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2006年10月31日 (火)

初ブッキングライブ決定!!

12月8日 渋谷アピア 料金は前売り多分1300円
アピアHP http://www.apia-net.com/
前売り予約する方は Vivienne_Aliceを観覧希望と添えて
こちらからどうぞ http://www.apia-net.com/ticket/yoyaku.html

いやー昨晩がオーディションでね、
今日の夕方結果発表でした。
店長が出て「よかったよ」ですって。

イエイ!!イエイ!!イエイ!!
今年の三月にギター拾って、いや本格的にはじめたのが六月後半だったから
五ヶ月でここまできたよ。
長かったな、いやしかし。

と、いうオーディションの最中の話はおいといて
そのちょっと前の公園での話を。

実は当日も午後までなんにもせんかった私ですが
まずは重い腰をあげて公園に行くことからはじめました。

でね、開始5分。
なにやら足音。

とてとてとてとてとて............

こ、この感じはやっぱり....

こどもだあ!!


ものすごい興味深々顔で近づいてくる男の子の後ろから
申し訳なさそうに若いおかあさんがついてきます。

「あー坊や、さわりたいか、いーよいーよ。」
と、差し出す私。

でも持てないくらいに小さかったらしく戸惑ってたので
かわりにピックを差し出して、

「さ、いいかい、これをね、弦にあてて弾くんだ.......
ああっ!!

.....ってオイ、真ん中のホールにいれちゃったよ、
あーあ、なんか手え叩いて喜んでるよ、ゴルフじゃないんだパターじゃないんだよ君、ね?
という心の声をよそに、おかあさんがあんまりにも

「すいませええええええん」

とかいうもんだから、笑顔で
「いいいい、いいんすよ、あの、私もよくやりますから、はい。大丈夫です、はい」
なんて言っておくりだしてから三曲後、

またくるんだわ、彼。
満面の笑みで拍手だよ、拍手。
ってあの、僕、まだ最初の三小節しか弾いてないんですけど?

相変わらず、一部のちびっ子に絶大な人気であります。

で、空もだいぶ日がね、くれかかった頃に、
いい加減ライブの練習曲にあきたので、オリバーの唄を
勝手につくって歌ってました。

で、超絶好調に歌い上げちゃったその時またもや人影!!

女の子だ!!

さっきまですべり台で妹と遊んでた
白いワンピで髪の毛の長い女の子がですね、勢いいさんで駆け込んできました。

「お、おう、どうした、弾きたいの?」(またもや中断)

すると、隣のいすみたいななんかに座った彼女がうつむいて
やっぱり視線を合わさずに語り始めました。

「んーとね、あーんと、わたしね、ずーっとギターがね、
生まれる前から弾きたかったんだけどね、ピアノしかもらえなくて
でも、おなかの中でね、おとうさんとおかあさんがひいてるのみててね
だからわたしは、ずっと弾きたかったんだけどね、だから
おねえさんにひかせてってずっといいたかったんだんだけど
恥ずかしくて言えませんでしたっ!!


おお、素直だ、そういう弱さもきちんと伝えられる人が御姐さんは大好きだ、
しかし、君、なんだね.....気付いて話してるのかな?
その......見かけはすごく純粋な一幕だけど君の発言は思いっきり
御姐さんの専門領域だぞ?
(ちなみにコドモは胎児のときの記憶をもってるってやつね)

そして、私は彼女の告白が一通り終わったところで
「わかった、何も言うな、触ってみな」
と、ギターをぐっと片手でつかんで差し出したのであります。

すると、背後右斜め45度から霊...じゃなくておばあちゃんが。
「おやおやまあまあ、ま-おちゃん
、お姉さんの練習邪魔しちゃダメじゃなーい!」

「あ、あの、いいんですよ、生まれる前から弾きたかったらしいですし」
「おやおやまあまあまあ、生意気なこといって」

「いや、生意気じゃなくて、六......」と、言いかけて言葉を控えました。

すると、まおちゃん、ピック持たせた瞬間に6から1弦まできれいにダウンピッキング
もううれしくってうれしくってたまらないらしく
笑顔がみたこともないくらいにはじけまくってバタ足かいてます。

すると、お婆ちゃんびっくり仰天。
「あんれまあ!実はね、このこのお父さんとお母さんは結婚前に二人とも
ギター弾いてたんですけどね、このこが生まれてからは一度もギター弾いてないんです」

「え”、え”?マヂですか、でも上手いじゃないすか?」

「こ、これはまおちゃん、おとうさんとおかあさんに報告しないと!」
もうおばあちゃんマヤをみつけた月影先生みたいです。
まおちゃん、満面の笑み。

そしてまおちゃんはおばあちゃんに連れられて妹とおうちに帰って行きました。
今思えば、なんとなく愛子さまに似てなくもなかったまおちゃん。

こうして私は、
和製アブリル・ラヴィーンの発掘に貢献し、オーディションにいったのでした。

おお、そうだまおちゃん、忘れてたよ

教えてやるよ、
アタシの神様の名前、
アタシのこころをぐっとつかんでついに中心までひきずり込んだそのお方は

ロックンロール、

っていうんだぜ。
ホントはもうちょっと難しい名前なんだけどさ
アタシをロックしてみたいな感じなんだけどさ、

まあいいんだよ、よくにてるから
いや大きくなってもそれでいいのかもしんない。

ちゃんとしたかたちがなくてもちゃんとあってさ
時々人の姿をつうじて触れられるって点でおんなじなんだからさ。

少なくとも私はロックンロールとぴっちり縫い付けられたあなたのこと
これからもこのハートにしっかり捕まえていくつもりですから、ね、御上。

コートニーみたくダミ声で
パティスミスみたいに存在感があって
リズフェアみたいにしなやかで
んでもってキムゴードンみたいに歳を重ねる。

で、グリーンデイとかウィーザーみたいにシンプルでシンガロングな
そんな曲を作り続ける唄歌いになろ。
うん、それでよし。

さて、練習がんばるぞい☆

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2006年10月29日 (日)

お役目禁止令!?

前にもちょっと書きましたが、
道場に通い始めました。

気を練ってミット打ちしてます。
なんつーか、自分が「これってなんだべ?」と思っていたことの
さまざまなヒントを与えられていていい感じ.......

