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2006年6月18日 (日)

美虎センセの初出勤☆

Ira22  Ira20  Ira21

「若いやつらはいつだって自分よりすげえんだ。」

かつて両国の町で出会った伝説のフォーク歌手は
そういって19歳の私に対等に接して話を聞いてくれた。
寺山修司の「田園に死す」にでてたその人の言葉を
私は今でも自分の言葉として大切にしている。

木曜日、原宿駅を出て代々木公園を通り過ぎる私の
額はもう大量の汗をかいていて、NHKの前を抜ける時に

「いやあん、もう♡♡♡!!!」

とか叫んでいる始末。
たいした器量もない私を助けてくれる人もなし、
私はべそかきながら
K沢デザインまでの道のりを走っていた。

このとき授業15分前。
.......ミクシで飲み会の告知なんかしてる場合じゃなかったね。

やっとこ10分前に着いた私を怒るでもなく
フツーに迎えてくれる先生方。
さすが、美術系、かんよーっつうかなんつーか....

昼休み後の授業は集まりが悪いとかで
15分のウエイトのあとで教室に向かう。
自分の学生時代を思い出す。

みとらっちは、なんと講師なんである。

しかし、教室はシルク作品の提出日とかでどたばた状態。
年七歳も離れていないわ、パーカー着てるわ
ガキくさいわで生徒は私が先生だと
いまいち認知できてなさげだった。

さっそく普段が引きこもり生活の私は
若者に押されている。
.....こういうときは素直になるに限る。

隣の教室に生徒を集めて作品を広げて
はじめましての挨拶をしたあとで結構早めに
私は言ってしまう

「すいません、普段引きこもりだからびびってんすよ、 まじで。」
権威台無し。


前半一時間は自分の作品の説明。
.....なんだか、受けがよかった。

しかし調子付いたのもつかの間、
今現在進行形の展示ですって福岡のファイルを開いて
私は、その写真の中に自分がラーメン啜ってピースしてたり
酒飲んでたり大量の神社とか
意味不明で御機嫌な写真を大量にぶち込みっぱなしなことに
このとき気づいた。

「うわああ、はずかしい、ただの旅行スナップだああ!
 ひじょーにはずかしいいい!!」

とか生徒の前でうっかり騒いだりして30分が終了。

おもいきり失笑されちったよ....orz。

それから後半30分は
彼らが卒業学年の生徒だということを念頭に入れてたんで、
作品紹介した後で
あとは如何に売り込みべたな私がチャンスをつかんだか?
という話に裂いた。

映画監督の竹内さんに展示会場に来てもらった話とか
海外に展示に行くきっかけとか
ミズマアートギャラリーにファイルをもっていった話とか
......

ところが緊張のあまり気合はいりすぎ
てか熱はいりすぎ?
てか早口?
てか金八?

前日にマイミクのまぐろまこさんとこの精神鑑定診断で
お友達は金八先生か一休しかいませんというのが出たのを
思い出してしまう。


どおあああ.......


もう、気づいたら大御所の先生が見てたにもかかわらず
「マジで」とか
「うちょーん」とか
おおよそ先生らしからぬ言葉連発....
きっとひいてたに違いない
いや、てかひいてたよ、だって黙って出ちゃったもんね教室


あああああ.....すんません、マジすんません


でもね、すんませんなのは言葉に対してじゃないんです
私はコレしか出来ないんです、すんませんの感じ。

決めてたの。
もう等身大でぶつかろうと
正直に一人の人間としての自分とノウハウをぶつけて話すしか
ないじゃんかって。
だって私は嘘がつけないんだもの。


そうしたら、最初の授業のあとで
二人のかわいらしいメガネ女子がやってきてこういった

「先生!」

ん?

「先生の授業に

      感銘 

        をうけました!!

私たち、この時間授業とってなかったんですが
材料費は自分たちでもちますから聴講させてください!!」



な、


ななななな


なんですって=======Σ(゜□゜;)ガーン! 


いいのか!?
トミーフェブラリー的かわいさ満点のメガネ女子たちよ
人生棒に振るかも知れんぞ!?
てかそれ以前に.....スタンド使いになるかもしれんぞ。

で、お金を払わせるのは忍びなく先生がたに相談。
するとちょっと困りつつも
「こっそり、こっそりだよ」って目配せ。

やったね!!ハイタッチですよ、ハイタッチ。
みとらっち、乙女の真剣なまなざしには弱いです、ハイ。

あとから助手さんに聞いたんですが
聴講生が出るなんて異例の事態なんだそうで....




そんなによかったかなあ....



     一風堂のピース写真....




その後は一通りまたオリエンテーションして
生徒さんと次週作品見せてもらったのもつかの間

講師室で助手さんに作品みせてもらったついでに
「実は前世がみえるんすよ」
なんて話したら当然
「え、俺はなんすか!?」
みたいなことになってお役目スタート。

....結局二時間半、鑑定して帰ってきました。
どっこいしょう☆

みとらっち決めました。
聴講生含め25名の皆さんを
美虎最初のバスターチルドレンにしようと。

私の心からの声をうけとってくれたことで
覚悟ができました。
アートに人の心を救う可能性があり
彼らが必然でここにいるなら
アートという魔法で世界を輝かすノウハウを
伝えることは必須義務。

若い人はいつだってすごいのです、
そして曲がりなりにも師匠になったなら
背中を追い抜かれて本望くらいのことできなきゃ
カッコわりいっしょ?

老人が子供にかえるように
アーティストには老いてファンにかえる道があるはず。

ダースベイダーを作らないように
同時並行で個人個人の可能性を見極めつつ
叩き込むつもりです、

ファックユーとデストロイとロックンロールを多用する
おいらの白?魔法を。

とりあえず今考えてるのはこんな感じ

彫りの指導?と見せかけて
裏テーマ:他人に作品を批判されたときの正しい対処法

擦りの指導?と見せかけて
裏テーマ:作品を強く見せる気持ちの込め方

自主課題?と見せかけて
如何に少ない版数でひきつける作品を作るのかのノウハウ

......とかね。

出し惜しみはしませんよ、出した分だけきっとこっちも
得るはずなのでね、楽しみです☆

以上、レポート終わり!!

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