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2006年7月19日 (水)

悪魔に魂売った女は再び一人になることにした。

本気を生きてる人たちへ。

久々に荒れた自分が帰ってきてました。
タロットが何を言おうが、
うちのテッチャンがみてようが
軌道がずれようがお構いなしに暴れてみました。

ストレートでコップ二杯のテキーラ流し込んで
とりあえず寝ておきたらメールして
電話して

「どうしたらいい!?どうしたらいいの!?」
とまくし立てて叫んでみました。
朝の五時まで。

こんなに不安定な自分がかえってきたのは
ポエトリーの会場で揉め事起こして
以降4年詩が読めなくなって以来です。
ステージに立っても気持ちが入らなくなったり
がんばって読んだものが人をひきつけなくなり
私は身を潜めるかのように版画家になりました。

揉め事を起こしたのは
初体験の相手と詩読みの会で再会したからです。
彼は有名な詩人でした。

愛してはいませんでした。
寝たのは挑まれたからです。

「本当の自分が知りたいか?」と聞かれて
でもって、その内心の恐怖で逃げるのがいやだったからです。
肉体関係は「好き」という感覚なくしてはいけませんね。

それから約五日間、
私はショックで引きこもりになり
飯も食わず電話にも出ないでロフトの階段で腰掛けて
最後の日に静岡の知り合いに電話して
かばんいっこ持って温泉に入ってから詩人になりました。

その男がつけた名前を名乗って。
その名前はその男が私を抱いたときの印象から名づけられた
ものでした。

言葉の力とはすばらしいもので
その名前の威力は絶大でした。
悲しみと処理し切れなかった感情とエロスと
そんなもの全部が一緒くたになって核爆発を起こして
いた私のポエトリーリーディングは
自分の読む順番が来るちょっと前から
腕につめ立てて押さえつけなければセーブが効かないほど
激しいものでした、少なくとも衝動に関しては。

こんなことを思い出したのは
ミトカルを早くも休止することにしたからです。
ハーモニーとかコラボレーション以前に
オイラは自分が人前でなにかやることの意味を
体で理解しなきゃいけないみたいです。

てか、一人で突き進むのが己の宿命のようです。
それだけは思い知りました。

とりあえず、アコギにとって最高の侮辱だと思いますが
パワーコードで弾きまくって
たった一人でステージに上がって
ゲロみたいに全部を吐き出すことからはじめます。
だって教本見ても抑え方がよくわかんないから。
名前は美虎娘娘で。

その昔、詩人時代にけっこういいミュージシャンに
取材とかしてたライターさんから電話がかかってきたことが
ありました。20歳のときです。
午前二時に
「もしお前がシーンに出てきたら絶対につぶしてやる」
といわれました。
敵はものすごく多そうです。彼もまだ現役ライターだし。

だりぃなあ、ホント。
ただでさえ霊媒ってだけで3Uの差別と戦ってんのに。
(ちなみに3Uとは嘘つき、胡散臭い、宇梶剛志....
 嘘です、受け入れがたいが正解)

アーティストにありがちだけど
堕ちるってのは自分から選ぶもんじゃないです
運命に選ばれたものがどうしようもなく進んでしまうものです
無理して飛び込む世界じゃない。

しかたなくそうなるんです。
業ともいえるかもしれません。
そして自分は版画とか文筆とか表現以外の場所で
生きていくことができません、嘘偽りなく。

だのに経済的に社会的に立脚できない現状に
歯軋りするほど苛立っています。
K沢の講師の仕事が終わったら私は駄目人間です。

別れた男に言われました。
「君は結局僕が必死に抑えてやめさせたことを
 全部復活してしまったんだね。」

しかたないよ、一度どろどろの融点まで溶かし込んでしまった
私の精神のマグマを固まらせることなど出来やしないんだ。

Tajaのナッポママンからメールいただきました。

私たちのマグマは消えやしないのだと。
ただ私たちは不安定で不器用で滅茶苦茶のまま
痛んだ記憶と経験で穏やかな表層を見せる技を
ただ手に入れただけなんだと。

要約しました。
今朝私を泣かせたこの文才を愛してます。

思い出してしまいました、
もしくは思い知ってしまいました。
自分は御上と会話する以前に悪魔に魂を売った女でした。

悪魔に魂を売った人間は
人並みの幸せとか標準とかそういったものを突き抜けて
不完全さを極限まで引き上げて世界と戦うしかありません。

たとえ愛しい世界を傷つけても
大切な人と別れても
己を貫き通すしかないのです。

生きることと芸術表現を引き離すことなんかできやしないんだ
引き離せる人間と、仲良くなんかできっこないんだ
心の深い内面で。

だからこそ作品は時空や世界を超えて
不特定多数と会話可能な代物になりうる。

地獄の底に堕ちる所まで堕ちたれば
それは深いトンネルとなって
いつか愛しい御上と会えるでしょう。
しばしの別れです。

とりあえず、
たった一人で潰しに行かなきゃいけないバンドが
いくつかあります。
私は全身全霊で何かを吐き出して
やはり本物にはかなわないと彼らに言わせて
涙を流してもらわなければ。
ある意味で言上げです。

表現する人たちには
ぶっ潰す相手と、大好きな人だけがいれば充分です。
ライバルとかいりません。めんどくさいから。
(強いていうならあと女の子。)

汚い言葉を吐いても不安定でも人として完成されなくても
多分大丈夫だと思う。ネガティブでも。
自分が少なくとも何がほしいかがわかってて
何度倒れてもそれを得るために立ち上がることが
できるなら。

人はそんなあなたに勝手に神をみますよ。大丈夫。
ちょっとその仮説を立証しにいってみましょう。

とりあえず総長特権として
次の8/20の東雲会で唄ってみます。
もし気に入ったらイベントに呼んでくださいな。

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