なのですが、

ピンチ到来。

今日も助手さんに質問されたんです。

「こんどうさん、本当に三日目ですか?」
「あの、なんか変ですか?」
「いや別に」

なんつー会話の流れで、ちょっとさくっと話をしたんです。

「実は今年の初めに高熱が出てそれから人の前世などが見えるようになり
100人あまりの人を鑑定したり、手をみてつぼ押したりしてました。」

しかしこの「つぼ押し」がNGワードでした。

それから練習終了前に助手さんがやってきて一言
「こんどうさん、道場訓....よんでますよね?」
「はい」
「私たちは修行中の身です。修行中の人間が勝手に力を使うのは禁じられてます
「.................。」
「まあ、職業でやられてるっていうなら別ですけど。」

はいって言いました、確かに言いましたよ、
根拠もわかるのよ。

多分彼らの頭の中では
「なんか~最近ちょっとTVで気功みてさ、なんとなーく出来る気がするんだよね~。
やってみていい?」
みたいな。そんなノリ、でしょうな、やっぱそれはダメだって思うよね、普通。

自殺しかかってる人を必死で止めたり、オールで鑑定したり、もはや人生になってるんです

なんて事情をしらないもん、絶対。

でも、どういえばいいのよ?

「実は私に狼の眷属がいまして、
11月に修行が始まるって言われてから幽閉状態になって
で、年の初めに熱がでまして、そのときに役行者っておっさんが出てきて
お前がその力を公言して人のために使うと宣言しないと死ぬぞって
いわれたし、本当は職業にできるんですけど、どうしても今世は芸術で
収入取らないとダメなので、仕事にしませんでした、それに、そのことで
悪徳霊能者と戦うウルトラマン的状況になってまして........で、実は昔から
弥勒菩薩に話しかけられちゃってたりします、はい。
でもって、霊能の先生曰くおいらみたいな人は
今地球上に32万7500分の1しかいないらしいです。」

なんてさ、病院行けっていわれちゃうよ。
読みたい人が読むっていうネットやアートの世界と違うんだもん。
頭の狂った人と一緒に練習できないと考えたって自然。

私には実際に本当におこったことなんだけどな.......。

でもって、前回撤回し気味の男断ちとは違うのさ、重さが。
オトコ断ちの誓いは、破ったところで最悪音楽ができなくなるとか
二年以内に100人集めるという目標をかなえるのがすごく困難になった
というデメリット。
で、今だから書くけど、どっかでこれは次の段階に進むために貼る
お札みたいな感覚だなあとも思ってた。

でも、お役目の中断は違う。
ある意味、アレは御上に首絞められてどーずんだよ、お前?
やんなきゃ生まれてきた意味なくなるぞ?
といわれて誓ったに近い。
だからこそ、ピンチになったときに常に信じられない偶然で助けられてきた。

道場も、師範もすごい人だと思う。可能性を感じてる。
だけど、神との命がけの契約を人間の規範で破る、
ということの重さから目をそむけることはできない。

「カミサマとした崇高な契約を道場という限られた
人間世界の枠組みの維持のために
破ることなんかできません」

なんて、どっかの教祖やる人ならいえるんだろうなー。
いえるほど自分はあっち側の世界に傾倒した人間ではないのだ。
御上は自分の存在を盾にして自己保身をする人間なんて望んでない、と
自分は根拠がないくせに確信してる。
だから、そんなイタイヤツに思われるくらいなら人として道場訓護って
よくわかんない事故で突発的に死ぬほうがまだいい。

だから、天罰覚悟で従うか、
地下活動か?
それともお金を発生させて仕事とするか?
うむむむむ。

それとも、来週総師範と対面する機会があるから正直に申し開いて決めるか?

悩みはつきないのだ。
あなたなら、どーする?

ちなみに、テッチャンと私のマスターの答えは
「ただ笑え」だって。
意味わかんねえ。

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2006年10月27日 (金)

公園デビュー。

しました。
なんで?って、アピアのオーディションライブがあさってだからです。
で、必死に猛練習を試みて、

「あ、やべ、私三回弾いたら嫌になるタイプだった。」

と気づいちゃうわけです。ガーン。
最近ご近所迷惑を考えて、部屋を閉め切って楽器練習してたんですが
もうどうにも苦しくなっちゃったの。

だもんで、人前で弾くのに慣れるためってのもあって、
半ば強引に公園デビューしました。

最初の公園は三つのベンチのうち、二つをおじさんが占有。
しめしめ、最後の一個!と思ったところ
何故か右半分にダンボールがひいてありました。
よってそのわけのわからなさに退場。

二つ目の公園はおそらくルンペンのおじさんがくつろいでいて
お洗濯などしていたのでお邪魔しちゃうから退場。

そして三つ目はいつも行く公園。
小学生が騒ぐ中、いすみたいな出っ張った何かに座って練習。
ちゃんと弾けないので
わざわざ通路に背を向けて、
「別に聞かせたいわけではありません」アプローチを主張。

キムタクの宣伝で「開いてるやつ」「閉じてるやつ」ってあるでしょ?
あの感覚がすごくわかる。
やっぱり、「はい、練習、練習ですよ」というマインドで顔伏せがちにやると
周りにも伝わるんだよね。

自分では自然なつもりなのよ。
だけど、声が部屋の壁みたいなところにぶつかって跳ね返る感じも無くて
自分も「かかってこいやー!!!」でもないからさ
なんとなく弱いのがわかるんだよね。

殻があるの、ていうか皮膜。
多分これは意識するだけじゃなくて、
何回もやって追い詰められたそのうちに急に破ける、
そんな気がしてます。

でもね、うっかり瞬発的に破っちゃうときがあるんよ。
あ、とげだしちゃったみたいな。
ガッってね、声とか弾く音が心とまっすぐにつながってしまう。
そんな時にどうも人は立ち止まる

で、足をネ捕まれました。

そんな最初のお客は..........



マルチーズ




でした。

なんかね、口あけてぴょんぴょん跳んでね、
ハッハッハっていってた。
確かに音に反応してた気がする。

「だめよースーチャン、お姉さんの邪魔しちゃ!
 うちもお兄ちゃんが練習してるから、きっと間違ったのね~」
なんてオバハン。

こういう状況ってなんていうんかね?
パブロフ?
なんつーか着ぐるみ来て遊園地歩いてたら犬に発情されたみたいな?
そんな気分?

そうこうしているうちに次なるお客が。
昼間から校外学習で大騒ぎの小学生です。

男の子とかがね、じーっとみてるんですよ。
あんまり観てるんで
「おう、坊主、宿題か?」
と尋ねたら逃げました。

宿題って.........

そしたら別な女の子が友達と連れ立って
「わたくしたちはいま公園の植物を調べている真っ最中なのであります。」
と、一切の視線を合わさずに通り過ぎました。

キートン山田?

ナレーションとしか思えません。


さらに三時間後。
再度公園デビュー。

昼間にベンチにいたおじさんがまだいます。
きっとアレがうわさの、家族にリストラされたのを話せなくて
公園で時間を潰している状態、という奴なんでしょう。
間違いない。
 
今度はもっと目立たないポジションをと思って
公衆便所の近くのいすみたいなブロックな何かに着座。
練習に慣れて顔を上げたら

ハッ!

