東京都から支援物資が到着しました!水とまさかの段ボール二箱!これで1名分になります。活用するコツは、中のパンフレットのアレルギー一覧で中身を確認すること、それから、出来る人が中の食料を自分ちに合うように分け直す事です。ウチは私が今日、食欲がある人用とない人用に分けました。オヤツがあるのも助かります、子供を沈静化するのに役立ちます
しかし、自宅謹慎状態になって6日目にしての到着なんでやっぱり最初は食料の自力調達が必要です。月末から、保健所からの手配ではなく専用ダイヤルからの申込になるのでもう少し早く着くようになるやもです。行方に期待しましょう。
さて、前回の記録を上げたのは火曜日でしたが、1人隔離になっていた夫もあのあとめでたく?陽性になりました。
食器を煮沸してから別洗いするのに疲れていた父ちゃん、床が硬くて寝づらかった父ちゃん、一人でテレビを占領し、うるさい妻と離れ、バイオバザードを一気見してゲームして、うっかり午後に「平和だな…」と呟いてしまった父ちゃん
そんな生活は再び元の共同生活に。広々ベッドでコンドミニアム気分だった私の楽園も、夫を守ろうと買い込んだ消毒セットも無駄になりました。
そして夫には、ラゲブリオカプセルなる特効薬がもたらされました。直径2cmもあるカプセルです、一度に5錠飲まないと行けないらしくむせてます。
しかし、夫が咳をしてると伝えた段階で内科の先生は「(PCR)どっちでも良いけど」とか適当言ってたのに、陽性が判明した瞬間、抗体カクテル療法と飲み薬どうする?とか重大げに動いてるのがなんか納得いきません。こちとらずっと倒れ続けてるのに「仕方ないよ、我慢して」なので嫉妬もあるでしょう。
そんな私ですが、なんと木曜日にまさかの2回目の発熱をしました。悪夢の39度です。それは風呂上がりの夕飯前に起こりました。TVではネトフリの鬼滅の刃がかかっていて、宇髄さんが「ド派手」にいこうとしてる時に私の腹がド派手にいきました。
それはそれは壮絶な下痢で、そこから寒気と頭痛、発熱が起きました。なんかとにかく、鼻が塞がって息出来ないけど喉の奥もカラカラ。息は荒くなりましたが、夫と息子はTVやらゲームに夢中で気付きません。LINEでお客さんに現状をはなしたら白湯が良いのではという意見が。掠れた声で2人を呼びましたが
「お白湯…お、さ、ぁ、ゆ…」「…なんて?」「パパ、なんかママが言ってる」「え、何、おはぎ?」とか言ってるうちに2人は戻ってしまって放置されました。
で、30分位経ったところでやりきれなくなって「さ!ゆ!」と叫ぶとやっと白湯が出てきて4杯くらい飲み干しました。他にも色んな叫びがYouTubeとゲームに負けまして
私ついに陽性者相談窓口に電話したんですけど、症状を伝えたら、応対の女性が対処法を教えてくれる前にいつから発症したかという質問から始まり「保健所からSMSきましたか?」という質問が。「厚生労働省からハーシスってのが来たけどそれですか?」というと違うとのこと。そしてこう言われました「ごめんなさい、陽性者の方の対応はフォローアップセンターがすることになってます。保健所のショートメールがつくことで保健所の管轄の患者となり、フォローアップセンターと繋がりますが、繋がってない方をどうすることもできません。だから、ごめんなさいね、あなたに病院紹介するとか、ここでは何もできないの。息が苦しそうですね、救急車を呼んでください」
いや、なら最初にそれを聞け!!!!!
もう、色々理不尽で、理不尽過ぎて私「救急車呼ばない!私は!今辛いとわかって貰えなくて死にたい!死んで怨念になって父ちゃんも息子も呪ってやる!」と叫んで拒否しました
昼からずっと、漢字間違いを指摘されたり、慰問のついでにされた質問に答えたりして安静にし損ねたのを反省もしてたんだけど、1人の人間として大事にされてる実感が無いまま、便利な道具でしかない自分が嫌で悲しくて(だがしかし、私が一方的に話していたりお世話になった人間もいたがこの段階では忘れているとつけ加えておく)
皆、自分が一番なんだよな、あなたが大切、みたいなのを感じさせてもらう人を求めると破滅するのにまた失敗した、と己の癖も高熱の中で反省していたら、胸が痛くなってきましていよいよまずい。しかし、保健所から借りる予定だったからパルスオキシメーターもない
そんな訳で午前0時に救急車を呼びました。救急隊の方に聴取と血圧と体温とパルスオキシメーターを測って貰いました。パルスオキシメーターは98でした、熱は39度。そして、優しい目をした救急隊の男性に言われました「高熱以外は落ち着いているので、多分入院出来ません。病院は今から探すので2、3時間かかります。帰宅は公共交通機関の利用が禁止ですから徒歩になります。介護用タクシーは使えますが利用は五万円です。さて、どうしますか。」知らない街の病院から39度の熱の身体で歩いて帰る自信がなくて、諦め、辞退届にサインをしました。
熱は午前3時に37度台に落ち着きました。そして今日は土曜日で、外出禁止から1週間。私はオミクロンではなくならないと言われていた嗅覚を失いました。もう、コーヒーも楽しめないな。たまに息が出来てるのかも不安でパニックに。熱はないけど、夕方になるとコロナウイルスが暴れるみたいで頭痛と吐いたりします。あと下痢も。
息子はずっと元気、パパはずっと平熱で咳だけ、パパの症状だけでオミクロン感染を見抜くのは困難です。本当に厄介だこのウイルス!
私には整腸剤が追加されましたが、薬局のおじちゃんが薬を届けにきたときに、インターホン越しに「薬局でーす!薬届けに来ましたー!」とデカい声で言ったので膝の力が抜けました「感染丸バレじゃないのよ、アンタ」ドア開けなきゃいけないポストに配達されるAmazonの小物注文も盲点で、ネットスーパーの配達員がこういう時に限って横浜流星氏に似たイケメンなのも残念で、療養は残念修行の連続です
しかし、五感が失われるってこんなにショックなんだなぁ…打ちひしがれてます。
そんな訳で、29日からの復帰は諦めました。心の区切りが着くまで療養します