空に向かって御上に文句を言うべきです。
「ちっくしょう辛すぎるだろ御上!なんで死ねないんだよ!教えてくれよ!!」って。
うまく行けば天罰で自分で頑張るまでもなく憧れのあの世にいけますから。

そうやって頑張って28年。
私は未だに御上を怒らせるのに成功してません。
あんたがやり遂げたら大したものです。

とりあえず、小さい身体で訳のわからないまま大人と戦ってる
この日記を読んでるあんたより私は馬鹿なので安心しなさい。

アンタよりどうしようもない人がこの世にとにかく一人いる。

あーあ、また長くなっちゃったよ....ごめんね。

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