真正面に潰れた犬のフン!!
そして顔をずらすと、

おじさんの立ちションシルエットが!!
そうなんです、私のポジションは男子便所の入り口をまっすぐ見渡せる
大変なベストポジション。

だからといって、気持ちよく放水してる男性たちに
歌いながら熱い視線を向け続けるわけにもいきません。

そんなわけで視線の矛先に困惑した私、結構早く二回目は退散して
夕飯食べに出かけました。
慣れたら池袋の四面塔の近くでやる予定です。

さてどうなることやら女武士道。

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2006年10月26日 (木)

ビバリーヒルズ青春白書未遂?

日本で桑沢の生徒さんと飲んだとき
「先生って無料動画観てるんですよね?どこみてるんすか?」
と聞かれて
「やっぱ○レイボーイTVだね、特に松島かえで(呼び捨てですいません)。」
とか即答してしまうアタクシではありますが、

ロスでとんだ胸キュン事件簿がありました。
関係者も読んでるであろう日記でこんなこと書くのはどーかと思うのですが
ギャラリーにすんごいかわいい男の子がいたとです。

アジアンアメリカンの子で私はしょっちゅう名前間違ってオリバー君と呼んでました。
で、オリバー君は17歳であって飲酒禁止の未成年です。
カメラを向けると必ずおどけます。
で、すんごい人懐っこかったのね。
初日からどこそこでライブがあるんだけど行く?
とか、声かけてくれてね。

とにかく、一言でいうなら「いい子」だったんです。
スーパーのレジで前の人が小銭がないとそっと差出したり
みんなでフリマに出かけたときは、
またスーパーに立ち寄って全員分のお水を買ったり。

でもね、
「あやー韓国語でFuck You!! ってシバーっていうんだよー。」
とかね、言っちゃうの。
(ちなみに彼が一番好きな韓国語はパンツをぬいで踊れ)

だけど彼に対する人の心の開き方が尋常じゃないから
この子ちょっと不思議だなーって思ってたんです。
それに彼がチベットで買った腕輪をもってて、それをつけて寝ると
変な夢をみるらしい、とか聞かされてたのね。

で、その腕輪を見せてもらったら
私が持ってきたむげん堂のブレスと同じ龍が彫ってありました。

あ、奇遇ですねって感じでした。縁っていいましょうかね。

で、当然私が「みえる人」とわかったら彼は前世とか知りたいわけです。
で、ちょっと親しくなりました。

連れて行ってもらった美術館でオリバー君、
「僕はね、14歳までタオイストだったんだ。でもいまは神はいるって信じてるけど
特に宗派はないんだ。」とか(17歳の発言です)そんな話をしたりとか。
でも美術館の中庭で、人のカメラをふんだくって
「あやーそこ座って!!ポーズしてポーズ!!」とかね、いっちゃう。
その危うくも絶妙なバランス感覚。

つきなみな言葉で書きますが、相当惹かれました。

しかし、ね、歳は離れてるわ、家遠すぎるわ、国籍ちがうわ、
お世話になってるギャラリーの人だし第一オトコ断ちしてるしで、
だから何ができるってわけじゃなかったんだけど。

シックスセンス話も相当なところにいったのでね、
「オリバー君、あたし、狼のスピリッツがいるんだよ」と教えてあげると大興奮。
どんな色なの?なんて名前なの?と質問攻め。

夕飯で寄ったレストランで
「もういい加減スピ話は飽きたでしょ?」と聞くと、にっこり笑って
「いいのいいの、心が幸せだから」っていうのね。
そんな彼のおいたコートの上に、私は電池を発見したのです。

それは私が前日にギャラリーで棄てたものでした。
「ちょっと、オリバー、これって棄てた奴だよ」
「うん、でもね、あやと一個ずつ分けて思い出にしようと思ったんだ

じーん.........というか............胸キュン?

この世界に、見えるのも版画家なのも、ノーメイクのひどい面なのも
全部ひっくるめてフラットでかつ自然に観てくれる人がいる。
ということに、私はなんていうか、すんごく安心した。
というか、救われたって思った。これが救いなんだって思った。

でも、どーすることもできないから
私はパーキングを降りてギャラリーに向かう途中で
彼をどつきました。
ことばにできないもの全部、そこにのっけて。

したらね、浮いたんだよね、体が。
え、何?なんだ、何があったんだ?って

お姫様抱っこされてました。


「ちょっとーちょっとーオリバーってば!!オーナーみたらどうすんのよ!?
 離して、離してってば!!」

とかね、騒ぎながら、ちょっと、幸せだったのに.....はいっちゃうんだなー
後頭部に、アタシのムーンサルトキック
近年にないクリーンヒットに彼陥落。
あーあ、何で私はこんな凶暴な星の元に.......。

でもその日の夜、オーナーがブラックスタリオンというお馬の映画を
熱く語ってる横で、アタシは相当フ抜けてました。

これぞアメリカ、
これぞビバヒル。

このピュアピュアを愛さずして何を愛すというのだ。
彼とは翌日もご飯食べて、ブレスを交換しました。
帰国の日、彼はオーナーの車に同乗して送ってくれたんですが

「日本が恋しい?」と彼。
「んなこたねえよ(てかどちらかといえばお前が恋しい)」

「僕とアヨ(何故か途中からこうなった)とで体とっかえない?」
そこでオーナーから何で日本の女の子になりたいの?ときかれてオリバー君
「芸者になりたいの」
と答えてました。最後まで可愛い。

別れのとき、ハグ二回したの。
一回目、もちあげられちゃって
オーナーとした後でもう一回。
そしたら「はぐっ」って。
はぐって、肩を噛まれました。

たのむ、困らさないでくれ、もだえるじゃないか。
という思いと交換したブレスとBITEともらったCDと
近所のスーパーで「アヨ、これうんまいから」って大量にのっけられた無邪気な
お菓子を手土産に私は日本に帰ってきました。

で、後日談。
霊媒の先生に電話した時
「せせせせせ、先生、た、旅先でこんな男の子と会ったんですが
 彼とは縁とかどうですかね?どうですかね?」
と、人並みの恋愛相談を持ちかけたところ

「大変申し上げづらいのですが、この方、あやさまの第一印象悪かったみたいです。」

<( ̄口 ̄||)>!!!オーノー!!!<(|| ̄口 ̄)>

「で、恋愛の線は残念ながらございません」

||||||||/(≧□≦;)\|||||||オーノー!!ッ

確かにネ、帰国してメール打ちましたよ
だけどやっぱり   返事こねえよ..........(≡д≡)
これで先生の予言と覆そうとする私の戦いは二連敗。

畜生!!でもね、絶対、絶対いつか越えてやる。
予言とかそういうの、飛び越えて、やっぱ人は自分の力で
運命変えられるのよって笑顔でウエディングドレス着て男を抱いてやる。

