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2006年9月 9日 (土)

ショーは続けられなければならず、仇は討たれなければならない。

よく晴れた日でした。
大気はまだ湿気を帯び、まだ夏が過ぎ去っていないことを告げていました。
朝の日の光を浴びながら、その女はたたみに寝転んでいました。
目の前のカッターの刃をMAXに引き出して首にあてがったまま
呼吸を整えて。

それからおもむろに
「せーのっ!」って号令するのですが、その手は右にも左にも動きません。
硬くてエッジの効いた刃物の感触だけが首にわずかに感じ取れました。
額とこめかみから汗がながれて
そのままの姿勢で蝉の声を5回聞きました。

その女はそのまま少し思案して天井のしみを見たあと
カッターの刃をしまいました。

あきらかにここで死んだほうが楽なんだけど
それでも拒む何かがあるらしい。
それがなんなのか知りたい........。
そんなことを思いました。

それからここでカッターの刃を引くよりも
メールでぐちったり
もう駄目だと騒いでみたり
目黒雅叙園に親を誘ってケーキ食うほうがまだ行動できるらしいとわかり
順番をきめてその全部をやりました。

これが美虎の28歳の誕生日でした。

追い詰められるのが日常化した私は
解決の方法にスピードを求めつつあり
その結果、編み出されたのがこの方法でした。

つらいから死にたい、とか
泣きたいとか騒ぐのも時間の無駄。

こうすればただシンプルに自分の絶望度合いがわかります
私が知りたいのは一つだけです

「ただいまがその時なのかどうか」

死ぬことはまだ、己のプライドを成立させるにはまだ足りなかったようで。
洗面所で顔を洗い流してから
「まだ生をむさぼりたいか、メス豚め。」
といって己を笑いました。

生存理由に人の存在を当て込むのは楽です
「誰々がいやがるから、悲しむから」
でも、そんな幻想ならないほうがマシです。
何のために極限まで自分と向かい合っているのかわからなくなる。

そしてその人にとっても迷惑だと思うので。
いつでもその人の都合のいいように人は動けない
たとえそれがわざとでなくても
自分の存在理由に誰かを当て込んで勝手に期待することはよくないことです。

だからこそ、必要だと思っていた人にその一言が言えませんでした。
こころから存在を必要としていたにも関わらず。
そしてそれを押し込めた結果、
認知さえも出来なくなっていました。
依存と不可欠の差をわからなくなってました。
自分が一人の女であることをただ痛いほど認知しました。
皮肉にも己の力で生きようとした自分は、
もっとも自分の感情なかでも重たかった一個を自覚できてませんでした。

そして必要だとみとめてそれを伝えたのですが
結果的に穴だらけの私のジェンガは崩壊しました。

それから三日。
私はただ本を読んだりしながら過ごしました。
自分の感情がどう動き、どう進むのかを観察しながら。

どんな風に生きたいのか
なんのために生きたいのか
誰の力になりたいのか?
そしてそれを貫くために 何を許してはいけないのか...........?

100人強の人の人生を垣間見て、その人の人生に向き合ったとき

私は自分の人生を不器用でも自力で生きようともがく人のそばに
立ちたいのだと思い定めました。

人は一人では生きていけないかもしれない。
だけどそれでも少なくとも出来る限りは自分で自分を何とかしたい
なぜならその人たちはそのことで人が困ったときに何かをしようと
本気で思ってる人だから。

最初から人は一人じゃ生きられないとかいってへらつく人は
やはり好きになれない。
人がわかってくれない、じゃないよ。
わかってくれよ、じゃないよ。
あんたのためにこれしてる、とかじゃないよ。

少なくとも版画はじめてから私はそんなこと望んだこともない。
やりたいからただやった
やらざるをえなかった
救われたいなんて思ったことはなかった。

だから自分が好きとか欲しいと思うものだけを
辛らつに追求した。
たとえ誰も振り向かなくても、自分が気に入っていられるなら
それは自己責任として背負えたから。

リリースしたらすべて忘れるようにした。
反応は予測するのもであっても強制ではないと思っているから。

でも何故か作品が愛されて仲間が増えた。
だからありがたかった。
六力に目覚めて苦しんだときも
そういう人が助けてくれた。

そして彼らは笑った
「いいんだよ、したかったことをしただけだよ」
私は彼らに返せるものがなにもないから思いが染みた。

だから
自分の足で不器用でも自分を生きようとしてる人がもがくとき
そしてその結果、崩れ落ちた人が一人で泣くのをみるとき
そばにいたいと思った。

だから私は許さない

自分自身との戦いで涙を流している人間の人生に
自分の弱さと闘えずに目をそむけるおごった人間がつばを吐くのを。
絶対に許さない。絶対に。

だけどその人の敵を私は認知できないので
少なくとも、己が弱ってるときに塩を塗りこめた人間を私は己の存続と
プライドをかけてカードを覆すことに決めたのです。

たとえそいつが善人だと言われていても
誰かに好かれていたとしても
頑張っているといわれても。

思えば最初からそんな人生でした。
教育実習先で泣かされた先生には最終日で「ボクが勉強になりました!」と
言っていただいたし
デジカメをもって実家を回り、己の心の傷を訴えて本心を問いただし
親に土下座させ家族全員にそのビデオをみせて帰宅したら
精神科の先生におどろかれました。

