初ブッキングライブ決定!!
12月8日 渋谷アピア 料金は前売り多分1300円
アピアHP http://www.apia-net.com/
前売り予約する方は Vivienne_Aliceを観覧希望と添えて
こちらからどうぞ http://www.apia-net.com/ticket/yoyaku.html
いやー昨晩がオーディションでね、
今日の夕方結果発表でした。
店長が出て「よかったよ」ですって。
イエイ!!イエイ!!イエイ!!
今年の三月にギター拾って、いや本格的にはじめたのが六月後半だったから
五ヶ月でここまできたよ。
長かったな、いやしかし。
と、いうオーディションの最中の話はおいといて
そのちょっと前の公園での話を。
実は当日も午後までなんにもせんかった私ですが
まずは重い腰をあげて公園に行くことからはじめました。
でね、開始5分。
なにやら足音。
とてとてとてとてとて............
こ、この感じはやっぱり....
こどもだあ!!
ものすごい興味深々顔で近づいてくる男の子の後ろから
申し訳なさそうに若いおかあさんがついてきます。
「あー坊や、さわりたいか、いーよいーよ。」
と、差し出す私。
でも持てないくらいに小さかったらしく戸惑ってたので
かわりにピックを差し出して、
「さ、いいかい、これをね、弦にあてて弾くんだ.......ああっ!!」
.....ってオイ、真ん中のホールにいれちゃったよ、
あーあ、なんか手え叩いて喜んでるよ、ゴルフじゃないんだパターじゃないんだよ君、ね?
という心の声をよそに、おかあさんがあんまりにも
「すいませええええええん」
とかいうもんだから、笑顔で
「いいいい、いいんすよ、あの、私もよくやりますから、はい。大丈夫です、はい」
なんて言っておくりだしてから三曲後、
またくるんだわ、彼。
満面の笑みで拍手だよ、拍手。
ってあの、僕、まだ最初の三小節しか弾いてないんですけど?
相変わらず、一部のちびっ子に絶大な人気であります。
で、空もだいぶ日がね、くれかかった頃に、
いい加減ライブの練習曲にあきたので、オリバーの唄を
勝手につくって歌ってました。
で、超絶好調に歌い上げちゃったその時またもや人影!!
女の子だ!!
さっきまですべり台で妹と遊んでた
白いワンピで髪の毛の長い女の子がですね、勢いいさんで駆け込んできました。
「お、おう、どうした、弾きたいの?」(またもや中断)
すると、隣のいすみたいななんかに座った彼女がうつむいて
やっぱり視線を合わさずに語り始めました。
「んーとね、あーんと、わたしね、ずーっとギターがね、
生まれる前から弾きたかったんだけどね、ピアノしかもらえなくて
でも、おなかの中でね、おとうさんとおかあさんがひいてるのみててね
だからわたしは、ずっと弾きたかったんだけどね、だから
おねえさんにひかせてってずっといいたかったんだんだけど
恥ずかしくて言えませんでしたっ!!」
おお、素直だ、そういう弱さもきちんと伝えられる人が御姐さんは大好きだ、
しかし、君、なんだね.....気付いて話してるのかな?
その......見かけはすごく純粋な一幕だけど君の発言は思いっきり
御姐さんの専門領域だぞ?
(ちなみにコドモは胎児のときの記憶をもってるってやつね)
そして、私は彼女の告白が一通り終わったところで
「わかった、何も言うな、触ってみな」
と、ギターをぐっと片手でつかんで差し出したのであります。
すると、背後右斜め45度から霊...じゃなくておばあちゃんが。
「おやおやまあまあ、ま-おちゃん 、お姉さんの練習邪魔しちゃダメじゃなーい!」
「あ、あの、いいんですよ、生まれる前から弾きたかったらしいですし」
「おやおやまあまあまあ、生意気なこといって」
「いや、生意気じゃなくて、六......」と、言いかけて言葉を控えました。
すると、まおちゃん、ピック持たせた瞬間に6から1弦まできれいにダウンピッキング。
もううれしくってうれしくってたまらないらしく
笑顔がみたこともないくらいにはじけまくってバタ足かいてます。
すると、お婆ちゃんびっくり仰天。
「あんれまあ!実はね、このこのお父さんとお母さんは結婚前に二人とも
ギター弾いてたんですけどね、このこが生まれてからは一度もギター弾いてないんです」
「え”、え”?マヂですか、でも上手いじゃないすか?」
「こ、これはまおちゃん、おとうさんとおかあさんに報告しないと!」
もうおばあちゃんマヤをみつけた月影先生みたいです。
まおちゃん、満面の笑み。
そしてまおちゃんはおばあちゃんに連れられて妹とおうちに帰って行きました。
今思えば、なんとなく愛子さまに似てなくもなかったまおちゃん。
こうして私は、
和製アブリル・ラヴィーンの発掘に貢献し、オーディションにいったのでした。
おお、そうだまおちゃん、忘れてたよ
教えてやるよ、
アタシの神様の名前、
アタシのこころをぐっとつかんでついに中心までひきずり込んだそのお方は
ロックンロール、
っていうんだぜ。
ホントはもうちょっと難しい名前なんだけどさ
アタシをロックしてみたいな感じなんだけどさ、
まあいいんだよ、よくにてるから
いや大きくなってもそれでいいのかもしんない。
ちゃんとしたかたちがなくてもちゃんとあってさ
時々人の姿をつうじて触れられるって点でおんなじなんだからさ。
少なくとも私はロックンロールとぴっちり縫い付けられたあなたのこと
これからもこのハートにしっかり捕まえていくつもりですから、ね、御上。
コートニーみたくダミ声で
パティスミスみたいに存在感があって
リズフェアみたいにしなやかで
んでもってキムゴードンみたいに歳を重ねる。
で、グリーンデイとかウィーザーみたいにシンプルでシンガロングな
そんな曲を作り続ける唄歌いになろ。
うん、それでよし。
さて、練習がんばるぞい☆
| 固定リンク