帰国して思ったよ。
自分自身の弱い部分と向き合うのがいやになって、
アタシのせいにして罵倒した人たちに復讐するなんてつまんないなーって。

私はそんな人たちの嫌いでもいいからかまってみたいな感情に答えて追うことや
これで十分傷ついて俺が優位にたっただろうとかって思い上がりを
実力で粉砕してやろうとしたんだけどさ、
勘違いしてんじゃねえよって。

でも飽きちゃった。
勘違いしたい人は勝手にしてればいいのだ。
彼が落ちたい地獄を私が助ける義理は無い。
笑顔で見捨てよう。関わらなければいい話だ。

それから、見えることを分析することも理屈もいらないだろうって。
アタシはただ強く強く、
「んなこといったって見えるもんはみえるんだよしょーがねえだろ?」
って否定する人が飽きるまでそうしてればいいのだって。

あたしを待ってる人がいる
あたしのそのまんまを受け入れてくれる人が確かにいる。
それを確認できたから、
アタシはまた一つ自分でいることを迷わなくなりました。

オリバーボーイは元気かなあ。

西海岸に帰りたい。

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どーにかしてよ、国際送金!!

もう日本で作品を売るのをあきらめて
海外を拠点にすんべよと思う昨今、大きな壁は国際送金
つまりお金のやり取り。

どうしてこうなるかっていうと、
海外から日本に送金する場合、日本の銀行が5000円近い手数料をとるので
支払いがかなーり遅れるんです

「今度日本に来たとき」
なんてざらです。
それゆえに、絶対外国ウケがいい作品をつくっているとわかっていながら
本腰をいれてなかった気もします。

今日はかの有名な国際バンク ○ティバンクへ。
でも、おねえさん曰く

「手数料は日本で口座を作る場合は変わらずタカイッス。」
だって。
そしてその後に、思慮深く思いやりのある民族、といううわさの日本の国民性を
疑うような一言が

「いいじゃん、払うのは相手なんだから。こっちはお金へらないし。」

おいおいおいおいおい!!


大体、毎月の口座維持手数料が2100円で
それをストップするには日本円は50万以上、ドルでも20万相当額以上の貯金って

何?

おかしいだろ?
あきらかに皆様のための銀行ではないだろ?
ホスピタリティはどこへ行ったんだ~!!

と、いうわけでしばらく送金問題は私のスピンを緩めそうです。
こまったな=ホント。
 

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2006年10月24日 (火)

玄米食って言うけんどさ~。

泣きそうです。
いや、正確には「でした。」

医者に行ったとです。

「頂いたお薬を飲んでいたんですが、顔がはれたり蕁麻疹がでたんで
塗り薬は怖くてやめましたし、漢方も中断したんですが落ち着いたんで
何とかのみきってここにきました。」

と、言ったところ医者がキレました。

「こんどうさん!!悪化しても飲み続けてくれないと漢方が原因かわかんないし
 第一去年は同じ飲み薬で効いてたじゃない!!
 おかしいよ、おかしいよ!!」

.........ってどうなのよ?おかしいのは本当にこっちか?
悪化しても飲めってあんた.....。

医者の論理矛盾を指摘して喧嘩するって手もあったけど
今回は穏便策をとりました。でも本当に悪いのは私か?
(ちなみに先生は霊媒事件簿をしらない)

昨日風水を読める友達に電話したら、
あんたまずいよ、このままじゃ12月に倒れるかもしれん、とのこと。
おいらもそんな気がするなあ.......という矢先

こんどうあやは今日から道場に通い始めました。
気をネ、練ったのよ。
瞑想の仕方がつかめず、文字通り迷走。
そっからチャイニーズボクササイズをしてですね
あーおいら未熟者って思った矢先、助手先生に

「初めてにしては気が出まくってんじゃンって思いましたよ~」
と、話しかけられました。
ばれてる.......?

でもってなんと助手先生は近所で漢方医をしてるとか。
俺、今までにきび治療負けなしですよ?だって。
こここのタイミングはお導きか?

でもね、ミルクノー、玄米至上主義みたい....。
あ~どーする、どうする近藤!!

なんかもう気を整えるために菜食主義にするってセオリーに
乗っかるのはどうにもこうにも負けな気がするのです。
「らしくない」というか。
わがままなんだけどね。

たまには可愛く愚痴をね、書きました。
いつまで続くかなあ~?

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2006年10月23日 (月)

心のヒーロー。

最近無理解に苦しくなると
元彼ジョニーくんのお父さんのことを思い出します。
もう故人なのですが。

彼の父上は、静岡で有名な刑事さんでした。
(少なくともカリスマだった)
しかも任務が結構大きかったのです。

私もはじめてお会いしたときに
「東京といえばサンヤですね、あそこは楽しかったなあ。」
と、素で言われたときに
「うわあ、人間でかいなこの人!!」
と内心びっくりしました。

そんなお父さんの車に十円傷がつけられたりする嫌がらせがあったのは
警察の不祥事が立て続けにとりざたされたころでした。
「肩を落としてる親父をみてられなかったよ。」
という話を何度かジョニー君からききました。

でも、そのときお父さんが言ったそうです
「しょうがない、確かに悪い奴もいるんだ。」と。

それでもお父さんは自分の仕事を誇りにしていたそうです
「正義の味方だからな」
と笑顔でいうんだぜってよく聞かされていました。

霊媒もね、悪い奴はいる。

悪い、というか未熟かな?

見えないから、立証できないから信じてもらえないことも多いけど
だからこそ、ネガティブなことを不用意に発言することが
場合によって相手にとてつもない動揺を与えてしまう。
そしてそのことに対する認識が甘い人が残念ながら多いと思うの。
そんな感じのトラブルで毎日が不安だって人を訂正して歩くことが増えてきました。

だから、私が胡散臭くみられたり疑われるのは仕方ないと思うのです。
でもそれでも私は、自分じゃない人の生き方が影響して自分を色眼鏡で見せている
ってことにどうしようもなく切なくなるのね、

そんなときに心のヒーローみたく彼のお父さんを思い出す。

ネガティブな現実を受け入れても、それでも、この世界のどっかの部分で
正義の味方でありたいぜって一人の人として全うした生き方があるって。

私の場合それは
「何らかの形で希望になりたい」って言葉に置き換えられるんですけども。

おじさまを思い浮かべるとき
自分の哲学を全うする生き方が、
誰かのためとかって抽象的な概念を相手に生きる人よりも
よっぽど人に力を与えるんだって大切なことを思いだします。

お会いできたのは上野の美術館でのたった一瞬だけだったのに。
だけど、その存在の記憶は私の中では今でも支えになってる。

アタシの精神的なキャパシティとオーバーワークに関する事に関して
たとえ話をするならば、
今までの私は帰る家になろうとしてた気がします。
でも、多分私は
「おうちに帰んなさい!」と竹刀をもってジャージ着て見回ればよかったんです。
いわば、補導する生活指導の先生みたいな。

ええ、だって私、教師の娘ですしね。

そしてきっと
教師であるなら困った生徒や問題ある生徒を家に連れ帰って面倒見るべき
みたいな価値観をまじめに遂行しようとしたんでしょう。
でも実際生きてくなら学校でたら家に帰ってダメオヤジしてよかったのよ。
だからね、もうお家には泊めないよ?