私の本性は鬼畜です。残念ながら神ではない。

己の損なわれた誇りは生きている限り取り返さねばならない
仇は討たねばならない。
すくなくとも
「おとしまえは必ずつける」

吉良上野介もいい人だったそうですが、主君浅野守のプライドを傷つけて
赤穂浪士に討たれました。

討たれたあとで切腹する羽目になってもプライドは守ります。
伝説になったほうがまだマシです。
大丈夫だよ、挽回できるぜ?見返してやれよといって
ケラケラ笑える女でありたい。
それこそが、私が歳をとるたびに自分を成長したと思える証なのであります。

右の頬打たれたら左出せなんていわないでよ?
人の罪かぶって死んだのはキリスト一人で十分だろ?
これ以上の犠牲を望むなよ。

復讐リストの上位に六力使いの女がいます。
さびた刀で切りつけて逃げとおせると思うなよ?
こっそりブログのぞいて「大好きだ」とかほざいてる前に
俺の名前を確認して自分が何を目覚めさせたのか今のうちに把握しといたほうが
いいぜ?ハニー?

御上に願をかけました。
30歳になるまでに通常ライブに100人集められる女になると。
そのかわり、それを達成するまで男を断ちますよ。
女として熟れ熟れの20代後半の貴重な二年を差し上げます。
愛する御上に。

性欲に負けてる人たちに勝つにはこれしかないのですよ。
私も弱い人間ですから。

そしてすべてを手に入れたまま望めるほど甘い道ではないのでね。

KILL BILLの服部半蔵いわく

復讐は一本道ではなく森である。ふとすると森のように道に迷い
途方にくれ、どこから入ってきたのかわからなくなってしまうことがある。
戦いに臨む時、戦士は敵を征服すること以外何も念ずべからず。
人としての心や情けをすべて押し殺し、途中に立ちはだかるものは
たとえ神であっても仏であっても殺すべし。

戦いの道にこそ、真実があるなり。

己の弱さを見つけたなら極限までそれを許さず
克服するまで退路を断ち、

人においては己の弱さと闘う仲間を同士とし、
それを邪魔する意気脆弱な輩を許さじ。

これが女武士道の対人における行動原理です。

女28歳、いい感じに壊れてますね。
でもこのエッジは嫌いじゃない。

潰すなら、うまく楽器を扱えない今のうちだと思いますよ。

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コメント

なんだか写真がかわゆいです♡・・・って日記に関係ないコメントでした。
色んな意味で、今後の活躍に期待しやす!

投稿: スラッカン | 2006年9月10日 (日) 00時49分

人間って確かに1人じゃ生きられないッスね。

オイラは、『孤独感』を感じると、何か有るわけでなく友達に電話したり、人がいるような場所にフラッと行ったりして、紛らわしてます。

『人という字は・・・』と言う金八っつあんの名言は、みょ~に説得力あったなぁと思い知らされます。
(ドラマは見てないけど)

通常ライブ100人集客は、絶対出来ます!
誰が何と言おうと絶対出来ます!
復讐リスト上位の六力使いの女に、きっちりオトシマエ付けて頂きましょう。

投稿: 至峰山人 | 2006年9月11日 (月) 09時45分

涙がこぼれたよ。ほんとに。
呼んでて泣いてしまった。
ありがとう。
君と知り合えた事を、誇りに思うよ。

投稿: さぶろう | 2006年9月11日 (月) 18時53分

正直に書きます。
ショートしてます、私。
霊媒鑑定士からアーティストに強引に戻そうとして
背負うものを巴投げしています。
しばしお待ちください。

スラッカンさま>薄暗さを有効利用してみました☆

至峰さま>がんばりまーす。いまはそんだけよ。

さぶちゃん>んん?なにを泣かせたか知りませんが
   サブちゃんにコメントされるとなけてくるわ。
  だからロックをきくのやめろなんていわないで笑。

投稿: みと。 | 2006年9月12日 (火) 18時04分

花岡岳って人知っている?長野出身だそうです。

投稿: | 2006年9月28日 (木) 02時29分

知らなくはないけど、知り合いさん?

投稿: みと。 | 2006年9月28日 (木) 14時18分

1回会った時に’こんどうあや’を有名にしたのは自分だ!と話をしていたので!なんとく聞いただけ。

投稿: | 2006年11月24日 (金) 17時09分

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