そんでも家に無理に泊まろうとするひとは
これからは光熱費と食費とかね、宿泊代をとりますよ。
だってここは日本なんだから。
うちはあなたが思ってるほど、広くないのよ?
第一神経質なアーティストのいえなんだからね、
お泊り仁義、というか礼節は守ってもらおう。

と、思う今日この頃。

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2006年10月22日 (日)

無気力女GO-GO!

「このままじゃ
 あやちゃん
 しんじゃうじゃん」

電話の向こうでかけてくれる声に

リアルで
「まじでそうなるきがする」

と、思った。

楽器が触れず、表情が戻らず、朝起きても無気力。
大丈夫ってメールもらっても返すのに気力が無くなって
ただ画面をみながら

「ごめん」
とつぶやいてる。

どういうわけだか、言い合いになるようなメールばかり
こういうときに限って複数件うつことになり
その間は元気だったりするけど
あとで倍反動が来る。

自分を大切にしなくっちゃ、とは言われるけど
私にとって大切にする、とは「意思決定の純粋さを護る」ということであって
SAVEではない。

作家に戻るんだ、純粋に
自分のために作品をつくってた日々に帰ろう、
という思いに後ろめたさが絡む、

というのは皮肉にも
「あやさんのシックスセンスは、人の力になるために備わってる」
という意識とか思想がその帰り道を阻害し始めたのだ。

人を思う、
ということが、自分から純粋さを奪う。

ぎりぎりの状況下に精神が叩きつけられて
何かが飽和し始めた今、
ただもうね、こう思ってる
「黙ってきいてりゃあ」って。
「つけあがってるんじゃねえよ」って。

ものつくりも、シックスセンスも死ぬかもってギリギリまで追い込んで
たぶんこれからも直追い込んでいくって言うのに

リアリティでそれを実感したわけでもなく
本で聞きかじった耳年増な知識でおいらを説教する奴らの横暴と、
自分のケツを自分で拭けないその弱さから目をそむけて
非難するふりで頼りきっていく奴らの甘えに

人として克服すべき弱さは
悲しいときに悲しいといって泣いてしまうことではない。

しいて言うなら「強がり」みたいなものだ
あたしはこれが出来ないんですといって泣く前に
その出来ないを認めないで他人にそれを求めてしかも
上からものをいうそういう態度だ。

自分よか年上だし、指摘した時のショックは計り知れないとか
第一、そういうのって自分で気づかなきゃ意味が無いと思ったから
黙って話を聞けば聞くほど
最後に自分に泥をかけられるそのことに対しての感情が飽和点に達した。

反撃に出ることにした。

自分の人としての力を信じて生きることと戦わない奴らに
潰される理由なんて何一つ無い。

ルールを決めた。

罵倒する言葉を浴びせたその裏で
「それでもこの人は、戻りたいと思ったら迎え入れてくれる」って思ってんだろ?
そうは問屋がおろさねえよ。

私はいつも人と強い言葉でぶつかるとき
いつだってその結果でたった一人で孤立する未来を覚悟してぶつかってんだよ。

甘すぎるよ。
だからもうそういう破綻した人間とはもう二度と戻らないよ。
世の中には言ったら最後戻らないものがあるってことを知るべきだ。

「やっぱり帰りたいです、帰ってきてもいいですか?」
許可とんなよ。
私は自分の落ち度で喧嘩別れになった人と復縁するときは
実際にあって頭を下げつづけてんだよ。

へらへらして帰ってきたその面をあごの下から蹴り上げてやる。
私はもう、そうやってごめんなさいって言いながら
ぐしゃぐしゃになって泣き喚くその顔しか愉しみじゃないよ。
最高の娯楽になってくれ。

仇討ちするっていったけどさ、
恋愛の穴を恋愛でうめるのは凡人だって説教しながら
愛人のお宅に入り浸っているってもっぱらのうわさの奴と

カミサマだなんて一度も名乗ったこと無いのに
カミサマぶるな、そんなあなたは美しくないとか、
そんな弱い奴らに対してそんな感情を燃やすことすら
馬鹿馬鹿しいとおもった。

その弱さがほかの誰かに悪意で潰されたり利用されるくらいなら
そうじゃないって彼らのまえで態度で示すことが
彼らに対して離れていったポジションで示せる唯一の愛情な気がした。
だから暴言吐いて注意引いて、離れないようにしたかもしれない。

掲示板でのやり取りできつい言葉を吐きながら
甘言で適当なこと言って、そのぬるい世界でスポイルされたり
利用された過去のアタシみたいになるくらいなら
嫌った怒りをもってしてでも自分の足で歩いて経験してくれたら
それが一番いいと思って祈り続けてた。

でも、何度斬っても斬ってもゾンビみたいに戻ってくる。

思い知った。
人は人を変えられん。
たとえ、シックスセンスがあろうともなかろうとも。

だから全部やめるんだ。
忘れるの、意識からも消してしまうの。
小さいことで小さい人なんだもの。

私に出来ることはいつだってリアルでいることであり
経験することであり
自分の言葉でそのすべてを語ること

生きることをあきらめないこと
絶望から逃げないこと
自分の弱さを知っても向き合うことをやめないこと

そしてその道の途中で
孤独ギリギリの絶望の中で崩れ落ちる人に
本当の心からの優しさを示せたら

どんなにいいだろう?

あの人の友達になりたい、じゃなくて
あの人みたいになりたいといわれたら

どんなにいいだろう。

こんな生き方もあるって言われるくらいに個性的であったら
どんなにいいだろう。

もしこのウツを抜けたなら。

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2006年10月20日 (金)

どうやら私はウツらしい。

どうやら私はウツらしい。

という見地から自分を分析してもいいのかな、
そんな心の余裕が出来てきました。

最近考えていたこと
「AさんとBさんとCさん、鑑定してほしいって言ってたけど
 いつできるかな?なかなか出来なくて申し訳ないな」
「ああ、やっと○○さんの展示にいけた」
「東雲会、どうしたらみんな集まって楽しくできるかな?
 もっと人集めなくちゃいけないのに」
「Dちゃん、ずっと支えてくれたのに、私が大変だからって
 鑑定してほしいのを我慢してるみたい、見てあげたいのにな
 こっちから声かけなくっちゃ。」
「○○君にモノおくるっていって出来てないや、だめだなあ、私。」

これにプラスして、
「お上に対しての姿勢はこうあるべき」とか
「こんどうあやはもっと頑張れ」とか
「六力はなれろ、こんどうあやは作家に専念すべきだ」とかね

うっせーよってそういう声にも真っ向から闘うわけで。
かといって、こんどうさん、これはどうでしょう?あれはどうですか?
とか細かく質問する電話やメールとかをみたり
それは依存しすぎだろっていちいち怒ったり

でも自分で歩けよ!!って切り離しても戻ってきちゃうのね。
こっそり日記読んでたり、動向をたどってる。
で、また怒ってのくりかえし。

一歩外に出れば
お店のおじさんに五分以上とっ捕まってしまうから、道変えて逃げ回ったり
同じフロアの宗教団体さんの集会に
「遊びに来い」と強く誘われたり

PCあければ
「そろそろ会える?」とか
「今はこんなで......」とか
でも何故か返せないの。だから良心が痛むわけで。

ああ、ごめん、応えてあげられなくてごめん......

すごくね、もっともっとって声を感じる
妄想かもしれないけど。
もっともっともっとって。

霊媒の先生が
「あやさまと話したいって方がたの念を受けて右耳の後ろが痛む」
といったとき
彼女は大丈夫だといったのにこっちは胸が痛くてすいませんとまた謝る。

で、これらの全部を引き受けたまま制作するのは
やっぱ普通に無理で
こりゃウツになるべよ?
と、判断したわけです。

オヤクメは、私の喜びでありやりたいことで幸せだったんだけど

だめみたい、
人間、自発的かつ能動的に動かないと元気ではいられないらしい。
ということがよくわかりました。

少なくとも、これらを無償でやるかわりに
本業でありお金を作るはずの制作活動が滞って
経済と将来に対する不安で精神が圧迫されている、という状況も
少なからず自分に拍車をかけているだろうね。

するとね、
じゃあそれこそ
お上に頼んで何とかすればいいじゃん?
とか
御上を信じて動揺しないで日々をすごせば何事もうまくいく
っていう人がでるんだけどさ

私はそういう考え方が反吐がでるほど嫌いなの。
人が考えたり悩んだり苦しむのも
人生に深い経験が必要だからもたらされる機能と感情なのであって
それを無いようにしようとか

悩んで自分で回答を出す前に
逐一「御上、答えはなんですか?あ、、今回は教えてくれないの?」
みたいなことを聞いて御覧なさいよ。
御上だって迷惑ですよ。

そういう人ほど、娑婆は修行のためというんだけど矛盾してるじゃない。
修行は困難を乗り越える行為なのに
自ら進んでロープ投げてくれだとか、困難と立ち向かわないで
一生を終えますと宣言してるようなもんだもの。

スピリチュアルでもハイヤーセルフでも信仰でも宗教でも何でもいいけどさ

生きることから逃げてんじゃネエよ。

小学生だって先生に
「いちいち聞くんじゃないの!?そろそろ自分で考えなさい!!」
って怒られるでしょ?
それで自分で考える習慣とか領域を学ぶじゃないですか。

だけど、それが御上ならすぐなんでも聞いていいとかって浅はかだと思うの。
だってそれって人が普通に生きていく以下になるってことだもの。
信仰は人の意識を高みに成長させるために存在すべきものであって
決して以下にするものではないと私は思う。

悩んで悩んで苦しんで、人に相談してもままならなくて
駄目だって思ったときに、思っても無い形で手を差し伸べられるから
人は御上に愛を感じるんだと思うし、本当にありがたいと思えるのだと思う。

私もこのタイミングで自分の症状をウツかもって現実的に認知することが
できたのは、それ以前にしてしまったら取り逃がす大切なことがいくつかあったような
気がしたんだよね。そうしないと大事な人を見落とすというか。

でも今はひと段落ついて丁度いいから
現実的な視点でカバーして大丈夫という余裕というか。
うん、まあ、早い話、ベストなタイミングで認知を変えられてることに感謝してる。


話は落ち着いたら詳しく書こうと思うけど、
タイガーリリーが自分を建礼門院徳子だと名乗ったのをしったとき
私のほうが立証も出来ない事象でビックネームを名乗る危険を感じ取って
自分の記憶を伏せようとしたことがあるんです。

そしたらカナダに在住していらっしゃる平家のご子息で降霊できる方から
いいタイミングで連絡があってそのご先祖様が彼女に「ぜひお伝え申せ」的な
テンションで書かされた手紙をメールしてくれたんですね。

で、これまたジャストなタイミングで帰国した彼女と新宿でお茶しながら
時子像についてご先祖様に質問したんですよ。

彼女、一度一族をたった一人で率いていくプレッシャーから
人知れず泣きながら嘔吐していたことがあったんですね。
それの極秘診断を承ったのが医者であったカナダの彼女のご先祖様であったとか。

一族のために身を挺して尽くし、下々の者にくまなく目をかけ
自らを嘔吐するまで追い詰めてしまう、
しかし、それゆえに、この人のためなら死ねる、という一族郎党を人望で集めた女、
それが平時子像であったとか。

まあ、わたしは申し訳ないほど情けない女ですが
自分の限界をいつも感知できない、というところは今も似てる気がします。

立証するものは何も無いです、
私にあるのはあまりにリアルな時子さんの記憶、
そして偶然に会い続ける平家の関係者と平家の前世をもつ人たち、
「私たちのことは忘れてかまわないから」といいながら助けてくださる
平家ゆかりの霊魂たちとの出会いが現実にあるだけ。

ただ、彼らに遭遇するたび、でもってもっと彼らに会うために
私はどんなにイタイ奴と思われてもこの記憶を隠してはいけないと
心のおくが訴えるのを感じる、ただそれだけです。

いいじゃん、形がなくったってほんとだって信じてることなんて
世の中にはそれこそほんとうにたくさんあるんだからさ。

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2006年10月18日 (水)

死亡遊戯。

「あめりか効果、とでもいいましょうか。」
と、電話の向こうで彼女がひとこと言って間をおいた。

「こんどうさまの心の奥の毒が一気に表面まで出られたようです。」

シックスセンスの予言は時間差で一気に暴発することがある。
まるで時限爆弾みたいに。
多分、自覚が症状を加速させるんだろう。

私の身体は発熱し、
蕁麻疹に包まれ、
のどの痛みで息さえも苦しく

私は唐辛子味のドンタコスとかカロリーの高くて香辛料の効いたスナックを
クエン酸で流し込んで丸一日寝ている。

仕事がどんどんたまっていく
信用も多分どんどん失ってる

でもしかたない。

たまにグワッと発熱。
汗で体がドロドロになる。
おまけに生理がぶつかってる。
グレープジュースみたいなおぞましい色をしている。

六力さんは定期的にこういう事態に見舞われることは
お互いの情報交換でわかっている。
私たちはこれを「組み換え」と呼んだり、
浄化とか言ったりしている。

ある人は眠気でおこることもあるらしい。
ずっと吐き気が続くとか、だるいとか。

ただ共通することは
その状況を抜け出すと一気に体が「軽く」なる。
「見える」ことがパワーアップしたりする。

なんつーか、さなぎというか
ドラクエのレベルUPの気分だ。
たとえるなら。

基本は医者に行く。
でも何週間たっても何も変わらないときは
六力さんに連絡をとって見えないものを見てもらうことにしている。
それでも同時に、
医学に携わる人間の意見も再度尋ねる。

非科学だろうが、
普通の不養生だろうが

自分がすばやく納得いき、対処可能なほうをとる
一番大事なのは心の不安の暴走を回避し
自分に出来る手段を講じることだと信じている。

アタシの場合は、二通り。
皮膚に変化がおこる。
体全体がくまなく発熱して、じんじんと蒸気のような汗を感じる場合は軽度。

重度は今みたいなやつ。
蕁麻疹を伴う発熱。皮膚に熱だけじゃなくてかゆみが生じる。

実はLAのオープニングパーティー前後が、最高につらかった。
顔がアトピーがひどい時みたいにばさばさと剥け
まぶたの上まで腫れ上がり
化粧でごまかしきれない赤みが露出。

夜になれば会食の途中で体の締め付け部分や
おなかとか脚とかの関節などに蚊に刺されみたいなものがでて
シャワーの前に身体をみれば
膨張したはんぺんみたいなものがたくさん張り付いて赤くなり
あまりのつらさに日程を変更し早々に帰国しようかとも考えた。

しかし何故か、砂漠に向かう前後から
どんどんと症状が緩和されていった。
岩の転がる砂漠の真ん中で
私は確かに耳の奥に

「キーーーーーーーン」

という甲高い音を聴いた。

冒頭の占い師である彼女に言わせればそれは
確かにスピリッツの祝福という。
そして時間差で浮き上がってきた体毒に苦しむ、それが今だ。

こんだけのことをこえて
棚の上のものをひょいってとってあげるみたいに
人の何かにこの力をやくだてたいと願って耐えても
偏見と嘲笑にあう。
キグルイの名の下に、今までの人格と履歴は無視されて
レッテルを貼られる。
それがこの国での現実。
だから理解に対する欲求を極限まで殺すようになった。

みとらの部分を棄て、あやだけをもとめるひとに傷つき
かといってみとらの部分を愛して内側に入ってこようとする人間も刺さなければならず、
そんな戦いを意識して毎日を過ごしてきた私にとって

アメリカの個人主義はLAの気候の爽やかさも手伝ってか
異常に心地よかったのだ。

日本を棄てようかな、と本気で考えることが多くなった。
この国で私のアートも私も必要ないだろうとか

鉄馬に乗ることを覚えて
現地のネイティブアメリカンと交流してくらそうか?
みえることが日常で、かつ自然体であり
なおかつ人格が無視されない世界にさ、とか。

こんなことを考えるのは、体毒が言語化されているのか
単に体が弱って弱気なのか
どっちでもあってどっちでもないかもしれない。
かきたいからかくだけだ。

でもナルシストだとはおもうけど
自分がこういう弱さを抱えているのを自覚できると安心する。
だってむき出しの弱さは人間の証だとおもうから。

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2006年10月17日 (火)

ブルームバーグ?なんじゃらほいや。

はじめてモーニングサテライトという番組をみました。
朝早くからこんな硬派なニュースをやってるなんて驚きです。
朝からアメリカでエルモ人形がおおはやり、なんてのもみました。

日本に帰ってきてぼちぼちな今日この頃、
気を張ってた反動なのか常に眠いんですけどね.......。
でもって、旅行中に悩まされてた皮膚のかゆみが勃発。
フトモモなんかが充血してます。

なんで朝から経済ニュースを見始めたかっていうと、
この体調不良を打破する方法を六力さん(シックスセンスの強い人)
や漢方の達人から情報を得たところ

なんだかね、体の機能を高めて毒素排出を助けるのに
身体をあっためてご来光を浴びる、というのがよさげ、という結論に達したんですよ。

だから、早起きして
十分な睡眠に罪悪感を覚えなくてよいもの、
という観点を満たすのが

株式ニュース

だったわけです。
朝から12chみて
PCあけてYahooファイナンスみて
そっからブルームバーグへ。

このブルームバーグってのがPCテレビも備えた
24時間株式情報番組なんですな。
なんかね、はっきりいって意味はさっぱりわからないのですが
朝からビジネスマン気分です。
このたかだか早起きして経済ニュースをみたくらいで優越感に浸る
単純さはこんどうあやという女が
いかに俗物であるかをしめしてやみません。

いつまで続くかはわかりませんが..........。

なんで最近株、株っていいだしたかというと
株も六力さんも世間一般から悪く言われやすい点で
かわんねーなーと思ったからです。

株はそのリスクと失敗者の談のすさまじさから
「手を出しちゃいけないもの」
だとか、そんなものに手を出すならまっとーに働けといわれるもんで、

一方で六力さんも
ネガティブな予言で落ち込んだ人の救いようもない体験談とか
わけのわからない新興宗教のせいで
胡散臭いとか信用ならないとかいわれるわけです。

でもどっちにも成功者やらホンモノっているわけで
資産家にもじつは慈善団体を立ち上げたりしてる人はいるし
六力さんも人をみることである人の人生をポジティブにしようと
がんばっていたりもするわけです。

株式は最近お国も奨励傾向にあって、
マスコミも特集組むようになったせいか
最近では受け取られ方がポジティブになってますよね?

だから自分がこの株だとかお金の流れを読むってことに
「みえるひと」の立場改善に役立つなんらかのヒントがあるんじゃないかって
思ったってのもあります。

まあ、ほんとはもっといろいろあるんだけどさ。
オイオイかくべよ。








 


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2006年10月15日 (日)

帰ってきました&展示告知

02

こんどうあやの日常とかけてすし屋と解く
その心は?

ネタがおおすぎ!

はい、ただいま。みとらっちです。

LAlから帰ってきてやっとPCあけました。
今、朝の六時です。
どうしてこんな時間かといえば、
早速今日から展示だからです。

デザインフェスタギャラリーにて桑沢の生徒さん7人と一緒に展示をします。

木版猿8(woodcut monkey8)
10/15-10/20まで。 1-B room

詳細情報や会場の場所はこちらでござる。http://www.designfesta.com/jp/dfg/schedule/

ここに記載されてるこまった紹介文はもちろんアチキが書いてます。
すまんよ、みんな....。
怒ってないかなあ~。

LA,よかったですよ、LA,ほんとに。
一言でいうなら私のルーツが八割そろってるような場所でした。

個人主義、砂漠、アート、モーテル、チャイナカルチャー...etc

作品も売れたし、サインもしたし。
ギャラリーは素敵だし
画集もすばらしい。

ひとりひとりに感謝を捧げたら書ききれないくらい
現地でお世話になったり、出会ったり。

みなさん、本当にありがとう。

LAに行く前も行ったあとももうとにかく毎日が
書くことだらけで、
でもPCに向かう時間も少なくて
本当に忘却が憎たらしくなる。

とりあえず今週末開催の東雲会では
画集とお土産を披露する予定です。

さてさて、パニックしないで頑張ろう☆彡

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2006年10月10日 (火)

From LA

How are you everyone?
I enjoy LA days.
Opening night were very exciting!
I wrote lot of sighs for visiters.

But My skins are damaged....I can not understand the reason....GHOST or ...
This PC is only  English ......

See ya !

Aya

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2006年10月 5日 (木)

活動告知いっき倒し!

Mainindex
明日からLOS ANGELSに行ってきます☆
なんと自分が参加した画集が出版されるんです。

The Bliss Express Show  10/7-10/25
opening reception 10/7 そのとき近所の人いたら是非どうぞですよ。
これギャラリーHP http://gallerynucleus.com/default.php?sitepage=event&eventID=43

えーと、かっこいい画集の宣伝画像はこちら!
今回の展示のお題はHappiness!
観るだけで幸せになれる画像がいっぱいですばいな。

気鋭のイラストレーターOHGUSHIさんの画像がTOPです!!
http://www.guupress.com/bliss_express/preview/

こっちが出版社 http://www.guupress.com/

で、同時にお財布の宣伝も。
POKETO TOKYO SERIESで LOSのアート集団POKETOの企画にのった
お財布が販売されております。
http://www.poketo.com/wallets.htm (Aya Kondoをクリックしてみてちょ。)

Aya

つくりはプリントアウトした画像をビニールで包むっていう簡単構造だけど
馬鹿に出来ないのよ?クラブイベントとかさ、ポッケにさくっとはいるしね。

あ、ほしい?

でも海外怖い?

じゃあアタシからこうてくり。20部くらいなら手売りできるんで。

¥2500(+送料込み)で承ります。
早い者勝ち!
ロスから帰ったら順番に手配しますよ。
まずはメールでよろしく!!

最後、日本で今年の夏に受け持った桑沢のクラスの生徒有志7名と
原宿のデザインフェスタギャラリーで展示をします。

ROOM 1-Bにて 10/15-10/20まで。
初日は12時から、最終日は18時まで。

三点くらい出す予定です。
あたしは滞在日は特に決めてません。
場所等の確認はこちらから
http://www.designfesta.com/jp/dfg/about/

ではそんなわけで.....(今から準備だよ......)

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おうたうたってまいりました。

Dscf1184 Dscf1191 Dscf1186
やりましたよ、有言実行。
生涯弾き語り初ライブは新宿ロフトの三十周年記念イベントですよ
ひゃっほい!

会場へは朝の8:30に集合して楽屋入り
で、私の出番は10:50。

遅刻ギリギリで起きたからさ、
楽屋で練習するのこっぱずかしかったので
ロフト入り口の階段上ったところで壁に向かって歌ってました。

と、いうわけで
壁打ち風味ですが路上デビューも工事現場のおっさんや
ホストの皆さんを背中にかんじながらやりぬきサザエサンです。

で、実際のライブは写真のとおりで......
なんと客がいました!!

私のあと二時間後に出演予定の
戦隊ものテーマソングバンドのファンのみなさんです!!
丁度真ん中にいた人が兵藤ユキ姉に似てて気になりすぎMAXです。

結果は......
司会さんに
「で、これはなんですか?」と聞かれました。

ギターもって歌うたってこれは何って.......
「弾き語りです。」
と愚直に答えてみました。

でね、一番の聴かせどころを間違えまくりましたよ。
一瞬手が止まったんで、ばれたと思います。

でもね、一個よくわかった。
「あ、私のためにステージに立てるじゃん。」
つまり自分のために音楽できるってコトをしっかりつかんできました。

でね、間違いなく弾くって奴?
あれは.......

無理だね。

マジ無理、だから、間違えてるのに平然と弾くのに慣れようと思います。
人の目もみられるしね、まあ、いいんじゃないかな。

てかオーディションなのに、審査員が一人もいないってどうなのよ?

追記:
仇の六力女が私が仇討ち宣言してからmixiやめたんだって。
それから、別口で「わ、わたしもmixiやめました!!」なんて鼻息荒いメールもらったのね
したらもう面倒くさくなったんで、親友に案内状もらってmixi戻りました。
てかもう......一言言わせて。

馬鹿じゃネエの?


結局高みから見下ろした振りして
人の模倣から抜けられない人間に負ける気がしねえよ。
そんなに真似っこが好きならば
「愛してますから許してください」って土下座して泣きやがれ。

でも、申し訳ありませんが
仏の顔は三度までルール作ってるんで、
必ずしも受け入れるとは限りませんが。

まあ、mixi株式上場したでしょ?
内部にいたほうがやっぱ動きを予測しやすいかなってのもあります。

まあ、数とりゲーム大好きなので、今回はマイミク350人目指してますが
人の日記は多分ほぼ見ません。
でもって、見ろって言われるのも苦手です。

そんでもよければ.......
ブックマーク代わりにご利用ください。
あとは数あわせとかエンブレムとか?
名前はあたま働かして探してくり。

それから、
コメント機能削ります。
即席の反応とか交流は特にもう必要ないから。
それでも何か思うところある人は
せっかくメアドなしでもメールできるようにしたんでメールください。
メール送信ってとこからもメールできるしね。

この中に残る私は残像と痕跡のまやかしイリュージョンです。
それでもあなたが何かを感じ取ったなら、それで十分だからさ。
会いたい人はリアルでどうぞ。

はい、報告おしまい!
 

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